日本の美しい言葉辞典/梅内美華子/ナツメ社/2020
歌人である著者が選んだ、美しい日本語辞典。情景を再発見できることを目的に1000語の言葉を選んだ。この種の辞書は、近年発刊が相次いでいるが、1000語を扱うビジュアル本の中でこの本以上に価値ある本は他にない。
くそ真面目に順番に読んでいくのではなく、枕元におき、寝る前に今日一日の会話を振り返り、パラパラめくってみる、そんな読み方がふさわ . . . 本文を読む
財務省を解体せよ!/高橋洋一/宝島社/2018
国民生活を犠牲にし、際限なき増税実現することで、天下り枠確保することを省益としてきた、財務省の問題行為の手口を紹介した暴露本。
財務省は、第一次安倍政権時代、官界中枢に配置された秘書職ネットワークを活用し、政権重要文書配布を妨害、出来上がっていた国会答弁用の想定問答集の抜き取り(削除)をやっていたとある。マスコミ対策として、調査能力がほとんど無い . . . 本文を読む
美しい「大和言葉」のいいまわし/日本の「言葉」倶楽部/三笠書房/2015
たかが100語程度の大和言葉に関する用例辞典なのだが、使用頻度が高く、格式ある言葉を厳選している。ちょっとした式典など、スピーチに使えるものが多い。現首相が、基本的な外交マナー、食事の作法すら弁えず、暗い顔をして斜めネクタイ姿で、ヨタヨタ歩く姿を見せられると、一人の日本人として言葉遣い含め襟を正すつもりで日頃の挨拶、会話で . . . 本文を読む
無敵の生きかた みんなが味方になる/小林正観/廣済堂出版/2009
仕事、家庭、人づきあい、子育て、健康、人の悩みは尽きない。本書は、それなりの人生経験ある人にとって、生きづらさ、精神的疲労感、ストレスを感じた時に、その原因が精神的なことである場合、自身が陥った呪縛を解き放つ魔法の書みたいなところがある。
目標がはっきりした若い人はともかく、それなりに試練を乗り越え、真っ当に生きてきた人にとっ . . . 本文を読む
海外要人との握手の仕方、食べる時の作法、外交デビューの機会で、立ち振る舞いすべて問題視される方が、首相となった。
新聞記事等で顔を見るのも耐え難く、おにぎりを一気食いした画像などを見ると、吐き気がする。
人間社会ではマナー、作法は、立場が上になればなるほど重要視される。あまり知られてはいないが、経済団体のトップはその辺のところを弁えた方が多い。そういう視点で眺めると、マナー、作法に問題ある政治 . . . 本文を読む