AKB48の旅

AKB48の旅

満を持して

2016年01月26日 | AKB
AKB新曲初披露 初センター宮脇咲良「緊張」
http://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/1596262.html

宮脇はコメントも発表し「今でもこのシングルのセンターに選ばれたことが信じられないです。前田さん、大島さんに挟まれるポジションはプレッシャーですが、いわばドリームチームみたいなメンバーによる10周年記念シングルなので、まずはとにかく楽しむという気持ちで臨みたいと思います」。

第4回選抜総選挙での、HKTから唯一、最年少初当選47位。その戸惑う個性的な表情に、ハッとさせられた。今でも鮮明に覚えてる。例によって後付けではあるけど、それでもそれだけでも、最初からモノが違ったことが分かろうというもの。あの時点で宮脇さんを推した、現場のヲタさん達の目利きぶりには、ただただリスペクトしかない。

次にあげたいのは、やはり第4回じゃんけん大会でのショートカットに純白ドレス。あの一瞬も実に鮮烈で、目に焼き付いてる。あの辺りから隠れようもない、いわゆるアイドルオーラが輝きだしてたように思う。以後は常時、キラキラ感がハンパない。それでもどこか自信なげにキョドる表情があって、ご本人的には、外見と中身、立場と実力の齟齬があったんだろうことも伝わってきてた。

その後のAKBチームA兼任、「希望的リフレイン」での渡辺さんとのダブルセンター、「マジすか学園」での島崎さんとのダブル主役。その他諸々。こうやって振り返ってみても、例によって後付けだけど、既定路線だったようにしか見えない。18歳をターゲットに、センターとして粛々と育てられ、ついにこうしてレジェンドメンバー、元祖神セブンを後見人に従えての、公式お披露目を迎えることとなった、そうとしか見えない。

ちょっと話が飛躍するけど、AKBを決定付けてきた言わば高橋指原体制を、一種の遊牧民的双分性として解釈することができるのかも知れない。とすれば、新しいAKBの姿はその拡張としての、比喩としてだけど横山島崎「王権」と指原宮脇「王権」という二重構造に収斂していくのかも知れない。

第5回AKB48紅白対抗歌合戦

2016年01月25日 | AKB
本番が12月15日、BSスカパーでの放送1月17日ということで、なんか間が悪いような気がしないでもないけど、ようやく見終わったと言うことで、感想などつらつら。

今回何より感じたのが、決してリップサービスではないだろう、司会の堺正章氏が何度か高く評価してたように、そして審査員の尾木直樹氏、リリーフランキー氏も絶賛してたように、エンタテインメントとしてのレベルが高いこと。一つ一つのパフォーマンスが素晴らしいのはもちろんのこと、編集が良い仕事してると言うこともあるだろうけど、台本そして段取りが秀逸レベルで、過去にあったようなストレスを感じさせない。

個別では、まずはチームごった煮(坂口渚沙、佐藤七海、岡部麟、小栗有以、佐藤栞、太田奈緒、中野郁海、倉野尾成美)の「しぇからしか!」を絶賛したい。この曲はHKTには合ってないとかねてから感じてたけど、これを見て確信に変わった。やはり向き不向きというのはあるなあ。

宮脇さんと後藤楽々さんの「トイプードルの君の物語」は、ひたすらカワイイ。とりわけ、宮脇さんとペアを組んでも全く引けを取らない後藤さんに刮目。リリーフランキーさんの「膝に来る」という論評が見事というか、正に言い得て妙。

HKT48の生バンド演奏による「前しか向かねえ」はもう、いろんな意味で圧巻。ライブ感満点で、コンサートのHKTの面目躍如としか。指原さん、とんでもないものを作り上げたなあ。

生演奏と言えば楽器の王様ピアノなわけで、「今、話したい誰かがいる」に感動。楽曲が良いのはもちろんのこと、森保まどか、入山杏奈、加藤玲奈、岡田奈々、後藤萌咲、谷口めぐ、大森美優(敬称略)というヴィジュアルの説得力。見事に乃木坂とは似て非なるものになってて、AKBと乃木坂の違いがよく伝わってきたように思う。

