👆 長野川に沿うように城はあった
👆 城の一部と思われる削平地
城名 |
森城 |
住所 |
津市森町 |
築城者 |
堀氏(注1) |
形式 |
平山城 |
遺構 |
不明 |
城主 |
堀宮内、堀金右衛門 |
標高 30m 比高 10m |
書籍 |
勢陽雑記 三重の中世城館 |
環境 |
城の西側は10mの断崖となり土塁は北側から西南にかけてあった。 |
北側に8mの堀があり堅固な様子がうかがえた。 |
東南にかけて江戸初期に寺院が建立され、その後土取りなどで全体の形状はつかめない。 |
勢陽五鈴遺響 |
森城跡;中堀金左衛門尉居セリ、とある。 |
現地 |
縄張り図と現地の様子が今一合点がいかない。現地の様子がかなり変化したという事か。 |
考察 |
かなり改変されている。現在の形状は森城のどの部分にあたるのか比定するのは困難と判断した。 |
感想 |
近接の七栗一色館とは同じ地域内であり距離も1.2Kmなので有機的な関係があったと思われる。 |
注1 |
堀氏は北畠家臣、家紋に上羽蝶を用いた平氏一族。 |
宮内は120町歩を拝領してこの森村に居住したのが始まり。 |
代々北畠氏の軍役を務める。 |
天正4年(1576)大河内城の戦いで宮内とその子太郎右衛門が討死した。 |
孫の金右衛門は木造家の家臣となり戸木篭城戦、刈田の合戦で目覚ましい働きをした。 |
地図 |
<!-- 森城 --> |
。 👇 地区の風景 |
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