財務省、偽りの代償 国家財政は破綻しない/高橋洋一/扶桑社/2022
財務省出身の名うての元官僚、高橋洋一が、財務省にとって都合が悪い事を、一冊の本ですべてぶちまけた名著。
見出しを一読すれば、精読すべき重要箇所がはっきりわかるようになっている。
問題意識ある方に、特にお読みいただきたい箇所は、「財務省の税務権力に怯える政治家」、「政府資産の大半は天下りに使われている」、「財務省に餌付けされるマスコミ」、「財務省が日本経済の破綻を騒ぐ理由」、「財政債券は経済成長で解決できる」、「歳入庁設立で組織解体が必要な理由」。
他は、上記に付随するコマゴマとした事項。
著者は、動画出演、出版、講演活動等、今や売れっ子の言論人の代表格。あれだけ多忙な中、手抜きすることがない。
本書でも、他の著作と同様、著者ならではの卓越した見解を知ることができる。
高橋洋一の凄さを証明する一冊と言っていい。
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