伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

リカちゃんの秋

2008年10月22日 | 人形
この前の新作人形で書き漏らしたリカちゃんについて。

リカちゃんの白いピアノという商品が
発売されているようなのだ。


まだ現物を見たことがないのだけど、
蓋が自動で開き、オルゴールが流れ、
鍵盤が動くという。
お値段は2940円。

リカちゃんサイズだから、
通常の1/6ドールには少し小さめみたいだけど、
値段にしては随分機能満載ではないか。


前に1/6のピアノが発売されたことがあって、
それは1万円以上したと思う(2万円近く?)。

それに比べれば、
天国のようなプライスの優良商品ではないか。
音が鳴らなくても、1/6サイズであれば、
ピアノはドールファンには垂涎の品であった。

このリカちゃんピアノの発売は、
タカラトミーにしては快挙ではないだろうか。
商品をまだ見ていないから、
高評価しているのかもしれないけど。


リカちゃんでは、ほかにドレスが突然良くなった。
ジェニーのスタッフがリカちゃんに移動したからではないか。
小物やバッグ、靴までが異様に充実しているのだ。
小物なら他の1/6ドールにも流用が出来るので、
検討しても良いのではなかろうか。


個人的には、冬のシーズンに
毎年フィギュアスケートの衣裳が発売されるようになったのが嬉しい。
リカちゃんのスタッフにはフィギュアスケートファンがいると見た。

でも去年は確か、フィギュアスケートで金メダル、
とかいうタイトルだったのに、
今年は「楽しいアイススケート」という風に、
闘争心が後退しているのが気になる。


あと、
ボーイフレンドが新しくレンくんという子になっている。
前のカケルくんの方が可愛かったのに、
リカちゃんはどうしてカケルくんを捨てたんだろう。
カケルくんでは満足出来なかったのか?


リカちゃんで気になるのは本体だ。

リカちゃんの本体は劣化しているのではないだろうか。

サイドグランスの「ビューティーロングリカちゃん」は、
私にとっては可愛くないとかを通り越して、許せない。
最早リカちゃんではないとすら思う。

これは中国製で、
中国製は最近ましになって来ていたのに、これはひどかった。
残念。
着物リカちゃんも中国製になるそうで、
そうなるともう日本製リカはなくなるのだろうか…。



そして、最後に人形ではないが、
気になるおもちゃを見つけたので、それについて。

それは「コーデチュール」という名前の女の子用の玩具。
バンダイから発売。

1/6くらいのサイズのトルソーのおもちゃなのだ。

トルソーに、同梱されている布切れ
(あらかじめドレスの形に切られているようだ)を巻きつけるだけで、
トルソーにおしゃれなドレスが着せられる、というもの。


いつ頃から発売されているのか分からない。
ずっと前からあったものなのだろうか。

1500円ほどだが、
トルソーが1/6くらいなので(という気がしているだけか?)、
もしかしたら人形に転用可能かも、と思っているのだ。
どの人形のサイズなのかは、買ってないので不明。
もしかしたら、1/6というのは勝手な思い込みか?

誰か買って試してみる人がいないかな。
本人は買う気がないので他力本願だ。

この商品はだいぶ前に発見していたのだが、
名前が全然覚えられず、書くに書けなかった。
キュートコーデだったっけ?とか、もう老人力爆発です。



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秋の新作人形

2008年10月20日 | 人形
この秋になって、各社に新しい人形がラインナップされてる。
久しぶりに注目作がこの秋に集中しているということだろうか。

私が注目しているのはMomokoのWake-upシリーズ、
キャッスルのコレクション、FRのミサキなど。


まずジェニーがとうとう終わりになる。
ナイスジェニー誌の最終号が来たのだ。
もうどうでもいいような誌面で(泣)。

でもひとつだけ、
黒いジャケットを着た見なれぬジェニーがいて、
あれはひょっとして新作ジェニー?


