今夜は感動的な映画を2本観てしまいました…。
1本目は「蝉しぐれ」で、黒土三男監督の作品ですが、藤沢修平の下級武士を扱った時代劇は、素晴らしいですね・・。
これは昨夜の日曜映画劇場で放送していた映画ですから、ご覧になった方も多いと思いますので、端折ります・・。w
今日初めて知って、初めて観た「バベットの晩餐会」という映画なんですが、1987年度のアカデミー賞“外国映画賞”を受賞した作品でございます・・。
19世紀後半のデンマークを舞台にしたヒューマンドラマ。監督は、デンマーク出身のガブリエル・アクセル(『アムール』)。原作者も同じくデンマーク出身で、『愛と哀しみの果て』の原作者として知られているアイザック・ディネーセンです。質素な生活を送るプロテスタントの村人と、フランスからやってきたカトリックの女性との交流を描いてます。見所は一夜限りの豪華なフランス料理が並ぶ晩餐会。“食”という芸術を堪能出来る作品です。
厳格な牧師の父の元に生まれた姉妹マーチーネ(ビルギッテ・フェダースピール)とフィリパ( ボディル・キュア)。小さな漁村で暮らす美しい姉妹には、若い士官ローレンスやオペラ歌手パパンが求愛したが、ふたりは質素な暮らしを求めて愛を拒み独身を貫いた。ある嵐の夜、そんなふたりの元にフランスから革命を逃れて、パパンの紹介状を持ったバベットという女性が訪ねてくる。ふたりはバベットを家政婦として雇うことに決めるが…。
日頃はアクションものやサスペンスホラー映画が好きなんですが、偶にはこういった心を洗ってくれるような、人生を考え直させられるような映画は本当に良いですね・・。
どんなに美味しいフランス料理よりも、納豆に焼サバ、又は玉子かけご飯の方が好きなワタクシですから、フランス料理に感動したワケじゃありません・・。w
人間の生き方について感動してしまったのです・・。
観た方の95%以上の方が絶賛していますので、観て絶対に損のない素晴らしい映画です・・。
現在、GyaOで放送していますので、是非、ご覧あれ・・!