感じるままに・・大人の独り言

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「大田神社」〜上賀茂神社の境外摂社で、国の天然記念物の杜若の名所で有名な神社✨

2019-05-28 21:07:43 | オススメの神社仏閣
今日でゴールデンウィークネタもお仕舞い(^^)d

と言う事で、ゴールデンウィーク後半の5月5日(日曜日)、車で息子を京都に送りがてら、四条烏丸から烏丸御池、川原町三条辺りでランチやお茶を楽しんだ私達は、杜若で有名な「大田神社」に向かった🚗

大田神社は上賀茂神社の境外摂社で、上賀茂神社から歩いて10分少しの所にあるこじんまりとした神社である✨
こちら↓


大田神社について記載されている案内板↓


境内の入り口から参道を歩いて行くと、奥に拝殿が見えて来た↓
参道を囲む木々の新緑が美しい🌿


こちらは拝殿に行くまでの参道の左側にある船玉神(ふなたまのかみ)をお祀りしている末社「百大夫社(ひゃくたいふしゃ)」↓


こちらは大国主神と少彦名神(すくなひこなのかみ)をお祀りしている「鎮守社」↓


こちらが拝殿↓

太田神社は上賀茂神社(賀茂別雷神社)の摂社で、祭神は天鈿女命(あめのうずめのみこと)と 猿田彦命(さるたひこのみこと)を祀っており、延喜式内の古社で、 この付近の沼沢池を開墾して栄えた賀茂氏の 崇敬を受けた神社との事。

私達は拝殿をお参りした後、御朱印を貰いに境内の入り口のすぐそばにある社務所に戻る事に🎵


社務所がこちら↓


私にとって今回頂く御朱印は、令和最初の記念となる御朱印なのだ🎵

そもそも大田神社の拝観は、杜若を見るのが最大の目的だっただけに、御朱印がその杜若のイラスト入りの限定御朱印だったので、メチャ嬉しくなったo(^o^)o


そして、こちらが令和第1号となった大田神社の御朱印↓
杜若入りの限定御朱印である✨


御朱印をゲットした私達は、いよいよお目当ての杜若を見に行く事に(^^)d

古代、上賀茂神社や太田神社がある上賀茂の地は元々が沼地で、賀茂氏によって開墾されたと言われているらしい。

そして、その大田神社の東側には今も約2千平方m2の沼沢地が残存。
「大田の沢」と呼ばれ、この沢には古代より野生のかきつばたが美しく群生していたそうだ✨
大田の沢の入り口には、こんな看板が↓

こちらが杜若が群生している「大田の沢」の入り口↓
300円を支払って、中に入って行くと、


面積はそれ程大きくはないものの、沼地一面に青々と繁った杜若の葉の間から青紫の杜若が所々に咲いているのが飛び込んで来た↓

ネット情報では、見頃を迎えたと書かれていたが、この写真でも分かりにくい程の咲き具合で、五分咲きくらいだったと思う(^^;


こちらには、杜若の維持費の為の支援金を募るお願い文が↓


チラホラと咲いている感じの" 大田の沢 "の様子↓


古来から咲いていたと言われているこちらの杜若については、平安時代の和歌の大家で『千載和歌集』の編者として知られる藤原俊成(ふじわら の としなり)も歌に詠んでいるのだそう✨

その歌と言うのがこちら↓

"神山や 大田の沢の かきつばた 
ふかきたのみは 色にみゆらむ "


歌の意味は、「上賀茂神社の御降臨山である神山の近くにある大田神社のかきつばたに、 ふかくお願いする恋(いろ)は、かきつばたの色のように一途で美しく可憐なんだろう」との事(’-’*)♪


昔の人も、この大田の沢一面に咲き誇る杜若に魅せられていたのだろうなぁと考えると、時代を越えた浪漫を感じ、何とも感慨深い✨


この正統派の紫の色の高貴な事❗
なんて新しい時代の令和に相応しい色なんだろう( ^-^)ノ∠※。.:*:・'°☆


今回は、少し見頃より早くて残念だったが、例年のカキツバタの見頃は5月上旬から5月中旬頃なんだとか。(’-’*)♪

大田の沢のかきつばたは、古代の京都が湖だった頃の植生を良く残していると認められ、昭和14年に国の天然記念物に指定されたとの事。


上賀茂神社の摂社である大田神社は、京都市でも北の方に位置している為中心部からは少し離れてはいるが、京都五社の1つで北の方角を守る上賀茂神社と一緒に是非この時期に訪れてみて欲しい神社である👍

住所:京都府京都市北区上賀茂本山340 電話:075-781-0907 最寄り駅:北山(京都府)駅[3]から徒歩約18分






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