AKB48の旅

AKB48の旅

ネ申テレビ Season 26

2017年11月14日 | AKB
Vol.1-3は、「ポストこじはる選手権」。阿部マリア、入山杏奈、加藤玲奈、久保怜音、小嶋菜月、込山榛香、篠崎彩奈、高橋朱里、谷口めぐ、田野優花、中西智代梨、西川怜、樋渡結依、向井地美音、茂木忍、伊豆田莉奈(敬称略)の16人が、言わば互選による脱落ドボンゲームで「ポストこじはる」を決めるというもの。

脱落順に、「一番ダサい」のが小嶋さんと篠崎さん、「すっぴんが一番ヤバい」のが、高橋さんと込山さん、「性格の表裏の差が一番大きい」のが、谷口さんと樋渡さん、「将来体型が一番崩れそう」なのが、入山さんと中西さん、「ほどよい色気が一番無い」のが、田野さんと久保さん、「将来一番成功できなさそう」なのが、西川さんと茂木さん。

勝ち残った阿部さん、加藤さん、向井地さん、伊豆田さんによる決勝で、「くしゃみの姿が一番ひどい」のが伊豆田さん。「推し変したファンが出戻りしてきた時に、イイ女の一言を言えなかった」のが加藤さん。最後は敗者の投票により、「ポストこじはる」は阿部さんということに。

ある意味、いちばん選んではいけない人を選んでるようにも思えるし、そこは番組サイドも分かってるというか、最後のオチは、向井地さんの「ポスト伊豆田」認定になってた。

Vol.4-6は「いちごちゃんずキャンプ」。15期生が千葉県の花の里オートキャンプで1泊するというもの。テント張りにハンモック作り、キャンプの定番カレー作り、その他、予定調和の展開。恒例の合宿もの同様、15期生のそれぞれの個性や、内部構造が透けて見えてた。

これを見ただけで、上段から振りかぶってエラソに言い放ってしまうけど、15期生の「限界」というか天井感なんだけど、これって詰まるところ、向井地さんと込山さんの二人の「限界」に帰結してるんじゃないか。そう思わされてしまったかな。

Vol.7は、例によって「暗記道」。9期生V.S.10&11期生による決勝戦。横山総監督の初クリーム砲が、いちおうの見所だった。

Vol.8-11は、恒例の「16期研究生合宿2017秋」。2泊3日の最終日にオーディションをして、「君はペガサス」の7人選抜バージョンを、10月8日のAKB48グループ感謝祭~ランク外コンサート~ in 幕張メッセで披露するというもの。

ダンスの先生は、あれ?初めてかなの朱染かれん氏と、アシスタントのyachin氏。歌唱の先生は、おなじみの菅井秀憲氏と、アシスタントの山田香織氏。

単なる私の記憶違いにして思い違いかも知れないけど、今回の合宿は、これまでのものとはちょっと毛色が違ってるように見えた。こういうふうに表現するのはアレなんだっけど、自己啓発セミナー的なアプローチが希薄になってて、感情失禁のようなシーンは、ほぼ映像としては捉えられていなかった。

これは単にそういうシーンを編集でカットしたということなのかも知れないけど、実際に放送された映像を見る限り、敢えて言うなら、コレまでと比較して「ぬるさ」のようなものが感じられたので、本当に合宿の基本コンセプトに修正があったのかも知れない。

合宿の進捗とともに、メンバーのリミッターが外れてる感触はあったけど、その程度は穏やかなものだったとも言えそう。このリミッターは、日本人特有の他人に迷惑をかけない行動規範だったり、しがらみや同調圧略だったりすると同時に、あらゆるものに意味が付与されたハイコンテクストの一表現でもあるわけで、あるいは今回の合宿の作法の方が、より望ましいあり方だったのかも知れない。

実際の映像でも、点数でも、田口さんが抜けていたんだけど、その魅力は十分に発揮されてるとは言いがたいようにも感じられた。もちろん個人的な感想に過ぎないんだけど、少なくとも、菅井先生が感じ取ったという「世界」は、私には残念ながら見えなかった。

なんかいろいろ雑に書き殴ったけど、やはり合宿企画はオモシロいということで、今後の16期研究生がどうなっていくのか、興味が引かれるようになった。