伊佐子のPetit Diary

何についても何の素養もない伊佐子の手前勝手な言いたい放題

いちごのないショートケーキ

2022年04月22日 | 羽生結弦
また羽生結弦選手関連の雑誌が発売されたので─

北京五輪からもう2ヶ月が経ち、あらかた雑誌も出尽くしたと思っていたが
「ナンバーNumber」から今になって新しく発売された。

「シーズン総集編」と題しているが、
後発の雑誌なのでどのような切り口で目新しさを出してるかがポイントかな
(↑上から?…)
本屋では中身の見えないビニールで包まれた状態だったので、
買ってしまった。


少しだけネタばらしを─

Sports Graphic Number PLUS MAY 2022 VOL.11 SPECIAL EDITION
フィギュアスケート 2021-2022 シーズン総集編
誇りの銀盤。
2022年4月22日発売
1650円(税込)






まずカバー付きでカバー表、カバー後ろも羽生結弦選手(天と地と)で、
カバーをめくった裏側にも羽生選手のアップ(春ちゃん)、
本体の表紙もモノクロの羽生選手(表、裏も)
カバー横にも羽生選手の写真。


と表紙だけで羽生選手が沢山あった。
でも、全82ページ中、羽生選手部分は1/4くらい?
29ページが羽生選手で、あとはほかの選手(女子も)で
世界選手権の結果も含む。
ネイサン・チェンも4ページあった。

それでも羽生選手が全選手の中で一番多いのは確か。
フィギュア雑誌はやはり羽生選手を表紙にするのが王道なのかも?


写真だけなら、
(羽生ファンは)分量が少ないので買わなくてもいいかもしれない。
が、読み物がかなりある。


本田武史と無良崇人の4回転アクセル談義が専門家同士なので、
かなり専門的な内容だ。

ただ本田さん、

「試合では他のジャンプのこともあるので、
そう簡単に再挑戦できるものではありません。
基礎点も12.5点では低く、リスクが高すぎる印象です」

と、4A挑戦の問題点を鋭く指摘。
本田さんは4Aの基礎点が低いとずっと言い続けてくれている。





あとは好評企画として
「アーティストが語る羽生結弦歴代プログラムの美」。


今回は元宝塚の望海風斗、石丸幹二、
若手ピアニストの牛田智大、体操選手の村上茉愛が
それぞれプログラムというより、羽生結弦を語る。

これは読み物として確かにかなり好企画で。


望海風斗さんはかなりの羽生ファンのようで、
この前の(2021年)全日本フィギュアを現地観戦したそうだ( ゚Д゚)。
初めての羽生選手の4A挑戦を生で見て、ゾクゾクした、と。

北京五輪の感想も踏み込んだファンの発言だった。


石丸幹二さんは、その全日本選手権で初めて羽生選手と会ったそう。
羽生選手のすごさは
「自分がその音を奏でながら跳んでいる、回っている、滑っている、
そういうスケーティングをすること」

と、彼もまた、羽生選手の演技の特性をぴたりと言い当てて評価してる。


ショパン・コンクールにも出場した若いピアニスト牛田智大さんは、
2013年に初めて羽生選手に会ったそうで、
その時から羽生ファンなのかもしれない。

「「一流の芸術」と「アマチュアの自己陶酔」を明確に線引きするものは」、と、
とても興味深い考察をしている。

精神的な面で刺激を受ける、勇気をもらう、と絶賛。


東京オリンピックの床で銅メダルを獲得した体操の村上茉愛は、
羽生選手に興味があるのかな?と思ったが、
「ゆか」は体操で唯一音楽に合わせて演技をするので、
フィギュアスケートと似ている部分はあると思っているそう。


羽生選手について

「まるで魔法のようなオーラがあります」

「手の指先から足のつま先まで神経が行き届いているのはもちろん、
顔の表情や髪の毛、肌まで含めて、体中の全てで演技をしているような
気がします」

と大絶賛していて少し驚いた。

村上茉愛さんが羽生選手をそれほどよく見ていることに驚いたのだ。
(北京五輪ももちろん見ていたようだ)


総じて今回、取材を受けた人皆が、羽生選手の演技は
音の使い方、音への合わせ方に感嘆していて、音を奏でるかのような演技、
という風に捉えているのがいかにもそれぞれの専門家らしかった。

