AKB48の旅

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マジすか学園4 第3話

2015年01月28日 | AKB
いちおう第3話の白眉は、ソルトがヨガに向けて吐き捨てた台詞「気にするな。誰も、あんたに期待なんかしてない」ということで異論はないんではないか。漫画的には、これでヨガは発狂するか灰になるところなんだろうけど、これで入山さん終了というわけにも行かないんで、今後はこれも伏線に使うのかな。

マジすか学園というフォーマットに、島崎さんと宮脇さんの関係性が嵌まり過ぎてるというか、ようやくにしてマジすか学園の基本設定のようなものと矛盾しない配役が可能になったんだな、まず感じたのはそんなあたり。大島さん、前田さん、松井Jさん、渡辺麻さんという配役だと、どうしても無視できない無理矛盾があったんだけど、今回はそこが解消されてる。だから心置きなく、このAKBワールドの言わばエイリアスを堪能できる。

物語には、その歴史背景の積み重ねが重要であることが、例によって何を今更だけど、実感される感じ。島崎さんが島崎さんなりに前田さんの背中を追おうとした、その悲哀がソルトの演技にしっかりとした裏打ちを与えて、重厚感すら感じさせてくれるし、一方で宮脇さんは、目一杯の背伸びのさらに厚底ではあるけど、「宮脇プロ」をしっかりと表現できてるように思う。

一方でアントニオとこびーの関係性と、アントニオの煮え切らなさが、何と言うか見え透いた伏線めいてて笑える。むしろ逆に、まさかとは思うけど、ここにサプライズが隠されてるかもとか、あらぬ期待を抱いてしまう。アントニオとさくらの関係性をどう設定するのか、そこから逆に、山本さんに対する秋元氏の視線が見えることになるのかも知れない。

まあ、どうしても前のめりで考え過ぎてしまうんだけど、それもまたマジすか学園の楽しみ方だろう。