この7月は本当に毎日猛暑が続いていて、1ヶ月前にはこんな暑い夏になるなんて思ってもみなかった💦
と言う事で、今日も6月の回想記。
漸くこれが最後のネタなので、ヤレヤレだf(^_^;
6月16日土曜日、午前中に素敵な御朱印が貰える勝林寺と紫陽花の宮としても有名な藤森神社を拝観した私は一旦息子のマンションに戻って、遅れて京都入りした主人と一緒に、6月17日まで期間限定で公開されている建仁寺の塔頭寺院の霊源院に向かった。
建仁寺は京都最古の禅寺で、昨年秋に愉歩さんと山田さんと一緒に拝観して、私的には結構お気に入りの寺院となっている(*^。^*)
「建仁寺」についての記事は、こちらを読んでネ
建仁寺も京都五山の1つだけあり、祇園の町中にあると言うのに境内はとてつもなく広大なのだ。
建仁寺の境内を歩いて行くと、案内板が出て来た↓
この霊源院は「甘露庭」と呼ばれる枯山水庭園に甘茶の咲く寺として知られている。青く、美しい甘茶が咲くこの時期に庭園が特別公開となっていて、私達はギリギリ訪れたと言うわけ。
「甘茶」といわれてもなかなかどんな花かイメージできなかったが、「甘茶」とはユキノシタ科に属するガクアジサイの変種なんだそう。葉を蒸してもみ、乾燥したものを煎じるととても甘いお茶になるんだそうだ。
先程の案内板に写っていた紫陽花みたいなお花が甘茶なんだけど、霊源院に実際に咲いていた甘茶のお花がこちら↓
霊源院は、建仁寺の境内の一番奥にあり、祇園側から入ると結構な距離を歩かないといけない(((^_^;)
建仁寺の境内が相国寺や天龍寺に負けないくらい大きいと言う事が、今回改めて分かったf(^_^;
途中には、こんな案内板が↓
こちらも拝観したいところだが、今回は見送る事に(T_T)
歩く事10分弱、境内の一番突き当たりを左に曲がると漸く霊源院が見えて来た↓
門を潜って直ぐの建物の入り口がこちら↓
建物の中には、こちらで靴を脱いで入って行く↓
建仁寺は「学問面(がくもんづら)」と呼ばれ、五山文学と称される程の文芸を作り上げたことで知られている。そして、この五山文学の最高峰寺院として位置づけられたのがこの霊源院。建立当時は総合大学としての機能を備え、「学問面」を代表する寺院だったそうだ。
入り口玄関を上がって直ぐの左側にある部屋がこちら↓
かつては総合大学としての機能があった霊源院だけあり、今は写仏・写経の道場を行っている様だ↓
部屋の横にはこんな絵画が飾られている↓
近年荒廃した状態が続いていた霊源院は、現在の新住職が来られた事により伽藍や境内が再整備され、重要文化財である寺宝の中巌円月坐像(ちゅうがんえんげつざぞう)と胎内仏である毘沙門天立像が70年ぶりに保管先の京都国立博物館から戻され、拝観にも力を入れるなど一気に復興を遂げたとの事。
毘沙門天の書も飾れている↓
パワフルで生命力溢れる文字が素晴らしい👍まるで、ゴッホの絵を観てる様である🎵
.
