京都でフィギュアスケートの衣装デザイナー、伊藤聡美さんの衣装展があった。
展示されているという羽生結弦選手の黒Originが目当てで行って来た。
地下鉄烏丸御池駅から歩いて5分くらいのところにある、
「Gallery SUGATA」というカフェの中にある小さなギャラリー内だった。
入口にそれらしき目印はあったけれども、いかにもカフェとしか思えず、
どこから入ればいいのか分からなくて、
まごまごして他のお客さんについて💦カフェの暖簾をくぐった。
カフェの奥に、広くはないがギャラリースペースがあるのだった。
展示されていた衣装は20点ほど。
500円だから安いのもよい。
詳しくは
↓
MUSE ON ICE 伊藤聡美出版記念展
会場:Gallery SUGATA(京都市中京区室町通二条下ル蛸薬師町271-1)
会期:2022年4月16日(土)~5月8日(日)
開館時間:11時~18時
入場料:500円
https://www.su-ga-ta.jp/
– MUSE ON ICE –フィギアスケート衣装デザイナー
伊藤聡美出版記念展
【展示作品概要】
衣装 約20数体 / デザイン画 / 衣装写真
衣装展示予定選手:
今井遥さん、小松原 美里選手/小松原 尊選手、
白岩優奈選手、永井 優香さん、羽生結弦選手、
樋口新葉選手、ボーヤン・ジン選手、松田 悠良さん、
三原舞依選手、村元哉中選手/高橋大輔選手、
宮原知子さん
残念ながら写真撮影は禁止。
メインビジュアルは「ラストエンペラー」(誰の衣装かは忘れた(-_-;))
入ってすぐにガラスケースの中に一体だけ、黒オリジンが。
前後左右、見られるようになっていた。
見る前はものすごくデコラティブでごてごてしてるのかなと思っていたが、
とても整然と緻密にデザインされていて、葉の一枚一枚が丁寧に縫い付けられている。
パワーネットの葉っぱは切り落としだがすごく計算されて配置されていた。
動くうち落ちるのではないかという心配はまったくなく、きれいに縫い付けられていた。
まるで工芸品を見るようである。
これを着こなせるのは確かに羽生選手以外にはいない。
これは特注トルソーなのかな?
相変わらずウエストが細い…でも、前に「ホープ・アンド・レガシー」を見た時よりは、
少し大きく感じたかな?
そしていつも思うけど足が長ーい…。どこまでも足。ずっと足。
このスタイルはくびれもあり、日本人には珍しい超絶スタイル。。
撮影禁止だが、ツイッターに上がっている↓
美術展ナビ
https://twitter.com/art_ex_japan/status/1515165071453741058?cxt=HHwWhICjwdqm-YYqAAAA
着こなしている羽生選手・・・
美術展ナビニュース
https://artexhibition.jp/topics/news/20220416-AEJ766101/
「MUSE ON ICE 伊藤聡美出版記念展」Gallery SUGATA(京都)で5月8日まで
「Origin」については
「私の中でのベストオブコスチュームに君臨している。
羽生選手が存在してくれて、
私に衣装を作る機会を与えてくれたこの世界に感謝するレベル。
羽生結弦というMUSE(筆者注・性別を問わず理想とする人)がいなければ、
間違いなく誕生しなかった衣装だ。ほかの誰で創造ができよう?
この先、誰がこの圧倒的魔王感の衣装を着ることができるのだろうか?
――答えは皆さんのご想像通りだと思います」(39ページ)と語っています。
(写真集の表紙より)
伊藤さんはオリジンの衣装を誇っているようだ。
伊藤さんがこのように思っていることに少し安心したというか、
考えが改まったというか…。
羽生選手が存在してこそ、伊藤さんもこうして記念展を開催してもらえるのだから。
羽生選手が光であって、
カメラマンや衣装デザイナーはその光のおかげでスポットを浴びているのだから…。
羽生選手の衣装は「Origin」だけだったが、
黒オリジン、紫オリジンのデザイン画も展示ざれていた。
ボツになった黒オリジンのデザイン画もあった。
(なんとなくボツ画から紫オリジンを発想したような?)
