現代の技術の進歩は凄いですよね・・!
設備屋の世界でも凄いスグレモノがあります・・。
竣工前の各種検査では色々と測定なんかするワケですが、先日、福岡の現場で凄い測定器を見ました・・。
それは非接触型の放射温度測定器なんですが、大きさはちょうど携帯電話ぐらいだったかな・・。
赤外線のレーザーポインターで、手の届かない天井面や天井ウラの温度をレーザービームを当てるとデジタルで計測出来ちゃうんです・・!
これは本当に便利ですねぇ・・!
エアコンの吹出し空気温度を簡単に測定出来るし、ダクトやエアコン本体の表面温度も簡単に下から測定出来るのが素晴らしい・・!
今、福岡で工事中の現場は内装工事が中心なんだけど、木工事が多いので空調機を運転しているんです・・。
それも20℃24時間運転なんです・・。
建物内で長時間作業している職人さんたちからは、寒過ぎるって文句が出てるんだけど、アメ公からの空調条件だから変えられないらしい・・?w
外気が乾いている時はまだ問題ないんですが、湿度が高いとアチコチで結露が発生します・・。
梅雨の時期は外部の天井部分の石貼りが結露していましたし、天井内の換気ダクトも結露してしまって、本来は保温の必要も無いのに保温することになってしまいました・・。
そこで、レーザービームの温度計で色々と測定して見たんですが、何と吹出し空気温度は9℃、普通ならGW25mmで良いものをGW50mm巻きにさせたサプライダクトの表面温度が何と13℃だったんです・・!
これじゃぁアチコチで結露するのは当たり前ですよね・・。w
未だ吹出口(ブリーズライン形)は取付けてないんですが、取付けたら即、結露しちゃうんだろうなぁ~?w
自分の監理している現場なのに他人事のように聞こえるでしょうけど、実はワタクシは前から絶対に結露するから結露防止型の吹出口にしないと駄目だと何度もアメ公の客に言って来たんです・・。
ところが、アメリカじゃ一般型のブリーズラインを使っているが結露したことはないので、一般型のブリーズラインにしろって却下されちゃったんです・・。w
結露防止型のブリーズラインは、見た目がちょっと悪いのは事実なんです・・。
ヒーター付BLは最長2.0mまでしか出来ないし、ヒーター無しの場合は、プラスチック製のカバーを被せるので、こんなのカッコ悪いって言うのです・・。
部屋は暗いし、天井の色もBLも黒なんだから、誰も気付かないよっ・・!
って言っても聞き入れてくれないので、実際に結露して大騒ぎにならないとワカラナイだなこれが・・!w
そんなワケで、いずれ日本では20℃の冷房条件は無理だと分かるでしょうけどね・・。w
そもそも冷房温度の20℃運転はメーカーの適正運転範囲外だから、故障しても保証してくれないだろうし、引き渡しする前に壊れちゃうんじゃないかと心配ですね・・。w
話が変わるけど、実はウチのエアコンが調子が急に悪くなったんです・・。
27℃に設定しても寒いぐらいの時もあるし、23℃にしても汗ばむほど涼しくならなかったり・・!
まぁ、それは何とか我慢しているんですが、遂にドレン管が埃や猫の毛で詰まってしまったらしく、エアコン本体からポタポタと水が落ちてくるんです・・。
水滴の落下場所に洗面器を置いて凌いでいますが、カバーを外して掃除しようと思ったんですが、どうしても中が見えず、掃除が出来ないんです・・。
近い内に業者を呼ぼうと思っていますが、幾ら取られるんだろう・・?w