ふかのじょう
深野城は伝承の城である。
松阪市深野町に來迎寺という浄土宗の寺があり、
宗祖は法然上人といわれ阿弥陀如来がご本尊である。
創建は治承三年(1179)だが、
永禄十二年(1569)には織田信長の乱入により焼失する。
地元の歴史家に聞いた話ではここに城があったという。
恐らく寺が建つ丘陵の先端にある凸状の台地がそれにあたると思われる。
大正15年8月に初代中條氏が記念碑を建てられた際に見晴らし台として
改変されているので城として断定できなくなっているのであろう。
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