このナンバープラスは羽生選手オンリーではないので、
買わなくてもいいかもだが、読み物と表紙カバーでなんとなく満足はしたかも。

この本は表紙がいつも一番よいから。




羽生結弦展2022は好評開催中
初日の物販は大変だったそうだが2日目から解消されたと聞いた。

展示品もたっぷりで
(スケート靴やメダル、衣装4点・天地、マスカレも…)
見に行ける人が羨ましい





羽生結弦展2022
https://artexhibition.jp/topics/news/20220318-AEJ674877/

https://artexhibition.jp/topics/news/20220329-AEJ735066/
【羽生結弦展2022】オリジナルグッズ情報のまとめページ

商品一覧
https://zakkaonsen.stores.jp/?category_id=623bd1217d1161701460cdd5

美術展ナビニュース
https://artexhibition.jp/topics/news/

グッズを通販で買うか悩み中…
届くのが10月で遅くなるから。。

羽生結弦展、一人一度の入場だったのが二度入れるようになったとか。
それでも事前予約制で敷居が高いのは変わらない(>_<)…
私のような者は爪はじきされるのかな…悲しい😢



ファンタジー・オン・アイス公式サイト
https://fantasy-on-ice.com/



出演スケーター
https://fantasy-on-ice.com/skaters.html





羽生選手関連の書籍がまだ、これからも発売されるが…
WFS(ワールドフィギュアスケート)は世界選手権特集、
「フィギュアスケーターズ・プラス」とともに宇野選手が表紙。
やっと羽生選手以外の表紙雑誌が発売されてよかったのでは?






スポルティーバ 羽生結弦
日本フィギュアスケート2021-2022シーズン総集編:
集英社ムック – 2022/4/25









Ice Jewels(アイスジュエルズ)Vol.16~
特別寄稿「羽生結弦が記す4回転半の真実」~(KAZIムック)
1,540円
2022年04月27日頃



羽生選手本人の特別寄稿がある




婦人画報増刊 特別表紙版 2022年 06月号 [雑誌]
1,300円
2022年04月30日






フィギュアスケート・カルチュラルブック2021-2022
 氷上の創造者 (角川SSCムック)
1,650円
2022年05月07日






ポストカードブック第2弾
ショート篇とフリー篇

羽生結弦POSTCARD BOOK Dreams-Short Program- 
(TOKYO NEWS MOOK KISS & CRY特別編集)
2,200円
2022年04月25日頃






羽生結弦POSTCARD BOOK Wings-Free Skating-
 (TOKYO NEWS MOOK KISS & CRY特別編集)
2,200円
2022年04月25日頃









羽生結弦選手関連の雑誌や書籍が北京五輪の後、
こんなに続けて沢山発売されるというのは複雑である。

平昌五輪直後もそれはそれは沢山発売されたが…。

今回の北京五輪では台乗りはならなかったのに、
メダルを逃したにも関わらず、
人気は衰えるどころかまたファンを増やしたからだろうか?


「羽生結弦展2022」も本来なら…、メダルを取っていたなら、
もっと多くの場所で開催されていたかもしれない、と思ったり…。

そして「結弦展」はあらかじめ、オリンピック前から計画されていたはず。
このような結果になり、複雑な気持ちは消えないままだ。


本人も悔しい、と涙を見せていた。
その気持ちは消えていないのでは?と思うのだ。


エキシビションのフィナーレで現地中国の選手たちと楽しく過ごせて、
幸せだった、と、それで気持ちが一段落したのだろうか?

それでもメダルに届かなかったのに、
「結弦展」が華々しく開催されることに複雑な思いがする…。



フモフモはどうしても好きになれなくて、
文章がいつも茶化したようで感じが悪いのできらいなのだ。
それが彼特有の特徴なのだろうが…。

それでも今回の羽生選手の北京の結果を「SPUR」の連載で、
「いちごのないショートケーキ」に例えていた。


北京の結果をみんなは残念がってはいない。
不運もあったが、
演技自体はそれでファンを増やしたように、素晴らしい出来だった。
4Aにも挑戦してある程度満足のゆくジャンプが出来た。
それでもメダルが取れなかった、
それはいちごの乗っていないケーキのようだと。

