Jimmyの旅行放談

私は海外旅行が好きで、これから色々体験談を流して皆さんのご意見をお伺いいたしたいと思います。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」 P19

2005年07月13日 08時15分15秒 | Weblog

  今日は、宿泊地へ着くまでに一つ奇妙な光景を見てしまった
 ので、その話を一つしてみたい。
 
  私は、マドリードの市街地から宿泊地へ向かうのに地下鉄を
 利用した。地下鉄駅は日本とたいして変わらず主要駅には駅員
 がいたが、主要駅から離れると結構無人駅が多かった。

  切符は自動券売機で購入して自動改札口を通り抜ける訳だが、
 私の降車駅には駅員は無人駅だからいなかった。その時、ある
 青年が小走りに走って来てその改札口を通さずに平気で走り幅
 飛びのようにその改札口を飛び越えてそのまま走り去ったので
 ある。突然の光景だったので、ちょっとびっくりした。

 当然のことながら、この青年はキセルの常習犯なのだろうか?
 もし、バレたらひどい罰金が支払われるものとは思うが…。
  
 一体、当局は把握しているのだろうか?

 ついでに、スペイン広場で聞いた話をも一つ御紹介しよう。
 
 私達二人は広場で日本人の女性ガイドと話す機会があった。
 
 それは、今から1週間前、日本から国際会議でやって来た某男
性教授が地下鉄から降車して地下道から外へ出て歩き始めた途端、
若い男性が急に現れてナイフで教授の手を切りつけた、というの
である。思わずバッグを下に置いて手を押さえている間に、置い
たバッグはアッという間に持ち逃げされた、という話だった。勿論、
そのバッグには彼の財布やカード類の他、重要な講演用資料が入れ
てあった、というのである。

 たしかに、マドリードやバルセロナは治安が悪く、盗みは日常
茶飯事のように起きているようだ。

 やはり、海外旅行の一人歩きは禁物だ。移動する時は必ず
グループで、単独行動は厳に慎まなければならないと思う。
また、日本人は世界中の人から狙われている、ということを肝に銘
じたいものである。

 私自身も、数回盗難事故や珍妙な詐欺行為にあった一人である。

 自慢にはらないが、ちょっと列挙してみよう:

 1. ポーランドのワルシャワの駅、切符売り場でスリ団に財布を盗まれる
 2. 南米、ペルーでは、家内のハンドバッグがひったくられた
 3. 中国、西安の満員バス内で、かばんの中に入れていたCanonのEOS
   高級カメラが底を切られて、すられた
 4. イタリア、ローマでは、電車の中で子供のスリ団に財布を盗まれる
 5. インドでは皮靴の紐に人糞を塗りつけられて、追っかけられる
 6. ギリシャのアテネや、アフリカのケニヤでは言葉たくみな高等戦術
   にだまされる

   ほんとうに、気をつけたいものであるが、睡眠不足や一人旅は特に
   注意したいものだ。
                  今日は、ここまで…。

 写真は、宿泊地ホテル「ALIXARES」前で。