というわけで、
ジェニーがなくなってしまうのは、本当に悲しいことだ。
今までジェニーで発売されていたようなドレスや小物が、
現在は全部リカちゃんに行ってしまった。
まことに侘しい限り。
このことは、
後々多大な損失となるのではないかと予想するのだが。


Momokoは胸が貧弱で、手が長すぎて、
激しく猫背なボディが前々から気に食わなかった。

でもWake-upシリーズの始めのは(人形としては)
良かったように思っていた。
私が欲しいと思った時には売り切れていたので、
今回のWake-upが欲しいのだけど、
第1弾の方が良かったような気がする。

値段も1千円以上値上がりしているし。
Momokoは値段がだんだん上がっていることもあるが、
メイクがくどくなっているのがちょっと…だ。



FR日本のミサキの新作は良いと思うのとそうでないのの差が激しいようだ。

私が良いと思うのはあれ。
でも好みは人によって違うから何とも言えない。
ミサキも以前より値段がぐんと上がった。
そのくせ、
前より人形としての魅力が落ちたような気がする。

私は人形の顔が命、だから思うのだが、
ミサキのフェイスメイクが
おざなりになって来たような気がするのだ。

前回のシリーズの、
実物を見たらなんだか良くなくて萎えてしまったのだ。
自分的に、
一番良かったのはオータム・シャンペンとかがあった時のものかな。


ミサキのモールドはとても可愛いから、
もっとシンプルな衣裳なり、
レオタードなりで発売して欲しいのが望み。
その分魅力的なメイクにしてほしい。


最後にバービーだけど…。

メドゥーサや、ヒッチコックの鳥の実物を見た。

メドゥーサはサンプルよりもシンプルな出来なのが意外でちょっと驚いた。
「鳥」はスーツがとても良く出来ている。

それだけに、
人形の頭やスカートに縫い付けられ、
外れないようになっているカラスがどうも…。

着せ替え人形ファンで、
あんなフィギュアとのあいのこみたいなバービーを
欲しがる人が果しているのだろうか、
という疑問が涌く。
丁寧に作られた(らしい)スーツが、
何か無駄な努力をしているとしか思えない。


ただ、「スーパーガール」が可動ボディだ。
あれはスーツを脱がすとどんななのだろうか。

バービーに可動ボディが徐々に増えて来ているのは、
現状のバービーでの唯一の希望か。




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1/6の受難

2008年09月27日 | 人形
久しぶりに京都のT島屋という
デパートのおもちゃ売り場へ行ったら、
バービーがなくなっていた。
リカちゃんだけになっていた。


しかもおもちゃ売り場の他のコーナーは、
子供で賑わっているのに、
リカちゃんのコーナーの前には子供がまったくいない。
そのうちリカちゃんまで撤去されてしまうかもしれない。
売っているリカちゃんもミスドの新しいのがなく、
古いのばかりだ。



リカちゃんは最近テレビでCMをやったり、
番組に取り上げられたりして、宣伝に力を入れ、
マスコミで話題になる機会も多かった。

神戸で展示会があった時も話題になってた
(一億円リカちゃんだとか)。

しかしおもちゃ売り場の惨状を見たら、
テレビでの話題に反してリカちゃんもお終いじゃなのないかと
不安にさえなって来る。
それくらい、子供に無視されているのだ。


それから、JR京都I丹のおもちゃ売り場を覗いた。
ここもバービーとリカちゃんだ。
ところが、
バービーがレジカウンターの後ろ上方にまとめてディスプレイされている。

リカちゃんの方は普通の売り場で、
ぽぽちゃんやシルバニアの隣にあり、
普通に手に取って商品を確めることが出来る。

だが、バービーははるか彼方にあって、
手に取るどころか、
近くで見ることさえ出来ない状態だ。


支払いをするレジは広くて、カウンターになっていて、
一方向が壁に面しており、
残りの三方向で支払いをするようになってる。

そのレジの壁の上に、コレクターバービーが飾ってある。
はるか2メートルくらい上方だ。
どれだけ接近しても、目の前で見ることが出来ない。
そもそも接近することが出来ないのだ。
普通なら、商品はレジの後ろに置いたりしないだろう。
ストック品でもないのに。



