個性と相対関係

乃木坂「奇跡」の１期「不屈」の２期…３期生は？
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170513-01821379-nksports-ent

話をＡＫＢ４８に移すと、前田敦子や板野友美らタレントぞろいの１期生に、加入当初は１期生を激しくライバル意識し、お祭り騒ぎが得意な大島優子や宮沢佐江ら２期生。もともとアイドルが好きで、ＡＫＢ４８にも憧れてＡＫＢ４８に入ってきた渡辺麻友、柏木由紀らの３期生がいる。結果的に、これらのメンバーを中心に、唯一無二の国民的アイドルグループが生まれた。乃木坂４６の構成とも、重なる部分があるように思う。

メンバーそれぞれの個性と相対関係を、一例、発生生物学における遺伝情報と位置価という比喩で捉えてみるというのは、ありかも知れない。ただし、AKB48と乃木坂46のルックスを含めた「初期値」からして相当違っていたとされてるし、実際のAKB48第一章が、散逸構造による自己組織化過程から、さらなる相転移にまで至ったのに対して、乃木坂46ではそうならなかったという決定的な違いにも留意すべきかと。

このあたりは散々考察し尽くしてきたと思うので、例によって批判の意図はないよと念を押した上で、両者の「重なる部分」は、意外にもほとんどないかも知れない、とか書いてみようかな。