どこかに満足のゆかない歯がゆい気持ちが、羽生選手本人にも、
ファンにも残っているのではないか、と、ずっと感じているのだ。

羽生選手の本当の気持ちは本人にしか分からないが…。
「一生懸命頑張りました」、出来ることは精一杯、
やれることはやった。それは事実。
それでも北京の演技で芯から満足出来たのだろうか?と。


でもいつまでも終わったことをうじうじ考えていても仕方がない。。
本人は前を向いているはず。
心の切り替えも大事だから…。




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シネマ歌舞伎・桜姫東文章

2022年04月21日 | 演劇・ミュージカル
京都新聞に2021年だったか、歌舞伎座で公演があり、
チケットが即日完売したという、
片岡仁左衛門・坂東玉三郎共演の「桜姫東文章」のシネマ歌舞伎が
上映されているという記事が掲載された。


「桜姫東文章」は36年前、仁左衛門さんが片岡孝夫時代に演じられ、
玉三郎とともに人気を決定づけた演目だ。


玉三郎さんは長大な通し狂言で体力がいるから、もう演じることはないだろう、
というようなことを語っておられたような気がするので、
36年ぶりに「桜姫」が演じられると知り、
驚いたと同時に大いにうれしかった。

東京の歌舞伎座での公演は大評判だったようで、噂は関西にも届いていた。
仁左衛門と玉三郎の共演とあれば(仁左・玉コンビだし)、評判にもなるはず。
ぜひとも京都の南座でも演じてほしいと思っていたが、
叶わない夢だった。



ところが今回、シネマ歌舞伎として映画館で上・下に分けて公開されるという。
これはぜひとも見なければと思い、新京極の映画館へ出かけた。


「桜姫東文章」はずいぶん昔、ビデオの時代にテレビで放映され、
それを録画して持っている。


濡れ場がひどく官能的で、何度も見たい魔力があった。
これぞ歌舞伎という、美しいながらも何とも言えない退廃美が漂い、
衝撃を受けた。
孝・玉時代のコンビの代名詞的な演目だ。

もう二度と見られないと思っていたのに、
それが今や二人とも人間国宝になった今、再び演じてくれるとは。
評判にならないわけがない。


上・下に分けての上映なので、今回見たのは前半の2時間ほど。




桜姫東文章 上の巻 (本編:124分)

鶴屋南北作の退廃的な美の世界を描いた物語を、
片岡仁左衛門と坂東玉三郎が36年ぶりに同じ配役で演じた歌舞伎公演を映像化。

キャスト
片岡仁左衛門、中村鴈治郎、中村錦之助、中村福之助、
片岡千之助、片岡松之助、上村吉弥、中村歌六、坂東玉三郎



70歳を超えた玉三郎が稚児の白菊丸を演じるのはどうかと思ったが、
シネマ歌舞伎でアップになっても違和感はなかった。
さすが当代の美貌の役者だけある。


「四谷怪談」で有名な鶴屋南北の原作は江戸後期の退廃的な雰囲気があり、
話がどんどん悲惨な方向に転がり堕ちてゆく。

が、それが避けられない悲劇の展開として戯曲の魅力になっている。

話はとても複雑で長大だが、二人の演技が目を見張るばかりで、
瞬きするのも惜しいくらいだ。


仁左衛門の高僧・清玄の品のある身のこなしと、
二役で演じるならず者の権助のやさぐれた感じの演じ分けはさすがに見もので、
権助のふるまい(こなし)に目が釘付けになってしまう。

玉三郎も、しぐさや身のこなし、仁左衛門との息の合った演技に
贅沢なため息が出てくる。

特に権助との、かつて自分を犯したならず者に身を任せる濡れ場の場面は
36年前と変わらず衝撃的で、官能的で、見入ってしまった。

これぞ、仁左・玉コンビの最大の見せ場。
人間国宝同士の、今、日本で見られる最高峰の場面だと思う。




後半ではならず者の権助に従う桜姫が女郎に身を落としてゆく
波乱万丈の展開になってゆくが、
今回上映された上の巻では、
清玄と桜姫の夜の歯がゆいすれ違いの場面で終わっていた。


29日から下の巻が公開される。
それも、ぜひ見に行きたいと思う。




それにしても、歌舞伎は今、初音ミクと共演したり、
鬼滅の刃を題材にしたり、スーパー歌舞伎はもとより、
様々な試みを試して新たな客層を掘り起こそうとしているが、
この仁左衛門・玉三郎を見ていると、
彼らが場に出るだけで醸し出される何とも言えない華があるのは
疑いもなく、否応なしに目が吸い寄せられるのである。

