7月14日(日曜日)、前日から主人と一緒に京都入りしていた私(^^)d
こちらが萬福寺の総門↓
朝起きてみたら、天気予報が外れて雨が降っていなかったので、蓮の花を見に「萬福寺」に行こうと言う事に(*^ー^)ノ♪
蓮の花は午後になると花を閉じてしまうので、慌てて用意をして市バスで京都駅に向かった🚌
「萬福寺」には、京都駅からJR奈良線の電車に乗って最寄り駅の「黄檗(おうばく)駅」まで約23分程で到着👍
そこから歩いて5分程の所にある✨
こちらが萬福寺の総門↓
カラフルで、台湾で見たお寺みたいだった✨
総門を潜ったすぐの様子がこちら↓
総門を潜ったすぐの様子がこちら↓
ここも先月拝観して感心した法金剛院の様に、塵1つない整然とした境内だった✨
こちらが境内の案内板↓
こちらが境内の案内板↓
他のお寺同様、広大な敷地にビックリ(*_*)
そして、もっとビックリしたのは、総門を潜ってすぐ右側に「放生池」と言う蓮池があった事✨
咲いていたのはほんの少しだけだったが、それでも圧巻の光景だった(*^.^*)
この辺りの蓮が綺麗に咲いていた✨
そして、もっとビックリしたのは、総門を潜ってすぐ右側に「放生池」と言う蓮池があった事✨
咲いていたのはほんの少しだけだったが、それでも圧巻の光景だった(*^.^*)
この辺りの蓮が綺麗に咲いていた✨
黄檗山萬福寺(おうばくざんまんぷくじ)は1661年に中国僧「隠元隆琦(いんげんりゅうき)禅師」によって開創された。
穏元禅師は中国明朝時代の臨済宗を代表する僧で、中国福建省福州府福清県にある黄檗山萬福寺のご住職をされていたのだそう。
その当時、日本からの度重なる招請に応じ、63歳の時に弟子20名を伴って1654年に来朝された。
この宇治の地でお寺を開くにあたり、隠元和尚は寺名を中国の自坊と同じ「黄檗山萬福寺(おうばくざんまんぷくじ)」と名付けたのが始まりとの事。
こちらは重要文化財の三門↓
南禅寺の三門を思い出すくらい巨大だった(*_*)
ここを入れば脱俗の清浄域となる✨
萬福寺は当初、「臨済宗黄檗派」などと称していたが幕府の政策等により、明治9年、一宗として独立し「黄檗宗」を公称するようになった。
その為、私も初めて知ったのだが、日本でいう「禅宗」は、臨済宗、曹洞宗、黄檗宗の三宗に分類されるのだそう。
寺社巡りは、本当に勉強になる(^^)d
又、他の2つの禅宗と黄檗宗が大きく違う点としては、中国的な特徴を色濃く残しているということが挙げられるとの事。
三門を入ってすぐの左側には、開山堂がある。開山堂に続く参道は、正方形の平石を菱形に敷き両側を石條で挟んだ特殊な形式がとられている。
これは、龍の背の鱗をモチーフ化したもので、中国では龍文は天子・皇帝の位を表すのだそう✨
開山堂に続く参道の両脇には蓮の鉢が綺麗に並べられている↓
全てではないが、こんな感じで綺麗に咲いている蓮も(*^.^*)
開山堂に続く朱色の通元門↓
重要文化財の開山堂がこちら↓
開山堂前にも沢山の種類の蓮の花の鉢が並べられている✨
昨年は、何年かぶりに縁起が良いとされている1つの茎に2つの花が咲く双頭蓮が開花したのだそうだが、今年は今のところ咲いてないのだそう(/--)/
開山堂の前にある蓮の鉢との事で、必死に探してみたが、見つからなかった💦
だけど、この日はお昼過ぎに着いたので、蓮の花が閉じてしまったんじゃあないかと心配したが、綺麗に咲いてくれていて嬉しかった(*^.^*)
ピンクの蓮もヤッパリ綺麗(*´∀`)♪
開山堂の蓮を楽しんだ私達は、奥にある「天王殿」に向かった(^^)d
こちらにも菱形の石の参道が↓
参道の先に見えるのが「天王殿」✨
こちらは天王殿にある黄金の「弥勒菩薩(布袋)座像」↓
こちらは天王殿にある黄金の「弥勒菩薩(布袋)座像」↓
西田敏行みたいだった(((^^;)
こちらは噴水の様な形の手水舎↓
こちらは噴水の様な形の手水舎↓
この形の手水舎は珍しいが、そう言えば先月拝観した三室戸寺にもあったな✨
こちらは天王殿の奥にある重要文化財の「大雄賓殿(だいおうほうでん)」↓
こちらは天王殿の奥にある重要文化財の「大雄賓殿(だいおうほうでん)」↓
萬福寺の本殿にあたる建物で最大の伽羅。
日本では唯一最大のチーク材を使った歴史的建造物として大変重要で貴重な物なんだそう✨
大雄賓殿の前には、睡蓮の池もあった↓
蓮の花だけだと思ってたので、咲いていたのは少なかったが、睡蓮の花も見れて超嬉しかった(*´∀`)♪
モネの絵を彷彿させる睡蓮の白い花↓
大雄賓殿の前には、睡蓮の池もあった↓
蓮の花だけだと思ってたので、咲いていたのは少なかったが、睡蓮の花も見れて超嬉しかった(*´∀`)♪
モネの絵を彷彿させる睡蓮の白い花↓
