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聖書の音信、日々のニュース関連を書いています。

「福島の現実ー福岡百子の声」 4月3日 福岡百子

2019年04月03日 | 日記

下記、記事はブログ管理者の愛和さんの許可をいただき
転載しています。
福島の現実を知ってほしいです
「福岡百子の声福島の現実」

 



桜前線と共に、皆様は春の訪れを感じ、桜の花を観ながら心幸せに和やかにお感じになられました事でしょうね。
桜の花、不思議なものですね。どうしてこんなに美しいのでしょう?
軟らかなピンク色、穏やかで物静か、どの花びらも自己主張することなくみんなが1つになって控え目に寄り添って支えあっている。
つぼみが膨らみ始めた時から満開になって、花弁がハラハラと散り始め、葉桜になってもなお、桜は私達の心を虜にしてしまう。
私も桜のような人間になりたいな、と桜を観ながら思いました。

さて、今日も[福島の今]をお伝えさせてくださいませ。


年号が[令和]になりつつ有る今、福島原発被災者の皆様の殆どが[最も過酷な現実の日々]
を迎え、過ごして、希望を失い、過酷な残酷な状況です。

日本の皆様はどれだけ福島原発被災者について知っておられますでしょうか?
関心を持っておられるでしょうか?新聞、テレビ、マスコミ界でも、国会でも取り上げなくなりました。

 環境省では「20Msv迄除染したから安全なので解除宣言しました。安心して帰って自分達で開墾して街作りをしてください。
お金は自分達でやりくりしてください。田畑の開墾、豬駆除、家の建築代も自分達で工夫してください。
20km内はお金を出すが20km以上はお金を出しません。もう仮設は閉鎖です。壊します。住む家は自分達で探してください」

これが福島原発被災者の現状です。オバーではありません。現実です。


*[川内村](89才、女性、1人暮し)
「我が家は原発から30kmです。だから賠償金は何も無い。地震で家は傾いて2階の戸は開けられない。曲がった家は直しようもない。
1階も2階も太い木で持ち上げてつっかえ棒している。雨も漏っている。障子も滲みて、張り直しをした。
唐紙1枚5000円、屋根に上って直して貰った、大工に40万円払った。年金みな使って終った。今も傾いて雨漏りする家に住んでいる。
税金も払わなければならない。国民年金が私の全て。5万円弱で、光熱費、税金、病院代、残るお金は僅かです。これで生きて行かねばならない。
昔は毎日田畑を耕し、野菜を作り、山菜を食べてたので食費はかからなかった、しかし今は何でもお金がかかる。
災害があってから8年も仮設で暮らし農業から離れて動かなかったので体はすっかり弱ってしまった。
災害があって最初に避難したビックパレットでは何百人も重なって寝ていた。床はタイルだったので段ボール1枚の上に冬なのに毛布1枚。寒くて震えていた。
毛布1枚だもの。あの姿を、見せたかった。ホームレース以上だった。固いおむすび1個、固くて食べられず水ばかり飲んでいた。トイレは2階に2つしか無い。
避難所で死んだ人は何人もいた。今、壊れた家に1人で住むなら、最初から避難せず家に居た方が良かった。田畑も在るし、ゆったり寝れた。
避難生活で体も崩す事も無かった。今、川内村に帰ったけれど、ほぼ毎日人が亡くなっている。若い人も亡くなっている。家の建て替え?そんなお金など私には無い。」
上記は被災者の生の声です。

 

「国際法では放射線量を浴びて良い年間放射線量は1Msv迄でそれ以上は体に影響を及ぼすので立入り禁止区域にしなければならない。人は住んではならない。」と言われています。
しかし今の日本政府は国連の再三再四の警告を無視して、立入り禁止区域の帰還困難区域を年間20Msv迄下げさせ、
「安全だから帰って良い」と強引に解除宣言して福島被災者を放射線量の高い所に帰そうとしています。
しかも生活環境を整えているわけでもなく、酷い所はフレコンバック(各地から集めた汚染土を入れた袋)
の中から線量の低い土を被災者の農地に穴を掘って埋め、30㎝の土でそこに土盛りをして、「放射能には半減期があり年数経てば無くなるから安全だ」
と言って、被災者に[復興の町造り構想]と題して帰還することを盛んに勧めています。
フレコンバックが埋まって土盛りした所に野菜を作ったら、野菜の根は30㎝以上土深く伸びて被災者は放射能に汚染された野菜を食べる事になるでしょう。
被災者の健康に政府は責任を持たないのでしょうか?
知って知らぬふりするのが今の日本の政治家なのでしょうか?被災者は言います。
「政治家の皆さん。2週間ここに来て住んで生活してみてください。体験すれば解ります。
体験しないでどうして解るのですか?」「ここに住んでください。と言われたら、あなたは果たして住むでしょうか?
田畑が荒野、イノブタが多量発生、大きなスーパーも病院も無く不便で仲間も居ない寂しい所に。」
東北、雪国の福島人の特長は無口が多く、苦難には黙黙と耐え、自分の苦しみを他人に話す人は少ないです。
だからと言って善良で素朴な東北の福島の人を、非道な扱いを平気で政府は押し通すのでしょうか?
「これ以上福島の人を苦しめないでください。彼達はどんな悪いことをしましたか?むしろ関東の人達の為に土地を東電に提供してくれた恩人でしょう?
恩人を何故救わないのですか?使い捨てですか?観て観ぬふり、知って知らぬふり」あまりにも悲しすぎる日本です。