それがスター性であり、華であり、役者としての存在感だろう。




映画のスクリーンで見ているとよく分からないが、
実際の舞台で玉三郎なり、仁左衛門が登場して来るだけで、
その場がさっと華やぎ、彼らに目が自然と釘付けになってしまう。
出て来るだけで、その場にいるだけで絵になるというか。


その時代に合った新しい試みも必要かもしれないが、
今の歌舞伎に観客が本当に求めているのは、このような、
一目で観客をとりこにする、存在感のある役者なのではないか、
そんなことを考えたのである。




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データ転送に光が…

2022年04月19日 | PC・ネット関連
まだ新パソコンへのデータ転送で四苦八苦していて(T_T)
ずっと気持ちが塞がったままだった。。



リンクケーブルでのデータ移行がうまくいかず(´;ω;`)
というより、新しいwindows11の方のパソコンがUSBを認識しないのだ(T_T)。


どこかでやり方を間違えたのか、なんなのか分からずもう、
かなり…大幅に凹んでいた。
ここのところ気持ちは全然浮上出来なかった(T_T)



グーグルで検索したり、動画をいろいろ探しまくり、見まくって、
データ転送のヒントが何とかないかとずっと考え続けていたのだ。





そしてある動画を見ていてふと気がついたのが、ワンドライブを利用?する、
ということ。

PCには必ず「ワンドライブ」というものが搭載されてる。
どういうものか今までまったく知らないままだったが…💦




あの雲のマークがなんとなく気になってはいた。
パソコンを起動させると必ず出てくるマークだ。

スクリーンショットを取った時に画像のタイトルの横についているマーク。



あれは、インターネット上のどこかに画像が浮遊?しているというマークらしいのだ
(しろうとだから説明が全然できない…)。

つまりワンドライブというPC内の場所にある画像やデータは、
ネット上にも反映されているというのだ。




今まで何気なく見ていただけで全然意識していなかったし、
スクショ画像になぜ雲マークがついてるのだろう?と不思議なだけだった。

そういう仕掛けだということは思いもしなかった。




PCの基本的な使い方を初心者にもわかりやすいように説明している動画を見ていて、
ふと思ったのが、ファイルやフォルダを一度ワンドライブに上げる方法だった。


スクリーンショットはパソコンで画像を保存するだけだが、
その保存した画像はインターネット上のどこか(倉庫のようなところ?)に
同時に上がっているらしいのだ。


とすれば、スクショで画像を保存するだけではなく、
パソコンの「ワンドライブ」の部分にファイルやフォルダをコピーして持ってくれば、
そのファイルがインターネット上に上がるのではないか?
そう気がついた。

インターネット上に上がっているデータなら、
別のパソコンのワンドライブにも反映するかもしれない。




試しにスクショが置かれているワンドライブの場所に
旧パソで画像をひとつ、コピーして持ってきたら、
もうひとつの新しいパソコンのワンドライブにその画像が見事に反映された。


これはいける!のではないかと閃いた。

ワンドライブ内にある画像やフォルダは
自動的にインターネット空間に上がっているのだ。
そのワンドライブに置かれている画像やフォルダを、
別のパソコンに取り込むことが出来るのではないか?



そう考え、一度、古いパソコン内にあるワンドライブの「画像」
というスペースに、新パソコンへ送りたいデータをコピーしてみた。


するとまもなく旧パソでコピーしたデータが新パソコンのワンドライブに、
ちゃんと出てきた。

それを新パソに置いておきたい、
あらかじめ作っておいた新しいフォルダに移動させてみた。

そうしたら、見事に旧パソにあったデータが新パソに移っていた。
データの移行に成功したのだ。

なんといううれしいことだろうか!



