欅坂46とミュージカルの親近性 エンターテインメント集団としての表現を1stアルバムから考察
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170730-00010004-realsound-musi
しかし、平手は「サイレントマジョリティー」の「モーセ」の部分で自分の姿がかっこよくみえるのは、他のメンバーがいい表情で列を揃えているからだとインタビューで答えている(『QJ』vol.129)。そこでは、個の表現と集団の表現は一体になっている。また、彼女は、みんなで一つの作品をつくるのはミュージカルみたいな感覚かもしれないと発言している。加えて、欅坂46の曲は全部つながっている気がするとも話していた(『ROCKIN’ ON JAPAN』2017年4月号)。エンディングで「サイレントマジョリティー」へとつながる「月曜日の朝、スカートを切られた」のMVは、平手の言葉を裏付けているかのようだ。
若いメンバーたちには、反発心も慈しみの心もあるだろう。ミュージカル的な感覚のエンターテインメント集団である欅坂46に、大人への反抗や個の自己主張と、謙虚、優しさ、絆が同居していることに無理はない。私は『真っ白なものは汚したくなる』を、そんなアルバムとして楽しんだ。
素晴らしい論考だと思う。引用部分はムリクリで、できることなら全文引用したいくらい。
円堂都司昭氏の署名記事。ググってみたけど、あれれ、ロキノン系の音楽ライターの方なのかな。私、何かいろいろ勘違いしてる?
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170730-00010004-realsound-musi
しかし、平手は「サイレントマジョリティー」の「モーセ」の部分で自分の姿がかっこよくみえるのは、他のメンバーがいい表情で列を揃えているからだとインタビューで答えている(『QJ』vol.129)。そこでは、個の表現と集団の表現は一体になっている。また、彼女は、みんなで一つの作品をつくるのはミュージカルみたいな感覚かもしれないと発言している。加えて、欅坂46の曲は全部つながっている気がするとも話していた(『ROCKIN’ ON JAPAN』2017年4月号)。エンディングで「サイレントマジョリティー」へとつながる「月曜日の朝、スカートを切られた」のMVは、平手の言葉を裏付けているかのようだ。
若いメンバーたちには、反発心も慈しみの心もあるだろう。ミュージカル的な感覚のエンターテインメント集団である欅坂46に、大人への反抗や個の自己主張と、謙虚、優しさ、絆が同居していることに無理はない。私は『真っ白なものは汚したくなる』を、そんなアルバムとして楽しんだ。
素晴らしい論考だと思う。引用部分はムリクリで、できることなら全文引用したいくらい。
円堂都司昭氏の署名記事。ググってみたけど、あれれ、ロキノン系の音楽ライターの方なのかな。私、何かいろいろ勘違いしてる?