AKB48の旅

AKB48の旅

SHOWROOMで毎朝配信5か月超『朝5時半の女』チーム8大西桃香 :「リアルも見に来て欲しい」

2017年03月16日 | AKB
SHOWROOMで毎朝配信5か月超『朝5時半の女』チーム8大西桃香 :「リアルも見に来て欲しい」
https://news.yahoo.co.jp/byline/satohitoshi/20170314-00068672/

SHOWROOMによって、ファンとメンバーの距離がスマホを通じて短くなり、従来のアイドルの姿を大きく変えた。スマホの向こうの大西がコメントを拾ってくれることによって大西に親近感を持ったという人も多いだろう。毎朝必ず5時半にスマホを開けば大西に会える。「毎日必ず決まった時間にスマホでメンバーに会える」という安心感がファンからの人気の秘訣のようだ。SHOWROOMで大西のことを知ったというファンが多い。仕事に行く前に大西の早朝配信で元気をもらっているファンも多いだろう。

だが、SHOWROOMはあくまでもスマホのアプリであり、情報伝達の1つのツールにすぎない。本当の大西はスマホの画面からだけではわからない。毎朝5時半にはスマホ越しに大西とコミュニケーションできるが、それでも大西が配信できる内容には限界がある。当たり前だが、大西自身もスマホの前で話しかけているだけで、ファンの顔はスマホから見ることはできない。大西もたまに配信後に一抹の寂しさを覚えるようだ。だからこそ「是非、実際にシュートサインの握手会や劇場公演、さいたまスーパーアリーナに来て、リアルな大西を見てほしい。いつものSHOWROOMでの姿と違う姿を見ることができる。大西もファンの皆さんの顔を見たい」と呼びかけている。

握手会やさいたまスーパーアリーナではスマホの前に毎朝登場する大西とは違う大西を見ることができるのだろう。もちろん大西以外の他のメンバーもSHOWROOMではほぼ毎日、配信してファンとコミュニケーションを楽しんでいる。ここでは大西のSHOWROOMへの取組みについて思いを語ってもらったが、ここで伝えられることにも限界がある。是非大西のSHOWROOMだけでなく握手会、劇場公演、そして劇場公演、そして4月2日のさいたまスーパーアリーナでのコンサートにも足を運んでリアルな大西を楽しんでみてはいかがだろうか。


あいかわらず読み応えのある佐藤仁氏の素晴らしい記事。

引用部分からは愛情すら感じられる。やはり愛がなければ人は語れないんだろう。

NHKEテレ「発表!Nコン2017課題曲」の「願いごとの持ち腐れ」

2017年03月15日 | AKB
まずは「願いごとの持ち腐れ」という楽曲のできがすこぶる良い。なかでも秋元氏らしいなと思わされたのが、「持ち腐れ」という語感。こういう少なからぬ人にあまり響きが良くないなと思わせる言葉、NHKとか合唱コンクールとかの「お堅い」イメージとそりが合わないかに見える言葉を、しかも表題にしてくるあたり。

最近はあまり言わなくなってるけど、「刺さる」というコンセプトを、こういう企画でもしっかりとキープしてるということなんだろう。

そしてお手本として披露されたNコン合唱選抜35人による歌唱が素晴らしかった。たぶん声だけならそうでもなかったかも知れないけど、そこにヴィジュアルが付くと、もはや圧倒的になる。歌唱のあらゆる瞬間に表情があり情感が表現される。目が耳が釘付けになる。お手本としてはレベルが高すぎるぞ。

それも当然というか、そもそもがオーディションにより選び出された中から、さらにファンによる選別に晒された選抜メンバーなんだから、選りすぐりの精鋭であることは自明である上に、そこにさらなる劇場を代表とする経験値が厚く積み上がってるのだから、当たり前すぎるとも言える。

あとは横山さんの成長かな。もしかして台本にリハーサルだったのかなと思わされるくらいに、安定のMCにしてコメントだった。

ちなみにNコン合唱選抜は以下の通りとのこと。画面から読みとってのソプラノ、メゾソプラノ、アルトのグループ分けは断念。どっかに落ちてないか探してみたけど、見つけられない。

【AKB48】入山杏奈/大家志津香/岡田奈々/小栗有以/小田えりな/柏木由紀/加藤玲奈/川本紗矢/木崎ゆりあ/久保怜音/小嶋真子/込山榛香/高橋朱里/峯岸みなみ/向井地美音/武藤十夢/横山由依/渡辺麻友

