☝改変された主郭部
☝西側尾根の削平地
☝北東尾根の段差
☝段差にある石積
☝切通し
☝堀切
☝土塁
城名 |
南張城 |
読み |
なんばりじょう |
住所 |
志摩市浜島町南張 |
築城年 |
不明 |
築城者 |
不明 |
形式 |
山城 |
遺構 |
曲輪、堀切、土塁 |
規模 |
東西110m×南北20m |
城主 |
不明 |
標高 64m 比高 26m |
書籍 |
無し |
環境 |
北の山裾を流れる南張川は西へ迂回してから太平洋へ流れ出る。まるで水堀である。南側の太平洋に面する崖は水面からほぼ垂直を成している。陸の孤島と言っても間違いでない状況の要害である。 |
現地 |
山頂の主郭部は公園化によって改変され当時の様子は残念ながら推察できない。北東側の尾根上の遺構は当時の様子を残していると考えられる。他の城には見られない遺構の配置など一見の価値がある。 |
主郭と北東部の曲輪をつなぐ階段状の小さな曲輪の北側には石積の様子も伺える。 |
考察 |
海城といってもいいかもしれない。状況からは海をおさえる城と考える。ところが、主郭部が改変によってなんら推察する情報が得られないことで北東に伸びる遺構についても考察はしないことにする。 |
感想 |
今後、太平洋に面する中世の城を数多く観察した上で、海をおさえる武将が造る城について総括ができればと考えた。その時この城についてもう少しましなコメントができよう。 |
地図 |
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