7章は東京へ戻って、小林緑との話になりました。緑はおふくろさんを2年前に、脳腫瘍でなくしていて、またお父さんも同じ脳腫瘍で、手術を受けてます。状態は結構悪くて、お見舞いに行く設定になってます。お父さんとは、初対面ですが、心のこもった看病をトオルがする。
自分は、父は今から30年前、平成3年に亡くしてますし、お袋も平成17年ですので、16年前ですか?亡くしてます。父が入院したときは、お袋が看病していたんですが、風呂に入りたいので、その間自分が看病することになりました。しかし出来ないものですね。痰が詰まってしまい、危うく死んでしまうとこで、一度きりで頼まれなくなりました。それでも最後には亡くなったのですけど。
自分はその時点で40近くでした。主人公のトオルは20歳になったかならないかで、しかも初対面の緑のお父さんへの看病。立派すぎます。自分が至らなすぎなのかもしれませんけど。