ほかにも羽生選手の衣装デザイン画がたくさん展示されていた。
「SEIMEI」×2(1期、2期)、これにはそれぞれの見本生地も展示。
両者の違いが分かるようになってた。
そして「オトナル2期め」「天と地のレクイエム」「オペラ座の怪人」
「ファイナルタイムトラベラー」
のデザイン画が。
トラベラーはボツ画も2枚ほどあり。
ドレープの出し方で試行錯誤があったみたいだ。
出来上がっているものはちょっとドレープが多すぎるような気がするが、、
可憐で清楚な感じがよく出ていた。
「蒼い炎Ⅱ」の表紙を飾っている衣装だ。
デザイン画の上には「天と地と」の写真パネルも。
羽生選手以外の衣装では永井優香さんの「エリザベート」が目を引いた。
真っ白なドレス風の衣装で、美しい。
デザイン画も展示されていたが、それにも力が入っているのが分かった。
あと、宮原知子さんのプログラム名は忘れたが、黒い衣装が印象に残った。
樋口新葉選手のボリュームのある衣装も何点か目を引いた。
ボーヤン・ジンの衣装は大人しめだが、
それでもスパンコールを打ち合わせ部分に直線的にあしらっていて、
細かい作業が見て取れた。
おそらく、作業場には何百種類もの大きさの違うレースのモチーフや、
スパンコールやスワロフスキーのビーズなどが集められており、
衣装によって、その衣装に合う素材を見つけ出し、あしらうのだろうと思った。
工芸家や職人仕事だと感じさせた。
あと…村元哉中・高橋大輔組のフリー衣装ラ・バヤデールが2種類、
特別展示という形で他の衣装と離して飾られていた。
もしかして伊藤さんの念願の仕事だったのかな?と。
しかし…言わなくてもいいことかもだが…。
羽生結弦、小松原組の小松原尊(ティム・コレト)、
ボーヤン・ジンを見たあとでは…あのう。。
体型がいかにも難あり💦で…。
他の男性スケーターのすらりとした長い足の衣装を見た後では、何とも…(;^_^A
そして衣装写真集「MUSE ON ICE」が展示会場で先行発売されていて立ち読み。
ネタばらしを少し。
MUSE ON ICE
伊藤聡美
4,730円
2022年04月18日頃
|
判型は以前発売された伊藤聡美衣装写真集より小さく、週刊誌?の大きさ
巻頭からずらっと羽生結弦選手の衣装が続く。
もちろんあとはほかのスケーターたちの衣装が続き、羽生選手は巻頭だけだが、
個人のスケーターでは一番ページが多い。
ロンカプの部分を立ち読み(;^_^Aした。
(ネタバレ)
始めは普通のハイネックだったが、羽生サイドがチョーカー風に首を水色にとの希望があったと。
だからあのチョーカーは羽生選手のアイデアだったということだ。
首が長くなければ似合わない。
あれを着こなすのだから恐ろしい、と書かれていた。
羽生結弦は自分のことをよく知り尽くしているのだと思う。
それも客観的な観点から。
自分の良さを最大限に引き出すすべを知ってるのだ。。
羽生結弦展2022
https://artexhibition.jp/topics/news/20220318-AEJ674877/
商品一覧
https://zakkaonsen.stores.jp/?category_id=623bd1217d1161701460cdd5
美術展ナビニュース
https://artexhibition.jp/topics/news/
土曜日にはMBSテレビ(TBS)で「炎の体育会TV」があったね。。
またもやゴールデンで羽生結弦選手の話題が登場した。
(本田真凛もフィギュアの衣装のことで出演してたが)
ゴールデンで本人出演でもないのに取り上げられるという、
それはスターだから。。
フィギュアスケートといえば羽生結弦、
今はそう思われているからでは?
心の中に9歳の自分がいて、あいつが(4Aを)跳べとずっと言ってた、
9歳の俺と一緒に4Aを跳んだ、という記者会見の言葉から、
子供時代の羽生選手の映像が。
子供時代のコーチとして、山田真実先生に取材していた
(私は子供時代というから都築章一郎先生だと思っていた)。
「フィギュアスケートに大切な技術と表現力とオーラと、
すべてを含め、ちょっと飛び抜けていましたね」
そのころから飛び抜けてる人は飛び抜けてるんだな…と。
映像は9歳ではなく、12歳のノービス時代に全日本ジュニアに出場し、
3位に入った際の、「sing sing sing」のものが。
12歳ですでに足が長く、顔が小さく、美少年だった。
このころからもう美少年ぶりが際立ってた。
その上、この頃からルッツ、ループとも
基本に忠実な正しい技術でジャンプを跳んでた。
この映像は録画してなかったと思うから貴重だった。
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☆世界ジュニア男子の結果☆
1イリア・マリニン 276.11 1/1
2Mikhail SHAIDOROV (KAZ) 234.31 8/2
3壷井達也 233.82 5/3
5ゴゴレフ 224.49 6/5
13三浦佳生 197.59 20/8
壷井達也選手がSP五位から順位を上げて見事銅メダル。
三浦佳生選手はよく頑張った。怪我をちゃんと治してね
マリニンのみ点数が高騰…。
フィギュアスケート・カルチュラルブック2021-2022
氷上の創造者 (角川SSCムック)
1,650円
2022年05月07日
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