確かに手間がかかるし、時間もかかる。

けれどこのワンドライブを使えば、
旧パソのファイルやフォルダを新パソに移動させることが出来るのだ。
ああ、こんなにうれしいことはない(´;ω;`)😂


しろうとだから、かつて作っていたホームページの膨大なデータを
いっぺんに移動させるのは怖くてビビる(ビビりなので💦)。
移行させている途中で旧パソの充電がバッテリー不足で
止まってしまうかもしれないし
(>_<)


少しずつだけれど、この方法でフォルダや画像を転送させてみようと思う。

ちょっとだけ、ほっとした。
ああ、よかった。。



雑誌が発売されるようで─


・スポルティーバ 羽生結弦
日本フィギュアスケート2021-2022シーズン総集編:
集英社ムック – 2022/4/25



・Number PLUS FIGURE SKATING2021-22 4/22

FIGURE SKATING TRACE OF STARS(2021-2022)
 フィギュアスケート総集編 (Sports Graphic Number PLUS)
1,650円



Ice Jewels(アイスジュエルズ)Vol.16~
特別寄稿「羽生結弦が記す4回転半の真実」~(KAZIムック)
1,540円
2022年04月27日頃



フィギュアスケート・カルチュラルブック2021-2022
 氷上の創造者 (角川SSCムック)
1,650円
2022年05月07日




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フィギュア衣装デザイナー展示会

2022年04月17日 | 展覧会・絵

京都でフィギュアスケートの衣装デザイナー、伊藤聡美さんの衣装展があった。

展示されているという羽生結弦選手の黒Originが目当てで行って来た。


地下鉄烏丸御池駅から歩いて5分くらいのところにある、
「Gallery SUGATA」というカフェの中にある小さなギャラリー内だった。





入口にそれらしき目印はあったけれども、いかにもカフェとしか思えず、
どこから入ればいいのか分からなくて、
まごまごして他のお客さんについて💦カフェの暖簾をくぐった。

カフェの奥に、広くはないがギャラリースペースがあるのだった。

展示されていた衣装は20点ほど。
500円だから安いのもよい。







詳しくは


MUSE ON ICE 伊藤聡美出版記念展
会場:Gallery SUGATA(京都市中京区室町通二条下ル蛸薬師町271-1)
会期:2022年4月16日(土)~5月8日(日)


開館時間:11時~18時
入場料:500円

https://www.su-ga-ta.jp/
– MUSE ON ICE –フィギアスケート衣装デザイナー
伊藤聡美出版記念展

【展示作品概要】
衣装 約20数体 / デザイン画 / 衣装写真

衣装展示予定選手:

今井遥さん、小松原 美里選手/小松原 尊選手、
白岩優奈選手、永井 優香さん、羽生結弦選手、
樋口新葉選手、ボーヤン・ジン選手、松田 悠良さん、
三原舞依選手、村元哉中選手/高橋大輔選手、
宮原知子さん


残念ながら写真撮影は禁止。

メインビジュアルは「ラストエンペラー」(誰の衣装かは忘れた(-_-;))




入ってすぐにガラスケースの中に一体だけ、黒オリジンが。
前後左右、見られるようになっていた。


見る前はものすごくデコラティブでごてごてしてるのかなと思っていたが、
とても整然と緻密にデザインされていて、葉の一枚一枚が丁寧に縫い付けられている。

パワーネットの葉っぱは切り落としだがすごく計算されて配置されていた。
動くうち落ちるのではないかという心配はまったくなく、きれいに縫い付けられていた。
まるで工芸品を見るようである。
これを着こなせるのは確かに羽生選手以外にはいない。

これは特注トルソーなのかな?
相変わらずウエストが細い…でも、前に「ホープ・アンド・レガシー」を見た時よりは、
少し大きく感じたかな?

そしていつも思うけど足が長ーい…。どこまでも足。ずっと足。
このスタイルはくびれもあり、日本人には珍しい超絶スタイル。。


撮影禁止だが、ツイッターに上がっている↓




美術展ナビ
https://twitter.com/art_ex_japan/status/1515165071453741058?cxt=HHwWhICjwdqm-YYqAAAA


着こなしている羽生選手・・・







美術展ナビニュース
https://artexhibition.jp/topics/news/20220416-AEJ766101/
「MUSE ON ICE 伊藤聡美出版記念展」Gallery SUGATA(京都)で5月8日まで

「Origin」については
「私の中でのベストオブコスチュームに君臨している。
羽生選手が存在してくれて、
私に衣装を作る機会を与えてくれたこの世界に感謝するレベル。
羽生結弦というMUSE(筆者注・性別を問わず理想とする人)がいなければ、
間違いなく誕生しなかった衣装だ。ほかの誰で創造ができよう? 
この先、誰がこの圧倒的魔王感の衣装を着ることができるのだろうか?
――答えは皆さんのご想像通りだと思います」(39ページ)と語っています。



