AKB48の旅

AKB48の旅

ネ申テレビSeason19 Vol.10-12 チーム8合宿2015夏

2015年09月29日 | AKB
ネ申テレビSeason19のVol.10-12は、「チーム8合宿2015夏」と称して、チーム8による「会いたかった」公演初日出演メンバーを選ぶというものだった。ただ待ってましたとばかりけっこう期待して見てしまったんで、むやみにハードルを上げてしまったのかも知れない。これまでの合宿ものと比べてもちょっと物足りなく感じられてしまった。

まずはポジション立候補制だけど、これが良かったのかどうかが微妙な感じだった。個々のメンバーの意思決定過程をもうちょっと丁寧に追えていれば、また違って見えたのかも知れないけど。予想はしてたけど、やはりというか中野さんがちょっと病んでるようで心配。

次に採点方法。歌唱40点、ダンス40点、メイク10点、集団行動10点という配点は十分理解できるけど、実際の生点数を見ると、点数分布に不自然とまでは言わないけど、何らかの意図が働いてるかのような偏りのようなものが見えてしまう。まあちゃんと生点数を公表したのは評価することにやぶさかではないけど。

そして何より、その採点を視聴者がちゃんと確認というか追認できるような編集になってなかったのが、なんとも残念。そんな中、「特別枠」の2人については、スタッフの投票で選んだ様子がしっかり入ってて、結果、今回の合宿の中でここが一番興味を惹かれた部分になった。太田さん12票、横道さん10票、中野さん7票、永野さん6票という上位の票数と顔ぶれが、何と言うかリアル。

ネガティブなことばかり書いてるけど、これまでのネ申テレビの合宿企画が秀逸だったんで、そこは比較の問題ということで、今回にしても十分に楽しめる内容だったことは、ちゃんと書いとこう。これだけの内容をたった3回、72分程度に盛り込むには無理があるわけで、ここは恒例の「完全版スペシャル」を期待したいところ。

もひとつ付け加えるなら、ダンス担当の荒垣寿子先生による総評の言葉がなかなか良かったかな。「不可能を可能にしていく」「常に挑戦」。確かにチーム8にはそれが垣間見えるし、たぶん草創期のAKB48もまたそうだったんだろうなと思わせてくれる。