以前東本願寺へ行った時には境内の南側に位置する鐘楼は、
修復中でクレーンが見えていたが、修復がすべて完了したようで、
現在はクレーンも覆いも取り払われ、完成した姿が境内に佇んでいた。

東本願寺の鐘楼は境内の南に位置する阿弥陀堂の前、
その端っこにある。
阿弥陀堂門の南横くらい?


この鐘楼も重要文化財に指定されている。
東本願寺の鐘が鳴るのはあまり聞いたことがないが、
たまに鳴ることはあるらしい。
今回の鐘楼修復では屋根も葺き替えたようだ。
真新しく明るい茶色の屋根が現れた。
入母屋造りで檜皮葺きだそうだ。
金箔も貼り直しただろう。
創建当初は伏見城から移築され、
1858年、安政の大火により焼失、
1894年(明治27年)門徒の寄付により再建されたという。
(京都新聞より)
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https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/1350906
京都市下京区の東本願寺で重要文化財の鐘楼修理が完了
秋晴れの空の下、響き渡った鐘の音
2024年10月12日 17:15
三皷慎太郎

お東にあったもともとの鐘楼が伏見城のものだったのは知らなかった。
が、現在のものは、
明治時代に堂宇が再建されたのと同時に再建されたものだろう。
それでも明治の重文建築で130年を経て損傷が目立ったと見える。
お買い物広場のそばには慶長年間に作られた撞鐘(つきがね)が置かれている。
かつてはこの鐘が鐘楼に吊り下げられ、鳴らされていたのだろう。

お東の境内は広いのでいつもどこかしらで修復作業が行われている。
それも再建から100年以上が経ち、修理が必要だからだろう。
巨大な御影堂とその南に位置する阿弥陀堂は修復が完了している。

手前が阿弥陀堂で向こう側に御影堂が見える。
二つは廊下で繋がっていて、
どちらも巨大な木造建築で重要文化財に指定されている。
本山の境内に入るたび大きなスケールにビビる((´∀`))
鐘楼のすぐ近くの出口(入り口)は阿弥陀堂門である。


阿弥陀堂門も重要文化財だ。
これも最近修復が完了したばかりだ。
東本願寺は観光寺ではないが、堂宇は見ごたえのある建築が多い。
境内を阿弥陀堂門から出て、お堀端を歩くと、
またもやありがたいお言葉を書いた看板に遭遇する。

人生に正解なし
人生すべて無駄なし
無駄ばかりの人生を送って来たなと思っていた私でも、
無駄ではないのだろうか。
考えさせられる言葉だった…。



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