【SKE48】後藤楽々/須田亜香里/高柳明音/古畑奈和/松井珠理奈

【NMB48】市川美織/白間美瑠/山本彩加/山本彩/吉田朱里

【HKT48】兒玉遥/指原莉乃/朝長美桜/松岡はな/宮脇咲良

【NGT48】北原里英/中井りか

COUNTDOWN TV 3月11日の「シュートサイン」

2017年03月14日 | AKB
出演メンバーと序列は以下の通り。

須田-木崎-白間-岡田-中井-小嶋-高橋-武藤
----入山-横山-柏木-山本-向井地-加藤
-------指原-松井-小嶋-宮脇-渡辺

正規の選抜メンバーと序列は以下とのこと。

大家-湯本-大西-中井-川本-後藤-松岡-込山-島田-松村-峯岸-吉田-市川
-------須田-木崎-白間-岡田-入山-加藤-兒玉-小嶋-高橋-武藤
--------横山-柏木-指原-松井-小嶋-宮脇-渡辺-山本-向井地

比較してみると、正規の前2列が「メディア選抜」相当の模様。あらためて3列にキレイに折りたたまれてるのと、兒玉さんのアンダーに中井さんが入ってることが分かる。

何を今更だけど、AKBの序列ってオモシロいな。

AKB48SHOW#144の被災地訪問

2017年03月13日 | AKB
3月11日放送のAKB48SHOW#144は、3月4日に行われたAKB48Gによる第63回被災地訪問の様子だった。

被災地訪問については過去ログであらかた書き尽くしたと思うけど、やはり初回のがれきの山の中、自衛隊が見守る中で歌い踊る姿の衝撃があまりにも凄まじかった。ASKAさんもブログに書かれていたとおり、あれこそ奇跡のような女神の現前だった。1000年に一度の大災害の時に、AKBGが存在したことの意味を、やはり考えざるを得ない。

少し前、乃木坂の特徴として虚構としての(性的な意味での)女性性ということを書いたけど、あまり比較とかはしたくないんだけど、今回あらためて被災地訪問の様子を見てて感じたのは、AKBGの特徴としての母性だった。

破壊と死の蔓延の中にあって、はかなくも美しい生命力、癒やしと治癒、育みと希望に彩られた姿は、正にパンドラの箱に唯一残された希望そのものであるように見えた。

川栄さんと指原さんの類似点

2017年03月12日 | AKB
AKB48から華麗なる転身 『とと姉』など話題作出演も…「見返さないし、できれば見たくない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170310-00000000-ykf-ent

「普通は作品を見て、反省して、次に生かそうというのがあると思うんですけど…恥ずかしい。あと、もう撮っちゃったものは、反省したところで、もう後には戻れないので」

 実は、この切り替え力こそ、アイドルから女優へと転身する上で、大きな武器になっている。

 「仕事は撮影が終わったら終わり。家に帰っても役を引きずることはありません。性格だと思います。先日も撮影現場で、監督さんに『川栄さんって、どこでスイッチが入ったのかわからない方ですね』といわれました。ワンクールで何作品もできない方も多いと聞きますが、私の場合は何役掛け持ちしても苦にならないんです」

 今後は「女優一本」ときっぱり。理想像もある。

 「ガチッとお芝居をするというよりは、見ていてすごく自然だなと思えるお芝居を意識しています。好きな女優さんは満島ひかりさんですが、何でも演じられる人、変に色がついていないというか、この人といえば『これ』というものがない人、女優としていろんな色に染まることができるのが理想です」

 自然体でどんな作品にもなじむ“色なき女優”を目指し、一瞬一瞬を大切に生きている。


川栄さんの才能については何度か絶賛させていただいてるけど、この記事を読んでて妙に腑に落ちる点があった。ああ、川栄さんて、指原さんと共通する部分があるんだなと。

頭の回転の速さと状況を読む力。それも、昨日の記事ではぬけぬけとタイトルに忍ばせた、とりわけ「自己了解像と世界認識」ということ。ほとんどすべての人が、ここを硬直化させてしまったり、絶対座標にはめ込んでしまったりしてしまうわけで、そこから自由であることの、いかに困難なことか。

もうちょっと踏み込んで書いてしまうと、「自己了解像と世界認識」を透徹させる、そこから歪みを排除し続けるためには、思想信条に寄らないのはもちろんのこと、ものすごい情報処理能力と知的作業の連続が必要となる。それは一例、天気予報の計算を行うスーパーコンピューターなんかに擬えられるものであり、常人のなし得るものではない。

指原さん同様、川栄さんにはそれができているように見える。もちろんそこから先は違っていて、指原さんが構造化を働きかける側、分かりやすい表現だとプロデューサー目線であるのに対し、川栄さんは構造化される側、正に女優という立ち位置になってると思われる。

あとは付け足しみたいだけど、元記事から「襲撃事件」が綺麗さっぱり欠落してるのが興味深かった。そこはいわゆる「配慮」ということなのかも知れないけど、こうした「作業」こそが、メディアなり記者さんなり、そして読者なりの「自己了解像と世界認識」を曇らせて行くことになったりするんだけどね。