タヴィストック洗脳研究所 情報操作・世論誘導・社会変革、心理をあやつる「見えない政府」/ジョン・コールマン著/太田龍監訳/成甲書房/2006
ダヴィストック研究所が、歴史的に果たしてきた役割と経緯、関係機関の名がズラリと並んでいる。
驚愕すべき事実ではあるが、なぜそう判断したのか、根拠が書かれていない。
根拠を書けば、情報提供者の生命に危険が及ぶという見方があるが、別の事情があるのかもしれない。
ところどころ、大変面白い指摘があるだけに、著者の表現手法に問題があると言わざるを得ない。
私は、この本のことをトンデモ本と思ってはいないが、この程度の表現手法なら、トンデモ本と評価されても仕方あるまい。
むしろ、著者の至らないところを、監訳者が補助すべき内容だったと思うが、監訳者もそういう意思はないようであり、その点において残念な本ではある。
ただ、ダヴィストック研究所が、特にアメリカの人々を国家ぐるみで洗脳するための機関とみなす場合、本書は、ダヴィストック研究者の入門書となるに違いないことは確かである。
ダヴィストック研究所が、歴史的に果たしてきた役割と経緯、関係機関の名がズラリと並んでいる。
驚愕すべき事実ではあるが、なぜそう判断したのか、根拠が書かれていない。
根拠を書けば、情報提供者の生命に危険が及ぶという見方があるが、別の事情があるのかもしれない。
ところどころ、大変面白い指摘があるだけに、著者の表現手法に問題があると言わざるを得ない。
私は、この本のことをトンデモ本と思ってはいないが、この程度の表現手法なら、トンデモ本と評価されても仕方あるまい。
むしろ、著者の至らないところを、監訳者が補助すべき内容だったと思うが、監訳者もそういう意思はないようであり、その点において残念な本ではある。
ただ、ダヴィストック研究所が、特にアメリカの人々を国家ぐるみで洗脳するための機関とみなす場合、本書は、ダヴィストック研究者の入門書となるに違いないことは確かである。
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