飾ってあるバービーを見ようと思ったら、
レジ付近を用もないのにうろうろしなければならず、
まるで不審者だ。

沢山のコレクタブルが置いてあって、
ここでしか見られないものも多いのに、
近くで見ることが出来ない。
伊勢丹はバービーを売る気があるのか。

ないのだろう。
あんなに沢山のコレクタブルを置いておきながら、勿体無い。
置いている意味なし。
あんな置き方をするなら置かないほうがマシだ。


いや、何かの契約で、ある期日までは
バービーを置かなくてはならない決まりになっているのではないか。
それで、その日までしぶしぶ置いている。

売る気はない。
ノルマはないから売れなくても構わないのだろう。
そんな風に考えるしか、納得の行く理由が思いつかない。
実に1/6ドール受難の日々である。


それでもビックカメラに行ってみると、
ミスタードーナツのリカドレスや小物が置いてあり、
プレイラインバービーもあって、ひと安心した。

ミスドの小物はちょっとがっかりしたので、
買っていないのだが。
ビックカメラにはそれだけではなく、ジェニーまである。
売れ残りだけど…。
去年(2年前?)のジェニーがそのまま、まだあるのだよ。
悲しすぎる…。




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バービー新作

2008年09月15日 | 人形
何となくPCの「お気に入り」を整理しようと思って、
バービーのリンクを辿ってみたら、
ものすごく沢山のサイトが既に消滅していて、なくなっていた。
かなりショックだ。
バービーがいかに衰退しているかという証を目の当たりにしてへこむ。


バービーの2009年の新作が発表されている。
それによると、リプロダクションの嵐。

http://www.barbieinchiba.com/showcase/2009/index.html

ヴィンテージ時代から、
70年代のスーパースターフェイス時代までリプロダクトするようだ。

1959バービーのリプロは
バービーの35周年を記念して94年に発売されたが、
今また発売されるのはなぜだろう、納得出来ない。

よく考えたらバービー50周年だから、
それを記念しての再発売(再々発売?)のようだ。
でも、あまりにも芸がなさすぎるような気が。


しかも、FMC版の1959バービーなんていうのもある。
これがもう、まったく理解出来ない。
意味が分からないよ。

多分素体が違っていて、FMの方が細くて小さいボディで、
リプロのオリジナルボディとはサイズが違うのだろう。
それで両方出してみようという魂胆か。


今回のリプロはギフトセットという名前なので、
すべて着せ替え衣裳がひとつ付くようだ。
その分値段も高いだろう。
着せ替えを付けて、
前回35周年の時とは違うということをアピールしているのかもしれない。


しかしどんなにしても、たとえ50周年だとしても、
このリプロ尽くしはいよいよネタが尽きたかと、
バービーも落ちるとこまで落ちたという感じの、
バービーの断末魔のような気がしてならない。


…と思っていたのだが、
バービー発売35周年、40周年、45周年という風に、
5年ごとに記念発売をして来たマテルだから、
しかもリプロを発売して祝う、
という慣習になっていたようだから、
きりの良い50周年には大々的に
記念祝いをしてもおかしくないのかもしれない。

だけども、もう少し別の祝い方がないものか…。
バービーがこんなに駄目になって来てるのに。
リプロと言っても、どうせガチガチにくくりつけられた、
箱出しなんて出来ない状態のものに違いないし。



私にとって、Momokoみたいな貧弱ボディとは違い、
バービーは堂々とした豊満なボディが魅力だった。

ぴっちりしたドレスを着て様になる、
バービーのボディラインが好きなのだ。

最近のバービーは、そのボディさえ放棄してスリム化していた。

可動はまったくなく、むしろその逆で、
腕も足も動かない、
椅子に座ることさえ出来ない堅いボディになり、
時代に逆行していた。
(体が堅いどころか、箱から出すことさえ困難なのだが)

顔もへんてこりんなものばかり。
現代バービーでも90年代のバービーは、
オープンマウスでさえ魅力的なルックスだったのだが。


今のバービーには文句ばかり言いたくなる。

楽しみだったはずのFMコレクションが、
すっかり駄目になったことなど、
懲罰ものだと言ってもいいだろう。

FMが出始めた時の魅力的なルックスのペイントは
まったくどこかへ消えてしまい、
商品化される前のFMの見本段階ではとても可愛かったのに、
それが製品化されないで、悪い方向へ加速して行った。
昔も今もバービーが好きな私には、残念で仕方がない。


飽きっぽい性格だと思っていたが、
自分でそう思っていただけかもしれない。
バービーに飽きることがない。

部屋に飾ってあるソロスポだとか、
リプロ、90年代バービーは毎日見ていても飽きない。

良い時のバービーは、どんな人形よりも良い。

だから今持っているバービーで、
ある程度満足だから、今さら新しく求めなくても構わない、
という考えもないことはない。
ただやはり動向が気になる。
バービーの良さを知っているからこそ、
バービーは駄目だ、
流行遅れのださい人形だと決めつけられることがつらい。


