AKB48の旅

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「SHOWROOMがなかったらアイドル辞めてた」“朝5時半の女”大西桃香がなぜ早朝配信を続けられたのかを語る

2018年06月20日 | AKB
「SHOWROOMがなかったらアイドル辞めてた」“朝5時半の女”大西桃香がなぜ早朝配信を続けられたのかを語る

飽き症だし低血圧。それでも毎朝配信を続けたのはファンとの交流が心から楽しかったから

義務になるのはイヤだから目標は掲げたくない。だから「◎◎回突破しよう!」とは言わないでください(笑)

配信ポイント1位で勝ち取ったセンター。センターだからプレッシャーになったというのは一切なし! とにかく心地よかった

アイドルをやっていく自信がなくなった時期も。SHOWROOMが救ってくれました


なんとも大西さんらしい、ふつーのインタビュー。けれどもそんな普通のすぐ近傍にこそ「革新」は存在するという、これ以上はない実例。

362度

第10回 AKB48世界選抜総選挙雑感

2018年06月19日 | AKB
ひととおり選抜総選挙の録画を見終えたけど、まあ、例年通りくらいの面白さはそれなりにあったかとは思うけど、どうだろう、私的にはやはり「大西ドリーム」を越える関心を引かれたネタはなかったかな。「最高の親孝行」というスピーチの言葉に、どれだけの思いが込められていたことか。

というわけで当ブログ的に、今回のMVPはやはり大西さん。新人賞は、92位ではあるけど、山内瑞葵さんを選ぶしかなさそう。

あとは、事前にロングテールのみが遺残するという、頭を狩られて熱的死に墜ちるという危機感を持ってたわけだけど、どうやら獲得票数のべき乗分布は維持されて、ちょっとだけどほっとした。と言いつつ、この「構造」の正体の大半が、SKE48というローカルな事情だった、と考えるしかないところがなんとも。

そんな沈滞と表現するしかないだろう状況を打破する方向性が、中井りかさんなんだとしたら、それはそれで問題なんだろうし、中井さんがそれだけの器なのかどうかは、正直疑問だし。かと言って"PRODUCE48"は、勘弁して欲しいし。うーむ。




指原さんの副音声解説

2018年06月18日 | AKB
どうやら来週6月24日、「BSスカパー!での完全放送」が実現するとのことだけど、事前に悲観したほど、今年のフジの地上波放送は悪くなかった、どころか素晴らしかった。と言っても、もちろん副音声の方のこと。

正にリアル「実況」状態。いや楽しかった。指原さんの聞き取りやすい声と、的確すぎるコメントが、いちいち秀逸すぎる。さらには、LANとWANを自在にスイッチングするかのような、「村内」と「村外」を自在に行き交う鮮やかさ。しかも驚くべきことに、そのピボットとして古市憲寿氏が機能していた、あるいは指原さんによってうまく利用されてたこと。こんなことできるんだ。

けれどもそんな副音声の情報内容よりも、はるかに驚かされたのが、情報処理の方。言わば指原さんの聖徳太子モード。こんなこと可能なのかと驚嘆するしかない、メンバーのスピーチと、副音声解説の古市さん、トレエンたかしさん、シソンヌ長谷川さんの話、さらには主音声の宮根氏の話までも、そのすべてを同時に聞いて、そのすべてをちゃんと処理してた。反応してた。

これまでは比喩として記述してるつもりだったけど、まじでマルチタスク、マルチレイヤ処理が可能なことを見せつけられた感じ。指原怪物伝説がまた一つ。

「秋元康氏との今後の関係が悪化しないように」

「大西ドリーム」

2018年06月17日 | AKB
まだちゃんと見れてないので、順位をざっと見ただけでの、とりあえずの雑感など。

と言いつつ、ほとんど「大西ドリーム」に尽きるかな。見事に38位に初ランクイン。しかも、チーム8枠で見れば、倉野尾さん、坂口さんを差し置いて、大西さんより上位には小栗さんを残すのみ。38位という数字以上に、これは快挙だと思う。

去年のSHOWROOM選抜1位に一切こだわることなく、連覇なんて無意味だと悟ったかの如く、「大西ドリーム」に「選択と集中」した、その潔さたるや見事としか。

実際、二番煎じはしょせん二番煎じなんであって、中井りかさんにとってはリベンジという大きな意味があったかも知れないけど、大西さんにとっては、そこにあるのは予定調和でしかありえないと考えられる。

本ブログでは何度か指摘してきたんだけど、大西さんというのは、気がつかれにくいんだけど、小さな「ファースとラビット」の塊のような存在。SHOWROOMの毎日5時半配信は、それだけ聞くとたいしたことないように思われるかも知れないけど、言わばテレビのオルタナティブ的な何かを、提供し得た可能性がある。

かつてテレビの朝の情報番組は、ステレオタイプとしてのリーマン(の一部)の目覚まし代わりにして、整容と朝食の友だったんだけど、その地位はすっかり地に墜ちてしまった。理由は様々だろうけど、そこで見たい絵柄が得られず、聞きたい情報が流されないという、何よりニーズに合わなくなってしまったからだろうと思われる。

それを大西さんの5時半配信は、見事にかっさらった可能性がある。もちろん実人数としては数千人程度なのかも知れないけど、カレントなネット社会、SNS情報社会では、マスである必要性なんかない。むしろ一部の強いニーズに特化することこそが、正しい選択となる。

このあたりが、「編集権」問題なんだというのは何度か仄めかしたけど、別に勿体ぶってるんではなくて、議論がめんどいので、私が逃げてるだけ。ただ驚くべきなのは、このあたりを理詰めで理解してるとは思えない大西さんが、鮮やかに正鵠を射てること。この人の(小さな)突破力には、ただただ驚嘆するしかない。




あらためて秋元イズム

2018年06月16日 | AKB
選抜総選挙10周年 AKB48グループがずっと守り続けているもの

もちろん、挑戦には失敗がつきものだ。けれども失敗を恐れたら何もできない。何もしないことの方が失敗するよりも罪だという。

 「失敗は怖いですよ。だから失敗しないように最大限の努力はしますが、それでも失敗することはあるのです。今の世の中、起業しても10年後には9割くらいビジネスに失敗しています。それだけ新しいことをやるのが難しい、当たらない時代です。エンタメもそう。それを全部ヒット打ち続ける、ホームラン打ち続けるのは難しいのは当然です。だけど、失敗してファンの批判を浴びることを恐れたら何もできなくなりますよね。新しい一歩を踏み出して、AKB48グループの可能性を開拓しないといけないのです」


長い記事だけど、語られてることはシンプルに秋元イズムそのもの。ほぼ「予定調和を壊す」「勝利条件は勝ち越し」この2つに尽きると思う。

けれども実際のところ、「神の予定」を決して知ることのできない人は、漆黒の闇の中を手探りで進むという、底なしの恐怖と戦うしかない。無に打ち勝つことなど誰にもできない。それでも前進するしかない。なんのことはない、それって人生そのもの。