三重を中心に徹底訪城 検索「山城遺産」「セルフコラボレーション」 ペン画で歴史を伝承 時々徒然に

中世の城を主に訪城しています。三重県が多いです。百名城は96/100。総数で600城。新発見が4城です。

太田城

2017-09-18 11:22:16 | 古城巡り

 

 

👆 城を二分する道路              👆 向かって左手山の階段を登る

  

👆 階段が急角度に曲がったところに        👆 Ⅱ郭の空堀と思われる

 

👆 空堀は半円状に長く続く           👆 道を挟んでもう一方の郭

 

👆 Ⅱ郭から空堀越に主郭を望む         👆 主郭

 

👆 主郭西奥の竹藪に削平地           👆 村の端から遠景

 

城名
 太田城
住所
 津市安濃町太田宮城・宮後
築城年
 永生年間(1504~1520)
形式
 平山城
遺構
 郭、空堀、土塁
規模
 東西40m×南北150m
城主
 平松通資 - (甥)道善
一族
 北畠家家臣。
標高 40m 比高 22m
歴史
 「平松家系図」によると兵乱の世の中に野盗から村を守るために、村人の要請により北畠材親平松六郎兵衛通資を遣わした。永生年間(1504~1520)にここに築城し、その後二代目の甥の平松通善などが居城したと伝える。詳細不明なところが多い。
書籍
 三重の中世城館 
環境
 安濃の穀倉地帯を比高20m位で西に見渡す丘陵にある。安濃川まで1.4Kmで見渡せる。
現地
 東西に長く郭が二分する。中央の道が後世のものかとも考えられる。
感想
 平松家系図による、村人の要請で国司家が役人を派遣して城を造り監視するなど、国司家も意気な計らいをしたものだ。戦国の世にあってホッとする話である。

地図

 <!-- 太田城 -->

 



最新の画像もっと見る

コメントを投稿