絵解き ルソーの哲学 社会を毒する呪詛の思想/デイブ・ロビンソン、オスカー・ザラット/渡部昇一監訳/PHP研究所/2002
タイトルにあるように、漫画チックな素材を用いて、ルソー哲学の根本的欠陥を解説した珍しい本。
高校の倫理・哲学で学んだ、ルソーが保守政治思想の視点で眺めると、とんでもない思想であることを知らされる。
巻末に中川八洋の解説が読める。
歯切れ良い解説は、教科書の副読本に掲載すべきものである。
それくらい、教科書執筆者たちは、保守政治思想を知らないで執筆しているということなのである。
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