(写真集の表紙より)


伊藤さんはオリジンの衣装を誇っているようだ。
伊藤さんがこのように思っていることに少し安心したというか、
考えが改まったというか…。
羽生選手が存在してこそ、伊藤さんもこうして記念展を開催してもらえるのだから。

羽生選手が光であって、
カメラマンや衣装デザイナーはその光のおかげでスポットを浴びているのだから…。



羽生選手の衣装は「Origin」だけだったが、
黒オリジン、紫オリジンのデザイン画も展示ざれていた。
ボツになった黒オリジンのデザイン画もあった。
(なんとなくボツ画から紫オリジンを発想したような?)


ほかにも羽生選手の衣装デザイン画がたくさん展示されていた。

「SEIMEI」×2(1期、2期)、これにはそれぞれの見本生地も展示。
両者の違いが分かるようになってた。

そして「オトナル2期め」「天と地のレクイエム」「オペラ座の怪人」
「ファイナルタイムトラベラー」
のデザイン画が。


トラベラーはボツ画も2枚ほどあり。
ドレープの出し方で試行錯誤があったみたいだ。

出来上がっているものはちょっとドレープが多すぎるような気がするが、、
可憐で清楚な感じがよく出ていた。

「蒼い炎Ⅱ」の表紙を飾っている衣装だ。



デザイン画の上には「天と地と」の写真パネルも。


羽生選手以外の衣装では永井優香さんの「エリザベート」が目を引いた。
真っ白なドレス風の衣装で、美しい。
デザイン画も展示されていたが、それにも力が入っているのが分かった。

あと、宮原知子さんのプログラム名は忘れたが、黒い衣装が印象に残った。
樋口新葉選手のボリュームのある衣装も何点か目を引いた。

ボーヤン・ジンの衣装は大人しめだが、
それでもスパンコールを打ち合わせ部分に直線的にあしらっていて、
細かい作業が見て取れた。


おそらく、作業場には何百種類もの大きさの違うレースのモチーフや、
スパンコールやスワロフスキーのビーズなどが集められており、
衣装によって、その衣装に合う素材を見つけ出し、あしらうのだろうと思った。

工芸家や職人仕事だと感じさせた。


あと…村元哉中・高橋大輔組のフリー衣装ラ・バヤデールが2種類、
特別展示という形で他の衣装と離して飾られていた。
もしかして伊藤さんの念願の仕事だったのかな?と。

しかし…言わなくてもいいことかもだが…。
羽生結弦、小松原組の小松原尊(ティム・コレト)、
ボーヤン・ジンを見たあとでは…あのう。。
体型がいかにも難あり💦で…。
他の男性スケーターのすらりとした長い足の衣装を見た後では、何とも…(;^_^A



そして衣装写真集「MUSE ON ICE」が展示会場で先行発売されていて立ち読み。
ネタばらしを少し。

 MUSE ON ICE
伊藤聡美
4,730円

2022年04月18日頃




 




判型は以前発売された伊藤聡美衣装写真集より小さく、週刊誌?の大きさ

巻頭からずらっと羽生結弦選手の衣装が続く。

もちろんあとはほかのスケーターたちの衣装が続き、羽生選手は巻頭だけだが、
個人のスケーターでは一番ページが多い。


ロンカプの部分を立ち読み(;^_^Aした。

(ネタバレ)


始めは普通のハイネックだったが、羽生サイドがチョーカー風に首を水色にとの希望があったと。
だからあのチョーカーは羽生選手のアイデアだったということだ。

首が長くなければ似合わない。
あれを着こなすのだから恐ろしい、と書かれていた。


羽生結弦は自分のことをよく知り尽くしているのだと思う。
それも客観的な観点から。
自分の良さを最大限に引き出すすべを知ってるのだ。。





羽生結弦展2022
https://artexhibition.jp/topics/news/20220318-AEJ674877/


商品一覧
https://zakkaonsen.stores.jp/?category_id=623bd1217d1161701460cdd5

美術展ナビニュース
https://artexhibition.jp/topics/news/



土曜日にはMBSテレビ(TBS)で「炎の体育会TV」があったね。。
またもやゴールデンで羽生結弦選手の話題が登場した。

(本田真凛もフィギュアの衣装のことで出演してたが)
ゴールデンで本人出演でもないのに取り上げられるという、
それはスターだから。。
フィギュアスケートといえば羽生結弦、
今はそう思われているからでは?


