AKB48の旅

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スペースシャワーTV「欅坂46スペシャル-世界には愛しかない-」

2016年08月29日 | AKB
Catch up「欅坂46」という感じで、スペースシャワーTVの「欅坂46スペシャル-世界には愛しかない-」を興味深く見た。

番組のメインは、守屋茜、志田愛佳、渡辺梨加、織田奈那の4人、菅井友香、小林由依、今泉佑唯の3人、石森虹花、平手友梨奈、渡邊理佐、土生瑞穂の4人(それぞれ敬称略)という3組によるロングインタビューで、これを見る限りは、欅坂には複雑系の動的組織形成は起こっていないように見える。

割とありがちな女子集団というか、現状、おだやかな静的組織状態のように見える。批難の意図はないよと例によって念押しだけど、仲良しお嬢様グループ感とか女子大生グループ感が前面に立つ感じ。そういえば「欅って、書けない?」でも誰かがそんなことを言ってた。各インタビューグループをなんとなく仕切ってるのが、それぞれの筆頭にあげられてる守屋さん、菅井さん、石森さんで、ゆるやかな年功序列メインによる秩序というところかな。

AKBの黎明期はともかくとして、メジャーデビュー期というくくりだと、この欅坂の組織構築は、AKBとは相当に隔たりがあると思われる。このあたりは、チーム間の葛藤、脱退者(卒業者)、選抜システム、そして売れない苦悩と、これでもかとばかりに置かれた状況が違うわけで、当然と言えば当然なのかも知れない。さらにはこの先、AKBには選抜総選挙までもが課されることになる。

では乃木坂と比べるとどうか。乃木坂のことをちゃんと理解してるとは思えないんで、間違ってるかも知れないけど、乃木坂では決して払拭できなかった虚構感がほとんどなくて、生身の人間の素が出てる感触がなんと言っても印象的。もちろん好印象。そんな中、長濱さんだけが表層しか見えない感じで、これが「孤独」ということなのか、あるいは乃木坂にまとわりつく「虚構感」と同等のものなのかとか、いろいろ考えさせられる。

あとは、TIF2016の映像が素晴らしかった。BSスカパー版とは別カメラの別編集で、実はBSスカパー版はあまり印象が良くなかったんだけど、それが大幅に改善されることとなった。やはり平手さんだけが異次元にいるようで、平手さんの推しカメラというと言い過ぎだけど、アップがメインになると「サイレントマジョリティー」も「世界には愛しかない」も、圧倒的なパフォーマンスとなる。MVの感動がよみがえる。

これを見てあらためて思ったのが、平手さんと欅坂というグループとの関係性というか、この平手さんの突出ぶりを今後ともどう扱っていくのか。それはもちろん運営サイド、そして秋元氏の手腕ではあるんだろうけど、当然のようにメンバーサイドの覚悟と、グループとしての高次の組織構築が必然的に求められることになるのではないか。

AKBにおけるキーパーソンが高橋さんであったように、それは長濱さんの働き如何になるのか。それとも例によって予定調和を崩す、予期せざる展開になるのか。