山本さんの「右肩」は、去年も書いた覚えがあるけど、どうしてこう難曲ばかり選ぶのだろうと。しかも当の前田さんの真ん前で披露するという。そこが山本さんらしいのかも知れないけど。渡辺さんの「それでも好きだよ」は完璧だった。誤解を恐れずに言うなら、ここにも良く現れてると思う、渡辺さんと指原さんの言わば「鏡像」関係が面白い。「アボガドじゃね~し」って凄い曲だと再確認させられた。

9期生による「夢の河」にも感動。9期生の分厚い物語と「夢の河」という曲の物語がみごとに共鳴してたけれど、直後の高城さんの卒業発表と「桜の木になろう」が、ちょっと霞んでしまったかも知れない。でもこう重ねるしかないよなあ。

横山さんの「一歩目音頭」はちょっと予定調和だったのに対し、指原さん歌い出しの「365日の紙飛行機」は、なんか反則気味(どんなルールか分からんけど)の、言わば予定調和崩しになってたように思う。これで私的にも白の勝ちになったし、たぶん大差の要因になったんじゃないか。もしかしてこれも指原さんのアイディアなのかな。

NGT48劇場こけら落とし 緊急再放送

2016年01月24日 | AKB
あらためて見入ってしまった。生放送と比較したわけじゃないけど、「再放送」とうたってるんだから、違ってるのは終盤がぶち切られたのを、そのまんまラストまで続けただけのはず。確認とかはしてない。

取り敢えずのNGT48の売りは何なんだろうと考えてみて、どうしても行き着いてしまうのはセンターの加藤美南さんということになりそう。とにかく一目見れば誰にでも分かる身体能力の高さ。リズム感やスピード感が素晴らしくて、踊ってる姿がとにかく魅力的。それもダンサー的ではなくアスリート的。こういうタイプのセンターは初めてではないだろか。

後付けと言えば後付けだけど、歴代のセンターを振り返れば分かるように、それは単なる象徴とかではなくて、グループの個性を決定してしまうのは明らかだし、そういうセンターがしっかり選ばれてきてるということにもなる。

加藤さんに引っ張られたのかどうか、そして劇場のステージが広いと言うこともあるのかも知れないけど、メンバー全員のフリがきびきびして大きくて気持ちが良い。最初からみんなのリミッターが解除されてる感じで、個性が良く発揮されてる。それも柏木さん、北原さんが埋もれるくらい。これはなかなか凄いことなんじゃないかと思う。

逆に考えれば、柏木さん、北原さんが全く違和感のないレベルにスタートアップを持って行った、行けたとも見なせるわけで、この辺りはもちろんメンバー構成の違いもあるだろうけど、HKT48の経験、そして指原さん投入の経験が生かされてるとも考えられる。

あと気がついたところでは、似て非なる新衣装の効果かな。一番古い「PARTYが始まるよ」公演なのに新鮮に感じられるくらい。キープコンセプトだけど新しい。この新衣装の威力は絶大で、茅野氏の偉大さを今さらながらに感じ入った。そしてこのレベルのスキルとフレッシュさで見せられてあらためて分かる、「PARTYが始まるよ」公演の神っぷり。処女作を越えることはできない「法則」を思い出した。

鎌田菜月ぐぐたす1月22日0:17

2016年01月23日 | AKB
鎌田菜月ぐぐたす1月22日0:17(改行位置変更)
https://plus.google.com/u/0/111577742898202735013/posts/StH6B2Qp94E

お家のどこに飾ろうかな。

先日、昨年行われましたAKB48選抜総選挙のトロフィーが手元に帰ってきました!

総選挙の発表後、個人の名前を入れていただくためお預けしていたのです

半年以上ぶりに再会したトロフィーには、しっかり私の名前がありました
箱を開けそれを見た瞬間に、嬉しいがじわっと溢れてきたんですよ

名前が呼ばれ、トロフィーを手に取れた瞬間のやったー!!!!

そう震えるような嬉しさとはまた違った嬉しさ

改めて70位という文字を見て
そこには私の名前があって
そのトロフィーの重さをしっかり感じられて

これが胸が熱くなるってことなんだ。
そう実感できました

こんな熱い気持ちをありがとう。

この気持ちは、きっと人生で1度きりの特別なものです
絶対に絶対に、どれだけ私がおばあちゃんになっても忘れません!

皆さんの支えがあり、私は皆さんからステキなチャンスをたくさんいただいています

どれもとても嬉しくて、順番なんて付けられません

私にとって全部が全部特別です!