今回公開されている「甘露庭」もやはり、近年手入れをされたまだ新しい庭園で、お釈迦さまの一生を表現した庭園となっているとの事。
甘露庭に面した奥の部屋がこちら↓
特別公開最後の週末とあって沢山の人が拝観に来ていて、皆思い思いに甘茶の庭を眺めていた。
床の間も素敵だった↓
お部屋から見える甘茶の咲く甘露庭がこちら↓
そもそも甘茶と仏教の関係とは一体なんなのかと言うと、お釈迦様の誕生を祝う仏教行事である灌仏会(かんぶつえ)・仏生会(ぶっしょうえ)・花まつりなどと呼ばれる行事に甘茶がかかせないものだったらしいのだ。
こちらの甘露庭には、青い花びらが可憐で可愛い甘茶の花が咲いている
それ程大きくもないので、なんだか個人のお宅の様でホッコリする(*^。^*)
この日午前中に訪れた勝林寺の様だ🎵
右側のお庭がこちら↓
甘茶の咲く庭だけでなく、霊源院は他にも見どころとして、茶室がある。
臨済宗の開祖であり、建仁寺の開山でもある栄西禅師は2度、宋へと渡り茶種を持ち帰っている、日本で栽培を奨励し喫茶の普及に努めた、いわば茶祖なのだそう。
「也足軒」と名付けられた四畳半の茶席は本堂内ににじり口がある少し変わった構造となっている。こちら↓
もう1つの茶室が、本堂南側にある一畳台目の茶室「妙喜庵」でこちら↓
中の様子がこちら↓
茶室が二つもあるなんて、贅沢だな🎵
そして忘れてはいけないのが、お目当ての御朱印(*^O^*)
ここの御朱印は、これまでにないカラーのイラスト絵等、バラエティ豊かで迷ってしまったくらい芸術的なのだ(*^。^*)ちょっと観にくいかもしれないけど、こちら↓
私はこちらのカラーと日付入りの御朱印2枚をゲット(^^)/
この日は、これまでにない素敵な御朱印がゲット出来て大満足(*^。^*)
神社仏閣巡りだけではなく、御朱印集めの方にも目覚めてしまいそうな私(*^O^*)
本腰入れて、御朱印ガールならぬ御朱印オバサンになっちゃいそうである(^^)d
御朱印好きな人は、甘茶の咲く時期の特別公開の際に是非拝観してみてネ
「建仁寺 霊源院」については、こちらを参考に(^^)d
住所:京都府京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町594
電話番号:075-531-0986
アクセス:祇園四条駅1出口から徒歩約9分、清水五条駅5出口から徒歩約11分、河原町(京都府)駅1B出口から徒歩約12分
と言う事で、今日も6月の回想記。
漸くこれが最後のネタなので、ヤレヤレだf(^_^;
6月16日土曜日、午前中に素敵な御朱印が貰える勝林寺と紫陽花の宮としても有名な藤森神社を拝観した私は一旦息子のマンションに戻って、遅れて京都入りした主人と一緒に、6月17日まで期間限定で公開されている建仁寺の塔頭寺院の霊源院に向かった。
建仁寺は京都最古の禅寺で、昨年秋に愉歩さんと山田さんと一緒に拝観して、私的には結構お気に入りの寺院となっている(*^。^*)
「建仁寺」についての記事は、こちらを読んでネ
建仁寺も京都五山の1つだけあり、祇園の町中にあると言うのに境内はとてつもなく広大なのだ。
建仁寺の境内を歩いて行くと、案内板が出て来た↓
この霊源院は「甘露庭」と呼ばれる枯山水庭園に甘茶の咲く寺として知られている。青く、美しい甘茶が咲くこの時期に庭園が特別公開となっていて、私達はギリギリ訪れたと言うわけ。
「甘茶」といわれてもなかなかどんな花かイメージできなかったが、「甘茶」とはユキノシタ科に属するガクアジサイの変種なんだそう。葉を蒸してもみ、乾燥したものを煎じるととても甘いお茶になるんだそうだ。
先程の案内板に写っていた紫陽花みたいなお花が甘茶なんだけど、霊源院に実際に咲いていた甘茶のお花がこちら↓
霊源院は、建仁寺の境内の一番奥にあり、祇園側から入ると結構な距離を歩かないといけない(((^_^;)
