goo blog サービス終了のお知らせ 

閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

Fire生活談、世相・世情 💹📆、書評📒、知的生産技術💻📱を書き綴ります。⏳

タヴィストック洗脳研究所 情報操作・世論誘導・社会変革、心理をあやつる「見えない政府」

2014年09月16日 | 書評 心理学
タヴィストック洗脳研究所 情報操作・世論誘導・社会変革、心理をあやつる「見えない政府」/ジョン・コールマン著/太田龍監訳/成甲書房/2006

ダヴィストック研究所が、歴史的に果たしてきた役割と経緯、関係機関の名がズラリと並んでいる。
驚愕すべき事実ではあるが、なぜそう判断したのか、根拠が書かれていない。
根拠を書けば、情報提供者の生命に危険が及ぶという見方があるが、別の事情があるのかもしれない。

ところどころ、大変面白い指摘があるだけに、著者の表現手法に問題があると言わざるを得ない。

私は、この本のことをトンデモ本と思ってはいないが、この程度の表現手法なら、トンデモ本と評価されても仕方あるまい。
むしろ、著者の至らないところを、監訳者が補助すべき内容だったと思うが、監訳者もそういう意思はないようであり、その点において残念な本ではある。

ただ、ダヴィストック研究所が、特にアメリカの人々を国家ぐるみで洗脳するための機関とみなす場合、本書は、ダヴィストック研究者の入門書となるに違いないことは確かである。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本は平安時代すでに神の国... | トップ | 太平洋に消えた勝機 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