日本においては、キリスト教弾圧ばかりが強調されるが、まず、キリスト教宣教師が布教活動以降、日本人が奴隷として国外に売られた。
男は、インドのゴアの守備隊の兵士として、女は………………………。である。当時、渡欧した日本の使節団はそのことを見ている。
その時代、キリスト教宣教師は、アジアのみならず、世界中の侵略の尖兵だった。ラテンアメリカ、アジア、みなそうである。
日本においては、キリスト教宣教師たちは、キリスト教布教に協力的な大名にのみ、武器を融通した。この意味おわかりであろう。
キリスト教に無関心な大名は、キリシタン大名に亡ぼされ、亡ぼされた支配地域の人々は売られたのだ。
ここに、日本のキリスト教の原点がある。原罪と言うべきかもしれない。禁教と迫害を映画化するなら、この部分の省略はすべきではない。
そして、キリスト教宣教師はその売買を仲介、マカオがその集散地だったのだそうだ。
それにしても南蛮貿易、なんと卑しい名前であろうか?
それだけの卑しい商取引があったからそういう名前が付けられたとみるべきなのだ。
キリスト教禁教はその後に起きたことである。原因があって結果があるのだ。
奴隷貿易、植民地支配の意図があって禁教されたと見るべきなのだ。
遠藤周作は、そのことも知らずして、隠蔽するつもりで小説家、今度は映画化されるそうである。
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http://www.yomiuri.co.jp/culture/20161102-OYT1T50004.html?from=ytop_main8
キリスト教徒弾圧、遠藤周作の「沈黙」映画に
2016年11月03日 17時36分
小説家・遠藤周作(1923~96年)が、長崎を舞台に書き下ろした代表作「沈黙」を原作にした映画「沈黙―サイレンス―」の公開を前に、作品に出演している俳優の塚本晋也さん(56)が長崎市の日本二十六聖人記念館で記者会見を開き、映画をPRした。
キリスト教徒が弾圧されていた江戸時代の日本に来たポルトガルの宣教師が、拷問を受ける日本人信徒の惨状を目の当たりにして苦悩する物語。米国の巨匠マーティン・スコセッシ監督がメガホンを取り、米国では12月23日、日本では来年1月21日から公開される。
塚本さんは、長崎市外海そとめ地区がモデルとなったトモギ村の敬虔けいけんなカトリック信徒・モキチ役として出演。「原作そのままに大作となっているので、遠藤周作とスコセッシ監督の世界をぜひ大きな画面で見ていただきたい」と語った。
2016年11月03日 17時36分
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さて、日本のキリスト教会は、政治活動ばかりしているという評判がある。
慰安婦問題の推進団体であったり、靖國参拝に反対したり、何か、宗教活動の場を隠れ蓑にした政治団体のようである。
日本のキリスト教の総本山みたいな地点、西早稲田2-3-18は一大反日政治活動拠点となっているそうだ。
牧師や司祭による、性犯罪、放火、つい最近は、沖縄でアメリカ軍基地の反対運動で逮捕された牧師がいたそうである。
また、噂によると、日本にいる聖職者の大半が韓国系ではないかと言われている。
ここで、述べていることは、ネットで検索すればいくらでもヒットする話ばかりである。
日本のキリスト教は、本来の信仰とは別次元の世界のように見える。近づかない、関心を持たない方がいいと思う。
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