AKB48の旅

AKB48の旅

似て非なるもの

2017年07月24日 | AKB
AKB48だけじゃない じつは1970年代から続くアイドルと女子プロレスの接点
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170721-00000002-wordleaf-ent

女子プロレスラーもアイドルも、肉体を使った表現者としてそのパフォーマンスで観客を魅了するという点は共通しているが、両者にはさらなる類似点があるという。芸能評論家の三杉武氏はこう語る。

 「プロレスラーも、アイドルも特定の空間でのその時点でのパフォーマンスだけでなく、その成長過程や生き様でファンを魅了する点も相通じるものがある。“点”ではなく“線”、現在だけでなく過去や未来も含めて楽しむファンの熱量に支えられている部分は大きいでしょう」

 プロレスラーといえば、メインイベントやタイトルマッチに絡む人気レスラーになる前は誰しも先輩レスラーの付き人として雑用をこなし、デビューしてからも若手は前座試合などで技術を高めたり、経験を積んでいく。

 アイドルもまた、メジャーな存在になるまではほとんど客のいないステージでパフォーマンスを披露し、グループやユニット内でも先輩メンバーたちのサポートをしたり、バックダンサーを務めたり、代役を務めたりしながら成長を遂げていく。

 「それにプロレスもアイドルも『強さ』や『可愛さ』といった単一的な基準だけで評価が決まるものではなく、個性を武器にさまざまなタイプの魅力を持つ者が活躍できる土壌がある点も共通していると思います」(三杉氏)


その通りなんだけど、だからこそ「混ぜるな危険」ということにもなりかねない。似て非なるものは、その類似度が高いほど摩擦係数が上がる。忌避度が強くなる可能性がある。

認識という作業は概ね比喩に基づくのだけど、その比喩が近すぎれば、それは新たな認識として独立できない。だからこそ極小の差異といえども、極大へと誇張する必要に迫られるし、実際、心の働きはそうなってると思われる。そのような言わば「認識の錯覚」を、不肖私などは不快にすら感じてしまう。「似て非なるもの」という関係性には、だから比喩に値する最適な距離感というものがあって欲しいと思う。

ミライ☆モンスター 7月16日
http://blog.goo.ne.jp/ichthyophagi/e/063169f96222929c61496b8e6223e5bf