心の中に9歳の自分がいて、あいつが(4Aを)跳べとずっと言ってた、
9歳の俺と一緒に4Aを跳んだ、という記者会見の言葉から、
子供時代の羽生選手の映像が。

子供時代のコーチとして、山田真実先生に取材していた
(私は子供時代というから都築章一郎先生だと思っていた)。

「フィギュアスケートに大切な技術と表現力とオーラと、
すべてを含め、ちょっと飛び抜けていましたね」

そのころから飛び抜けてる人は飛び抜けてるんだな…と。







映像は9歳ではなく、12歳のノービス時代に全日本ジュニアに出場し、
3位に入った際の、「sing sing sing」のものが。

12歳ですでに足が長く、顔が小さく、美少年だった。
このころからもう美少年ぶりが際立ってた。
その上、この頃からルッツ、ループとも
基本に忠実な正しい技術でジャンプを跳んでた。

この映像は録画してなかったと思うから貴重だった。




--------



☆世界ジュニア男子の結果☆

1イリア・マリニン 276.11 1/1
2Mikhail SHAIDOROV (KAZ) 234.31 8/2
3壷井達也 233.82  5/3

5ゴゴレフ 224.49  6/5

13三浦佳生 197.59  20/8


壷井達也選手がSP五位から順位を上げて見事銅メダル。
三浦佳生選手はよく頑張った。怪我をちゃんと治してね
マリニンのみ点数が高騰…。



フィギュアスケート・カルチュラルブック2021-2022
 氷上の創造者 (角川SSCムック)
1,650円
2022年05月07日


 

 


 






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羽生結弦展グッズ通販サイト

2022年04月16日 | 羽生結弦
やっぱりPC間のデータ移行に…というか、接続にみごとに失敗した(号泣)
そのせいかパソコンはますます遅くなるし…もう散々(T_T)

あー…どうなるんだろ(T_T)どうすればいいんだろ(>_<)


+++


嘆いてばかりでは仕方がない( ノД`)
気を取り直して・・・(´;ω;`)


*フィギュア世界ジュニア(エストニア、タリン)は
三浦佳生選手は足の具合がやはりまだ良くなかったようだ。
練習を始めたのが直前だったようで─
ショートプログラムで3Aを酷いこけ方をしたそうだ
無理しないで…



https://www.sponichi.co.jp/sports/news/2022/04/14/kiji/20220414s00079000834000c.html
壷井達也が5位発進 本田ルーカス剛史9位、三浦佳生20位
 世界ジュニア男子SP

男子ショートプログラム(SP)が行われ、
壷井達也(神戸大)が安定感ある演技で79・15点を出して5位発進した。
本田ルーカス剛史(木下アカデミー)は73・01点で9位。
四大陸選手権3位の三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)は
ジャンプのミスが重なり、60・03で20位だった。
 首位は世界選手権9位のイリア・マリニン(米国)で88・99点だった。
フリーは16日に行われる。




遅まきながら、
「羽生結弦展2022」のオンライングッズ通販サイトが出来ているようだ。

前回と同じ雑貨温泉さん

羽生結弦展2022の公式グッズ通販ページ
https://zakkaonsen.stores.jp/

商品一覧
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販売期間:2022年4月20日(水)12:00 〜 2022年10月2日(日)23:59
お届け時期:2022年10月上旬~2023年3月下旬

※キャンセルは承っておりません
※1商品につきお一人様5点まで購入いただけます
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販売期間が長いのでじっくり考えて選べる。。

しかし全部ほしくなる(>_<)でも…選ばねば
ただ通販で頼むと届くのは10月以降、
「羽生結弦展」へ行けば直接買える、東京は4月20日から…
いいな…行ける人は

じっと待つしかないのかな…くすん






しかし…
うーん…
カッコいい





このクリアファイルはことのほかよい出来ではなかろうか!?
素晴らしい


それにしても
こんなに関連グッズが沢山販売されるスケーターはいただろうか?
いや、アスリートはいただろうか?
まるでアニメキャラのグッズみたい(;゚Д゚)
人気アイドルみたい