今のバービーは殆どフィギュアのような人形で、
メイクもヘアスタイルも衣裳に合わせてあり、
ポーズも一定で、箱から出さないで飾るタイプ。

それに対して、現在大人に受けている人形は、
自分でカスタムしたり衣装を作ったり、
自分で工夫して、アレンジして楽しむタイプばかりだ。
だってその方が楽しいから。


他社の流行を追いかけろと言うのではないが、
メーカーは、もう少し、
こういう大人のファンが欲しているものを汲んで、
商品を展開してくれないものかな。
ただ飾っているだけでは、大人のファンはつまらないのだ。



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人形の顔

2008年07月18日 | 人形
ボークスのニュースが来ている。

ボークスでは、
様々なアイテムでずいぶんお世話になっている。
1/6の素体ボディのボディラインはとてもきれいだと思っている。

但し、いいのはボディラインだけで、
可動があまりなかったり、
関節がゆるすぎて全然保持力がないなど、欠点は多い。
けれども種類が揃ってる。

1/6のカスタムヘッドも豊富に揃っている。
そのほかドールアイなども買っている。
手ごろですぐ買えるので便利だからだ。


こういうところは抜かりなくて、
アイテムを広く展開しているため、
手っ取り早くボークスで簡単に揃えることが出来る。

アイテムが豊富というのは、
他のメーカーから出ているのに似たものをとりあえず揃えている、
ということでもあるような気がするが。


ボークスで残念なのは、SDのような限定ものの売り方だ。

パーツを日本で作っているから(多分)、量産が出来ず、
少量の販売になるのだろうと思っているのだが、
受注販売とかにすれば欲しい人全員に行き渡るだろうに、
列に並ばせて抽選とか、
よく知らないけれど、列に並んで待たないと買えないというのは、
私みたいに並ぶのが一番嫌いな者には、
客を馬鹿にしてるもいいとことしか思えない。

しかも、全国に沢山あるボークスのショールームは、
普段そういう品を売っておらず、閑古鳥が鳴いている。


尤も私は、
ボークスのドール(SD)がどれを見ても同じものにしか見えない。
どんなにメイクを変えてみても、
目をつぶらせてみても同じにしか見えない。
新作として出す意味がないのではないかと毎度思ってしまう。


これはひと昔前のジェニーフレンドを見た時のようだ。

思うに、荒木元太郎さんの人形や、
創作人形、タカラのジェニー、リカちゃんを見てさえ思うが、
ひとつの会社、ひとつのメーカーが作る人形の顔は
どうしても同じものになってしまうのだということだ。

アゾンでもあの系統、バービーの顔もいつもあの系統だ。
ひとつのメーカーでいろんなヘッドが欲しいというのは、
実はすごく無理なことなのかもしれない。


創作人形などは、違う人が作っているのに顔が同じ。

どの創作人形も下唇の真ん中が窪んでいる。
あれには笑ってしまうほどだ。
で、唇がへの字になっていて、
必ず怒っているか、憂鬱そうな顔をしている。


何か人形には、
その系統では顔を統一しなければならない、
とでもいうような法則があるかのようだ。
私のような幅広人形ファンは、
いろんなヘッドを楽しみたいのに、不自由極まることだ。


だからこそ、
ひとつのスケールの人形をひとつのメーカーが独占して欲しくない、
と真底思うのだ。

ジェニーやリカちゃんの大きさの人形がタカラに独占されていたため、
消費者は他の顔のドールを買う(選ぶ)ことが出来なかった。

どんなにジェニーフレンドが出て来ても、
その顔はジェニーのバリエーションであって、
大雑把にくくって同じ顔だ。

消費者はそれに飽き足らなくなった。
その結果、Momokoは出て来るし、アゾンは出て来るし、
自分でカスタムするドールさえ流行するようになった。
そうして、タカラは衰退していった。


60センチ世界でも、
そのうち同じようなことが起きないとは限らない。
いやもしかして、もうそれは起きているのかもしれない。

韓国ドールがもてはやされるようになったのは、
SD系の顔に飽き足らない人が確実にいたからだろうし。



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