ムネオの厠

後期高齢者の平凡なブログですが、何か…?

§26 ワイキキの夜は更けて-1

2005-05-24 02:50:22 | 旅行記

 今回は海外シリーズ第4弾!ハワイ編でございます。^^)v
ロシア旅行以来、長らく海外旅行にご無沙汰しておりました。
何と15年も・・・。

1989年5月のGWのことでございます。
私は会社の仲間たちとゴルフ旅行でハワイにやってまいりました。
ワイキキビーチの外れにあるホリディ・インに宿泊し、5泊7日のゴルフ三昧、何でもありの久々の海外ツアーでございます。
私ももうすっかり中年の仲間入りした年齢になっておりました。(笑)

我々はレンタカーを借りて、昼はゴルフ、夕方はショッピング、夜はクラブ通いと、おもいっきりハワイを満喫しておりました。
滞在中は天気にも恵まれ、私の肌はロコよりも黒く日焼けし、オヤジ達は肌の黒さを競い合うほど快晴が続いたのでございます。(笑)
同行したメンバーは4人、現場の所長、営業マン、そして40歳で離婚したばかりのO氏でございます。

バブルの全盛時代だったのでしょうか・・。w
私は、所長からもらった6万円と自分で用立てた30万円が、贅沢三昧の日々を送ったおかげで、滞在4日目にはもう残り15万円と600$となっておりました。(笑)
大した買い物もしていないのに・・。(笑)

4日目の夜のことです。
そろそろブランド物のお土産でも買おうかと、4人でホノルルのメインストリートであるカラカウア通りへと出掛けたのでございます。
私はホテルのS・Bに預けていた全財産をサイフに入れ、それをポーチの中に入れて小脇に抱えながらみんなにくっ付いて行ったのでございます。
 ※S・B=セーフティーボックス(貴重品の一時預かり所)

4人とも買い物の趣味やお気に入りの店の違いで、何時しかバラバラにカラカウア通りをうろついておりました。
私の10mほど前を、O君がしきりに物欲しそうにキョロキョロとしながら歩いておりました。

この通りは夕方ぐらいから、直ぐそれと分かるようなケバケバしい娼婦達のメッカでもありました。
そして、この通りをニタツキながら短足で闊歩しているのは、わが同胞の日本人がほとんどなのでございます。(笑)
娼婦達は日本人の独り歩きの男性を見つけると、
必ず「ハロー!スケベアソビ シマセンカ?」とか、
「ハロー!ワタシト アソビマセンカ?」などと日本語で声を掛けてきます。(笑)|゜ν゜)ノ ィョゥ

10m先を歩いていたO君が、小柄な金髪の白人女性に呼び止められてナニやら話しこんでいます。(ン?アヤシイゾ?)

私は「バカなやつだな・・。エイズが怖いのに・・。」(笑)
と見守っておりますと、二人はタクシーに乗って何処かへ消えて行ったのでございます。|-`)

私はストリートガールなど全く興味もありませんし、それよりもクラブ六本木の女性をナントカ口説きたかったのでございます。(笑)
しかし、私よりも真面目なあのO君が、金髪オンナを買った?のを見てしまったためか、そう言えばまだ本懐?を遂げていないので、これじゃぁ日本に帰ってもムフフな土産話が出来ないじゃん?(笑)
って愚かなスケベ心がムクムクと頭を持ち上げ始めてしまったのでございます。(笑)

独りでブラブラとしていたところに、背の高い金髪の白人女性から突然声を掛けられたのでございます。(期待どおりに・・w)
何しろこの通りを100m歩くのに、3人から必ず声を掛けられます。
あまり男性だけでハワイに遊びに来るのは少なく、基本的には新婚さんか恋人カップルか町内会の団体旅行でございます。(笑)
男性グループは大体がゴルフツアー組で、中年のギラギラと脂ぎった連中が多いのも事実でございます。(笑)

アソビマショ?チョメチョメ80$デOKヨ!」ウフーン(~o~)

と可愛い声で囁かれてしまったのでございます。(笑)
私は、その女性を瞬間的に全身を観察したのであります。w

顔ヨシ、スタイルヨシ、肌もヨシ、服装ヨシ、お値段もヨシ・・・、
特に問題は無さそうである。(笑)
だが、病気だけは外観からは判らないしぃ・・、

「まっ、良いか!O君もやってることだし・・。」

ということで、彼女の誘うがまま、彼女の宿泊しているホテルへとタクシーで向かったのでございます。(笑)
で、タクシーが止まったホテルは、我々が宿泊しているホリディ・インのすぐ裏でありました。(何となく安心・・。w)

彼女はルームナンバーを告げフロントから鍵を受け取ると、エレベーターに乗り、8階で降りたのでございます。
私はエレベーターの中で妄想を膨らましておりました。(笑)

「彼女は見た目にも女子大生に見えるし、本当はプロじゃないな・・。
旅行者だったけどお金が無くなっちゃったから仕方なく・・・。
きっとそういう事情があるんだな・・。援助してあげなくちゃな・・。
O君のはプロで、ボクのはアマチュアだな、うん、勝ったな・・。ムフフ」と・・。

部屋に入ると彼女は英語でニヤニヤしながら話しかけてくる・・。
I suppose are you a cop?
「アナタハ~、 モシカシテ ケイジデショ?」
Me?hahahaha No no no. I'm not a cop.
「えっ?アハハハ・・、チガウチガウ 刑事のわけないじゃん・・。」
Hahaan! Are you sting operation?
「ハハ~ン、ヤッパリ アナタ オトリソウサ デショ・・?」
I'm Japanese engineer. I show you my name-card.
「アッハハハ、違うってば。オレはエンジニアだよ・・。ほら、名刺見せるよ!」
Really? ok ok. ワカリマシタ・・。
※英語は適当でございますので、参考にしないように!(笑)

この実に巧妙なワナに引っかかったとアホな私が気付いたのは、1時間後のことでございました。(;´Д`)

さぁ、どうなるムネオ?w 

ムネオを待ち受ける地獄のワナと天罰とは・・?w
よい子のみんなはムネオの真似なんか絶対しちゃだめだよ~!w


 

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