グッズや雑誌、クリアファイル・・・無数に発売されていて。

実績も大事だけどやっぱりルックスは大事。
実力があり、活躍期間が長く、知名度があり、
なおかつ容姿も美しいからこれだけ人気になるんだと思う。

容姿が抜群だからグッズもどれを見てもカッコよくて様になる…

本人はこのグッズたちを見てどう思ってるんだろう…。
マドラーやキューピーになって…何とも思わないんだろうな( ´艸`)



北京五輪では不運もあり台乗りを逃し評判も下がるかと思ったが、
名声は揺らがなかった。

無謀ではなく勇気ある果敢な挑戦にアスリートの魂を感じさせ
メダリストよりある意味インパクトのある演技を見せた。

美しい容姿とアスリートとしての挑戦する姿勢が融合した結晶、が
羽生結弦という存在なのだと思う


羽生結弦展2022
https://artexhibition.jp/topics/news/20220318-AEJ674877/



美術展ナビニュース
https://artexhibition.jp/topics/news/

https://artexhibition.jp/topics/news/20220329-AEJ735066/
【羽生結弦展2022】オリジナルグッズ情報のまとめページ


羽生結弦展高島屋公式サイト
https://www.takashimaya.co.jp/store/special/hanyu_yuzuru2022/index.html



◆会場と会期
1 日本橋高島屋S.C.  2022年4月20日(水)~5月9日(月)
2 富山大和 5月13日(金)~5月26日(木)
3 新潟伊勢丹 7月6日(水)~7月18日(月・祝)
4 ジェイアール名古屋タカシマヤ 7月27日(水)~8月8日(月)
5 大阪高島屋 8月10日(水)~8月22日(月)
6 藤崎(仙台) 9月15日(木)~9月28日(水)



アイスジュエルズ Vol.16 KAZIムックシリーズ
¥1,320
2022年04月27日




https://www.hmv.co.jp/product/detail/12835806/?site=mailmagart&utm_source=moa2

アイスジュエルズにはいつもスペシャルインタビューと称して
羽生結弦選手の独占インタビューが掲載されてるが
今回は特別寄稿として羽生選手自らが4Aについて記す?
これは貴重かも


この時期にも羽生関連書籍が次々途切れずに発売される。

さすが、桁違いの人気のある選手。
五輪以降、羽生表紙がどれだけ発売されたやら?


フィギュアスケート・カルチュラルブック2021-2022
 氷上の創造者 (角川SSCムック)
1,650円
2022年05月07日








ポストカードブック第2弾
ショート篇とフリー篇

KISS&CRY特別編集 羽生結弦POSTCARD BOOK Dreams
-Short Program-(仮) (TOKYO NEWS MOOK)
2,200円
2022年04月25日頃



表紙が…素敵、、何と美しいロンカプ

それだけじゃなくて…うっとりしてしまう






KISS&CRY特別編集 羽生結弦POSTCARD BOOK Wings
-Free Skating-(仮) (TOKYO NEWS MOOK)
2,200円
2022年04月25日頃



フリー篇の表紙も素敵…





練習着もカッコいい
美しい








ファンタジー・オン・アイス公式サイト
https://fantasy-on-ice.com/



出演スケーター
https://fantasy-on-ice.com/skaters.html




日本ではスターズ・オン・アイス、プリンスアイスワールド、
ブルーム・オン・アイス、
ファンタジー・オン・アイス、ドリーム・オン・アイスなど、
アイスショーが盛んなようだ。。


昔「スポーツアイ」という雑誌を買っていた頃、
アメリカではいつでもどの州のどこかでアイスショーをやっている、
という読者の投稿があった。

アメリカでは今度、五輪王者の凱旋SOIがあるそうだが…、
それだけなのかな。
今はアメリカより日本の方がアイスショーが盛んなのだろうか?

チケットは決して安くないが。


自分は文科系なのでスポーツ観戦は苦手で、
その代わり、美術館や映画館へはよく行ったが、
映画などは昔、400円くらいで入れた。
美術館も2000円あれば見られる。1000円代のものが多い。

だから美術館へは気軽によく行くが。。


演劇や歌舞伎は高いが(相撲も)1万円代だと思う。

それに比べればアイスショーは氷を作るせいもあるのか、
高いのによく沢山の人が行くんだな、と、
文科系の人間は思うのだ…

それほどにアイスショーって需要があるんだろうか?
文科系にはよく分からない・・・



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