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そうだ!料理で病気を治すんだ!末期がんを宣告されて14年。調味料をすべて変える。旬の食材を皮まで食べる。“奇跡のシェフ”、昔の日本食をヒントに辿りついた命の食事法。
内容紹介
そうだ! 食で病気を治すんだ!
末期がんを宣告されて14年の"奇跡のシェフ"
調味料をすべて変える。旬の食材は皮まで食べる。
昔の日本食をヒントに辿りついた命の食事法。
私は14年間、食事の力で末期がんを抑えています。
本業はフランス料理のシェフです。医者から「生きているのが信じられない」と驚かれながら、
死なずにずっと生き続けているので、"奇跡のシェフ"とも呼ばれています。
頼ったのは、生きるエネルギーの源、「食」の持つパワー。
人の体は、その人が食べたものでできています。そして、身体の大部分の細胞は、それぞれ一定の
期間ごとに新陳代謝を繰り返しています。
ならば食事の徹底的な改善が、自分の体のがん細胞の勢いをそぐ一方で、健全な他の細胞たちを
元気づけ、命の日延べにつながる可能性もあるのではないか……。
食事で命のリセットに挑戦してみよう。そう思ったのです。
~はじめにより~
第1章 さらば病院よ、医者よ。あとは自分でやる。
第2章 がんは食事で抑えられる
第3章 がんを遠ざける基本は、まず調味料を変えること
第4章 私が辿り着いた、がんで死なないための食事術
第5章 がんを抑え続けている私が毎日やっていること
第6章 憎まずに、がんと寄り添う心が命を延ばす
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イエスは彼らにこう言われました。
「しかし塩がきかなくなったら、何で塩づけしよう。もはや何も役立たず、外に投げ捨てられて人に踏まれるほかはない」。
聖書(マタイ 5:13; マルコ 9:50; ルカ 14:34,35)
ある聖書注解者は、マタイ 5章13節について次のように述べています。
「この国[米国]で使われる塩は化学的な化合物、つまりナトリウムの塩化物であり、もしその塩けがなくなるなら、つまりそれがその味を失うなら、残るものは何もないであろう」。
『興味深い歴史的事実』
歴史を通じて、塩(塩化ナトリウム)は生活に欠かせない貴重な物資であったため、塩をめぐって戦争が起きたことさえありました。
フランス革命が生じた原因の一つは、ルイ16世が塩に高い税を課したことにありました。
塩はまた,価値の高い交換媒介物として用いられました。ムーア人の商人たちは、塩1㌘に対して金1㌘の割合で交換し、
さらにはアフリカ中央部に住む幾つかの部族は、板状の岩塩を貨幣として用いました。
英語の“サラリー”という語は、ラテン語のサラーリウム(サルつまり塩が語源)に由来し、昔ローマの兵士が給料の一部として塩をもらっていたことを示しています。
ギリシャ人は奴隷の代金を塩で支払ったので、「塩に見合うだけの働きをしていない」という英語の慣用句が派生しました。
中世には、塩をめぐる様々な迷信が生まれました。塩をこぼすことは悪運の前兆と考えられていました。
例えば、レオナルド・ダ・ビンチの絵「最後の晩餐」には、ユダ・イスカリオテの前に塩入れがひっくり返っている場面が描かれています。
一方、18世紀までは,宴会のときに座る席が塩の置かれている位置より上手にあるか下手にあるかで、その人の社会的地位が示されました。
塩入れより上手、つまり食卓の上座<ヘッド>に近いところは名誉ある位置とされていました。
人間は、天然の塩水、海水、岩塩などから塩を得ることを早くより習得してきました。
中国のある古い薬学の文献は、40種類以上の塩について論じ、二つの製塩法について説明していますが、それらは現代の製法と驚くほどよく似ています。
例えば、メキシコのバハ・カリフォルニア・スール州バイア・セバスティアン・ビスカイノ湾の沿岸にある世界最大の天日製塩所では、
太陽エネルギーを利用して海水から塩を得ています。
興味深いことに、ブリタニカ百科事典によると、世界中の海洋を干し上げた場合には、
「1,880万立方㌔以上の岩塩が生じ、この量はヨーロッパ大陸の満潮線以上の陸地の容積のほぼ14.5倍に達する」
ということです。また死海には、海洋の濃度の約9倍の塩分が含まれています。
「現代における塩の用途」
塩が貴重な生活物資であることは今日でも同じで、食物の味付け、肉の保存、せっけんやガラスの製造その他、多くのことに使われています。
特に興味深いのは、公衆衛生の分野での塩の使用です。例えば世界の多くの国では、地方性ヨウ素欠乏症と闘うために、塩にヨウ素が添加されています。
この病気の特徴には、甲状腺腫(甲状腺の肥大)や,重度のケースでは精神遅滞などがあります。また国によっては、虫歯を予防するため、塩にフッ素が加えられています。
塩は,血液量や血圧を調節するなど、人の健康にとって不可欠なものですが、よく議論される塩の摂取量と高血圧との関係はどうでしょうか。
医師たちは通常の処置として、高血圧の患者に対して塩分とナトリウムの摂取量を制限してきました。高血圧の人の三分の一ないし半分は食塩感受性を抱えています。
そのような場合には、食塩の摂取量を減らすことによって血圧が下がることが示されています。
塩を加えると食物は確かに一層おいしくなります。
「味のないものは塩がなくて食べられるだろうか」
聖書(ヨブ 6:6)
「味のないものは塩がなくて食べられるだろうか」
聖書(ヨブ 6:6)
というヨブの質問が示しているとおりです。
貴重な生活物資である塩を含め、
「わたしたちの楽しみのためにすべてのものを豊かに与えてくださる」
聖書(テモテ第一 6:17)
「わたしたちの楽しみのためにすべてのものを豊かに与えてくださる」
聖書(テモテ第一 6:17)
創造者に,わたしたちは心から感謝することができます。
2016-07-02の再掲