建仁寺の境内が相国寺や天龍寺に負けないくらい大きいと言う事が、今回改めて分かったf(^_^;
途中には、こんな案内板が↓
こちらも拝観したいところだが、今回は見送る事に(T_T)
歩く事10分弱、境内の一番突き当たりを左に曲がると漸く霊源院が見えて来た↓
門を潜って直ぐの建物の入り口がこちら↓
建物の中には、こちらで靴を脱いで入って行く↓
建仁寺は「学問面(がくもんづら)」と呼ばれ、五山文学と称される程の文芸を作り上げたことで知られている。そして、この五山文学の最高峰寺院として位置づけられたのがこの霊源院。建立当時は総合大学としての機能を備え、「学問面」を代表する寺院だったそうだ。
入り口玄関を上がって直ぐの左側にある部屋がこちら↓
かつては総合大学としての機能があった霊源院だけあり、今は写仏・写経の道場を行っている様だ↓
部屋の横にはこんな絵画が飾られている↓
近年荒廃した状態が続いていた霊源院は、現在の新住職が来られた事により伽藍や境内が再整備され、重要文化財である寺宝の中巌円月坐像(ちゅうがんえんげつざぞう)と胎内仏である毘沙門天立像が70年ぶりに保管先の京都国立博物館から戻され、拝観にも力を入れるなど一気に復興を遂げたとの事。
毘沙門天の書も飾れている↓
パワフルで生命力溢れる文字が素晴らしい👍まるで、ゴッホの絵を観てる様である🎵
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今回公開されている「甘露庭」もやはり、近年手入れをされたまだ新しい庭園で、お釈迦さまの一生を表現した庭園となっているとの事。
甘露庭に面した奥の部屋がこちら↓
特別公開最後の週末とあって沢山の人が拝観に来ていて、皆思い思いに甘茶の庭を眺めていた。
床の間も素敵だった↓
お部屋から見える甘茶の咲く甘露庭がこちら↓
そもそも甘茶と仏教の関係とは一体なんなのかと言うと、お釈迦様の誕生を祝う仏教行事である灌仏会(かんぶつえ)・仏生会(ぶっしょうえ)・花まつりなどと呼ばれる行事に甘茶がかかせないものだったらしいのだ。
こちらの甘露庭には、青い花びらが可憐で可愛い甘茶の花が咲いている
それ程大きくもないので、なんだか個人のお宅の様でホッコリする(*^。^*)
この日午前中に訪れた勝林寺の様だ🎵
右側のお庭がこちら↓
甘茶の咲く庭だけでなく、霊源院は他にも見どころとして、茶室がある。
臨済宗の開祖であり、建仁寺の開山でもある栄西禅師は2度、宋へと渡り茶種を持ち帰っている、日本で栽培を奨励し喫茶の普及に努めた、いわば茶祖なのだそう。
「也足軒」と名付けられた四畳半の茶席は本堂内ににじり口がある少し変わった構造となっている。こちら↓
もう1つの茶室が、本堂南側にある一畳台目の茶室「妙喜庵」でこちら↓
中の様子がこちら↓
茶室が二つもあるなんて、贅沢だな🎵
そして忘れてはいけないのが、お目当ての御朱印(*^O^*)
ここの御朱印は、これまでにないカラーのイラスト絵等、バラエティ豊かで迷ってしまったくらい芸術的なのだ(*^。^*)ちょっと観にくいかもしれないけど、こちら↓
私はこちらのカラーと日付入りの御朱印2枚をゲット(^^)/
この日は、これまでにない素敵な御朱印がゲット出来て大満足(*^。^*)
神社仏閣巡りだけではなく、御朱印集めの方にも目覚めてしまいそうな私(*^O^*)
本腰入れて、御朱印ガールならぬ御朱印オバサンになっちゃいそうである(^^)d
御朱印好きな人は、甘茶の咲く時期の特別公開の際に是非拝観してみてネ
「建仁寺 霊源院」については、こちらを参考に(^^)d
住所:京都府京都市東山区大和大路通四条下る四丁目小松町594
電話番号:075-531-0986
アクセス:祇園四条駅1出口から徒歩約9分、清水五条駅5出口から徒歩約11分、河原町(京都府)駅1B出口から徒歩約12分