SNS.2019年4月1日の[公明党のニュース]から引用させていただきます。
[大熊町解除地区、大川原地区と、30平方km分、町の総面積約79平方kmの38%、
住民登録は 計 140世帯 ( 374人)と 町全体(10367人)の 3.6%(2月末現在)。
もともと町の中心部は帰還困難区域、しかし大川原地区を「復興拠点」と位置づけ、゛ゼロから出発〟を期す。
今すでに町役場の新庁舎が完成し、3月14日に開庁式 を行う予定。 災害公営住宅の整備も進み6月~第1期分50戸への入居も始まる。
3月31日には 常磐自動車道の大熊インターチェンジも開通し、 これに合わせて国道6号や大川原町地区につながる
県道、町道の 通行規制も除染された 。一部解除はゴールではなくスタートである。」

 


被災地を訪問した人の言葉です。
「今でも常磐道の双葉町、大熊町を通る時、放射線量の測定機がピーピー鳴るので体は硬直します。矢張り怖いですね」
「2年後にオリンピックの聖火は福島から出発するのですよ。大丈夫でしょうか?」






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ボトル入り飲料水の安全性!!  ミネラルウオーターと水道水

2019年04月03日 | 日記

 


ミネラルウオーターと水道水・どちらが安全な水ですか?


日本の水道水は、「水道法」で水質基準が定められています。
水道水は、水道法第4条の規定に基づき、「水質基準に関する省令」
で規定する水質基準に適合することが必要です。

水道法で定められている水質基準は、
「水道水質の安全を確保するため、生涯にわたって連続的に摂取しても人の健康
に影響が生じない量をもとに、安全性を十分考慮して基準値が設定されています」
とした理念に基づいて定められています。

つまり、人々(万人)が、生活するうえで必要な飲料水を毎日飲み続けても、
一生涯、健康を損ねることのない、安全な水道水を供給するための厳しい基準なのです。

さらに、水道事業体(水道局)では、水道水の安全性を確認するために、
定期的に原水(取水する河川や井戸水等)や浄水(浄水場で浄水された水)だけではなく、
家庭の給水栓(じゃ口)からも水道水を採水し、水道法で義務付けられている水質基準項目(50項目)
のほか、水質管理目標設定項目(27項目、農薬類の検物質を含めて128物質)、
その他、水質管理等に必要な項目として30~40項目以上の水質検査(水道事業体によって異なる)を行っています。
実にその検査項目数は200項目以上にも上ります。

また、検査頻度も毎日検査から1が月、3か月、6か月、1年毎といったように、
検査項目によって定期的に検査が行われ公表されています。
検査項目の詳細は厚生労働省の下記のホームページ(水道水質基準について)をご覧ください。

「水道水質基準について」
水道水質基準、水質管理目標設定項目、要検討項目に設定されている項目

【クリック】
水質基準項目と基準値(51項目)

 

 



では、ミネラルウオーター類などの市販や宅配の飲料水等はどうかといいますと、
「食品衛生法」で規制されています。

食品衛生法で定められている水質基準項目は18項目で、使用する原水(採取した水)
がその基準値をクリアしていれば、販売、流通の許可を得ることができます。
また、その基準値も水道法に比べると数倍ゆるいものですし、検査頻度も年1回程度となっています。

たとえば、検査項目で「カドミウム」の含有量は食品衛生法では、0.01ミリグラム/リットル以下
に対して、水道法では「じゃ口から出る水」に対して、0.003ミリグラム/リットル以下、
同じく「鉛」やトリハロメタンより発がん性が高いといわれる「ヒ素」の場合は、
食品衛生法では、0.05ミリグラム/リットル以下に対して、水道法では0.01ミリグラム/リットル以下となっています。

なぜ、ミネラルウオーター類の水質基準がこんなに緩いかというと、「ヒ素」などは、
日本の天然水(天然由来の多くの水源)に自然に含まれているため、緩くせざるを得ないのです。

よく水道水が危険である理由の一つとして、水道管に使用されている「鉛」
が含まれることがいわれていますが、基準値からいえば、ミネラルウオーター類の方が多く含まれる危険があります。

また、水道水で発がん性の危険性を取り上げられるのが「トリハロメタン」ですが、
水道法の基準で0.1ミリグラム/リットル以下と定められとおり、じゃ口から採水した水道水を検査しています。
トリハロメタンそのものは揮発性が高いため、煮沸でも除去できます。

しかし、現在の浄水場の浄水処理で、トリハロメタンが含まれないよう、浄水過程で
フミン質などの有機物質を可能な限り除去し、殺菌のための塩素の濃度を抑える努力をしているせいか、
トリハロメタンの濃度は極めて低いレベルに抑えられています。
水質検査結果を見られるとお分かりいただけると思います。

お宅の水道水にどのくらいトリハロメタンが含まれているか知りたい方は、管轄の水道局等のホームページをご覧ください。
「水質検査結果」で検索すると早いでしょう。(電話で問い合わせても教えてくれます。)
水質検査結果の26番目(水道法基準)の「総トリハロメタン」の数値が含有量になります。
(気になる方は調べてみてください。)
水道法での基準値は0.1mg/L以下となっています。
多くの水道水ではその検査結果の数値が<0.01mg/Lとなっていると思います。
「<」が付いているのは検査計器では計測不可能な値(レベル)ということですので、一般的に含まれていないと解釈すべきです。

 

 

【クリック】
数値でみるペットボトル入り飲料類と 水道水の違い



 

【クリック】
ボトル入りのミネラルウォーターはバクテリアだらけ、基準値の100倍以上含むものも



 

 

【クリック】

『水』戦争の世紀

 

 

 

 

2016-03-01追記