ランクインすることが出来た昨年の総選挙も、残念ながら圏外の結果となった一昨年も
CM選抜やグラビアの投票にラジオ

どれも皆さんがいたからこそ、背中を押してくださったというそのことが嬉しいのです

1人じゃないんだ。
必要としてもらえてるんだ。
期待してくださる人たちがいるんだ。

その気持ちが私の大きな原動力です

このGoogle+が私自身の大きな変化になったのかなとは思います

でもそれは私だけの力をじゃないです

私がそこまで歩き続けられる力をくれた
昔から私を応援してくださる皆さんがいたからこそです。
ありがとうございます。

そしてGoogle+や、そういった発信で私を新しく応援してくださるようになった皆さん

皆さんが『何だこの子!』そういって、楽しんでくださったからこそ、私も恐れず色々やれております笑
弱虫で引っ込み思案な人間の私に、勇気をくれてありがとう。

ただ鎌田はそうやって遊ばれてるだけ。

そう言う人もいますが、私はそれでもいいかなとも思っています

アイドルは別に愛想が良くて、ただ可愛いをお届けするのが全てじゃないと思うんです

アイドルは誰かを笑顔にしたり、元気にするのがお仕事じゃないかなって

弄られて傷つくことはもちろんありますが、それが笑顔に変わるなら私は別にいいかな

傷つくことより、嬉しいが勝ちます

それにチャンスになるなら何でも武器にしないと、私にはそんな余裕があるほどの持ち合わせがありません

ただ可愛い子なら、どこにだっています

人間顔面の好みもそれぞれですからね!
実際鎌田は自分の顔面が好みではありません笑

もしかしたら邪道かもしれない
ずるいと言われるかもしれない

けれど、これが私にとっての道です

人が歩くから道は出来る
何て言いますが、後輩にこの道を進めとは言えない…かな

後から歩いても意味のない道です

皆さんと肩を組んで、今歩くからこそ意味のある道なんです(*^^*)

このトロフィーを見るだけで、たくさんたくさん考えてしまいます
いろんな気持ちが動きます

ただ大事にしたいから、もったいないから
それだけじゃなく、本当ないろんな意味でね

このトロフィーどこに飾ろう…笑

いや、飾れるかな?!


正直、まったくのノーマークだったんで、このぐぐたす書き込みをたまたま目にして、ちょっとびっくり。いささかあわてて、ぐぐたす過去ログに目を通してみて、ツイートをざっと見ていろいろ再確認。鎌田菜月さんかあ。総選挙70位ランクインというのが、あまりにも遅まきだけど今さら納得。

まずなんと言っても引きつけられたのが、日本語が上手なこと。そして適度なスパイスの効いた品と知性を感じる。上記ぐぐたす引用を目にした当初は、変な比較の仕方だけど、リアル寄りだけどマイルドにヲタクの入った、もうちょっと年長の宮脇さん風かなとか見てたんだけど、ぐぐたすを遡って読んでいくと、相当な「自分語り」上手であるということが分かる。この能力はけっこうな武器じゃないだろか。

弟7回選抜総選挙の70位のスピーチを見返してみたけど、やっぱりこれでは伝わらなかった、刺さらなかったのも宜なるかな、かな。

「これから 川栄李奈」

2016年01月22日 | AKB
内容的にはかなり薄味。まあ川栄さんの地頭が良いのは明らかだろうけど、知識がないのもまた明らかみたいで、だからこの内容で十分に等身大なんだろう。と言いつつ、テキストの文面からは「川栄臭」があんまり伝わらなくて、編集の手が相当入ってるっぽい。後付けを見ると、「編集 湯浅光世(幻冬舎)樋口早紀(幻冬舎)」とのことで、このお二人なんだろう。

んなわけで、あんまり深みとかはなくて、さーっと表面を撫でるように読めてしまうんだけど、それでもそこだけ引っかかったのが「襲撃事件」について触れたくだり。ここは流石に当事者しか分からない、書けないものになってたように思う。「顔を守らなくちゃ!」という文字が、ぼーっとそこだけ仄明るく見えるくらいにリアルに感じられた。

腰巻きの秋元氏の推薦文が、島崎さんとすら比較にならないほど、さらに歯切れの悪いものになってた。まあそうだろうなあという感じ。