蓮の花とは違う魅力がある🎶
黄檗山の建造物は中国の明朝様式を取り入れた伽藍配置。
正面一間を吹放しとした主要伽藍を中心軸上に置き、同じ大きさの諸堂が左右対称に配されている。
「卍字くずし」のデザインによる勾欄、「黄檗天井」と呼ばれるアーチ形の天井、円形の窓、扉に彫られた「桃符」と呼ばれる桃の実形の飾りなど、日本の他の寺院ではあまり見かけないデザインや技法が多用されているのが特徴的らしい。
全てを確認出来なかったが、台湾や香港のお寺に全体的な雰囲気が似ているなぁとは確かに感じた(^^)d
こちらのターコイズブルーのお線香を立てる置物も異国情緒を感じてしまった✨
こちらは、中国、台湾に現存する大雄宝殿と同じ「十八羅漢像」の内の1つである" らごらそんじゃ "↓
こちらのターコイズブルーのお線香を立てる置物も異国情緒を感じてしまった✨
こちらは、中国、台湾に現存する大雄宝殿と同じ「十八羅漢像」の内の1つである" らごらそんじゃ "↓
このように創建当初の姿のままを今日に伝える寺院は、日本では他に例が無く、代表的禅宗伽藍建築群として、主要建物23棟、回廊、額、聯などが国の重要文化財に指定されているとの事✨
そういった建築物・美術・印刷以外にも、隠元豆(いんげんまめ)・西瓜(すいか)・蓮根(れんこん)・孟宗竹(たけのこ)・木魚なども隠元禅師から日本にもたらされたものであり、当時江戸時代の文化全般に影響を与えたといわれているのだとか(*^.^*)
寺社巡りは、本当に勉強になるなぁ😃
下の写真は、「釈迦如来坐像(中尊) 」↓
京大仏師兵部作、寛文9年(1669)造立、木造、像高250cm。当寺の本尊。摩訶迦葉(まかかしょう)と阿難陀(あなんだ)の両尊者が脇侍として安置されている。
修復中のこちらの建物は、大雄賓殿の奥にある重要文化財の「法堂(はっとう)」↓
全貌が見れなかったのが残念(/--)/
大雄賓殿を拝観した私達は、その右隣にある社務所で御朱印を貰いに行く事に(*^ー^)ノ♪
こちらが社務所↓
大雄賓殿を拝観した私達は、その右隣にある社務所で御朱印を貰いに行く事に(*^ー^)ノ♪
こちらが社務所↓
ショップが併設されている👍
御朱印の種類も沢山あった↓
私は、右側の大雄賓殿の御朱印をリクエストした(^^)d
その御朱印がこちら↓
御朱印の種類も沢山あった↓
私は、右側の大雄賓殿の御朱印をリクエストした(^^)d
その御朱印がこちら↓
御朱印と一緒に頂いた説明書き↓
ショップには色んなグッズが売られていた↓
買わなくても、見るだけでも楽しい😆💕✨
ショップを出た直ぐの所には、魚梆(かいぱん)と呼ばれてる木魚の原形となっている大きな魚の魚版が吊るされている↓
日常の行事や儀式の時を報じる、魚の形をした法器のことで、この写真は裏側✨
こちらが表側で、たい焼きみたいだった(((^^;)
こちらが表側で、たい焼きみたいだった(((^^;)
境内を拝観した私達は、入り口の横にあった蓮池をゆっくり見る事に(*^ー^)ノ♪
蓮池から見える三門↓
黄檗宗では、人は生まれつき悟りを持っているとされる「正法眼蔵」という考えがあるのだそう。
その真理にたどり着くためには、自分自身の心に向き合うことであるというのが黄檗宗の教えなんだとか✨
また黄檗宗では「この世の中に存在するのは心だけで、目で見えるすべての物事や起こる現象は、心の働きがもたらしたもの」という「唯心」の教えを大切にしているらしい。
そのため、私たちの心の中にこそ阿弥陀様がおられ、極楽浄土を見出せるとされているとの事✨
禅の教えは本当に深いなぁ。
そんな風に悟れたならば、蓮の花が咲き乱れる蓮池の様な極楽浄土に行けるのかもね、、
穏元禅師の訓戒の中に、" 自己の究明に務め、昼夜たゆまぬ修行をしなさい。 "と言う教えがあり、それは自己の究明、つまり人として生まれてきて自分はいったいどう生きるのか、人の為ではなく、まず自身の解決が肝要であると説いたとの事✨
たった一度の人生、「ボォーッと生きてんじゃあねぇよ‼️」なんて、チコチャンに叱られない様に、そして後悔しない様に生きないとネ(^^)d
自分の人生を今一度、きちんと考える良い機会が欲しい人は、是非蓮の花が見頃のこの時期に萬福寺を拝観してみてネ👍
「萬福寺」については、こちらを参考にしてネ
所在地:京都府宇治市五ヶ庄三番
拝観時間:9:00~17:00
その他:※入山受付・売店・朱印状は16:30まで
交通アクセス
(1)JR奈良線「黄檗」下車 徒歩5分 京阪宇治線「黄檗」駅下車 徒歩5分
(2)■「滋賀方面」からの場合・・・京滋バイパス「宇治東」ICから5分
(3)■「大阪方面」からの場合・・・京滋バイパス「宇治西」ICから10分