Jimmyの旅行放談

私は海外旅行が好きで、これから色々体験談を流して皆さんのご意見をお伺いいたしたいと思います。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」 P22

2005年07月16日 00時10分34秒 | Weblog


 写真は「マジョール広場」である。

 この「マジョール広場」のまわりをぐるっと建物が囲んでいる。

 1階のアーチの中はお店だ。中へ入ると、東西南北に7本
くらい道が伸びている。

 写真では見られないが、建物の中央に旗が出ているところ
があって、そこが市庁舎なのである。

 「旗の下で待っているね」とか言って、待ち合わせ場所として
のスポットになっているようである。

                今日はここまで…。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」 P21

2005年07月15日 00時19分12秒 | Weblog
  写真は、プラド美術館の建物である。
 
 プラド美術館と言えば、ルーブル美術館(仏)、大英博物館(英)、
メトロポリタン美術館(米)、エルミタージュ美術館(露)などと
並ぶ世界第一級の大美術館で、3000点を超える絵画が展示され
ているのである。
 
 私は、その中のエルミタージュ美術館へはまだ行ったことがない。

 大英博物館やルーブル美術館のように盗品や略奪品が展示されてい
るのと違い、スペイン人が自慢しているように、このプラド美術館
にはそのような展示品は一切無い。

 そう言えば、大英博物館の場合入場料は無料だった。

それでも、表玄関を入ると真正面に大きな寄進箱が置いてあって、
 見学者に適当な寄進を募るあたり、中々の運営のうまさを感じた。

 さて、その入場料無料の話だが、それはそうだろう。
 
 大英帝国時代に勝手に世界の略奪品や遺跡に残された貴重な
遺品を没収して自国の博物館に展示されているからだ。昔の大
国は自由にそういうことを平気でやれたようだ。

 かなり前の話だが、私が、エジプト・ルクソールの王墓や、ギリ
シャ・アテネの神殿跡を見学した時、ガイドがよく建造物の大事な
一部の大理石の石柱などは大英博物館に展示されているのだ、と、
よく説明されていたことを今でも思い出す。 

 また、元に戻るが、このプラド美術館には3000点もの絵画が展示さ
れているのだが、特にエルグレコ、ベラスケス、ゴヤの三本柱がス
ペイン系の画家の作品として有名である。

  ちょっと、これら3画家の作品にふれて見たい。

 1.エルグレコ: 

   中世絵画の巨匠、エル・グレコの未発表の作品が今頃発見
   され、話題になり12月に競売にかけられる、
   というが、最低応札価格が60万ポンド(約1億1800万円)と
   いうから恐れ入る。

    油絵で描かれたこの題名は「The Baptism of Christ」
   (キリストの洗礼)という。
        
   一般的に、彼の代表作品は、「聖三位一体」、「受胎告知」、
   「羊飼いの礼拝」などがある。

    私は2番目の「受胎告知」の作品の
   夢幻的な描画が好きで、昔の教科書にも載っていたことを覚えている。

  2.ベラスケス:
 
    17世紀スペイン・バロック期に最も活躍した宮廷画家。ベラスケス
    は国王一家を始め、多くの宮廷人、知識人を描いた肖像画家としても
    有名である。

  3.ゴヤ: 

    カルロス4世に任命された宮廷画家(1746~1828)。
    ゴヤの代表作品で有名なのは、なんと言っても「裸のマハ」
    「着衣のマハ」だと思う。

     しかし、この二枚の「マハ」は、何のために描かれたものか
    不明、だそうだ。

     プラド美術館の前にはゴヤの銅像があり、そのゴヤの足元の台座は高
    すぎて、通る人の視線も注目も集めることはないが、よく見ると、その
    台座には「裸のマハ」が横たわっていたのは印象的だった。

                     今日はここまで…。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」 P20

2005年07月14日 11時54分48秒 | Weblog

 
 今日から、私の体験したマドリードの市街地を少しばかり写真
を追って辿ってみたい。

 写真は、スペイン王宮前広場とその風景である。
                                
 この堂々とした巨大な建物の中に現国王のファン・
カルロス1世はじめ王族が住んでいるものと思われる。

 御存知のように、ソフィア王妃には王子一男二女がいて、
王女二人は既に結婚。 残すはファリッペ王子のみとなった
が既婚者はいない、という。もちろんこれまで何人かの女性
と噂されたが、結婚まではいたらなかったようである。

                      今日はここまで…。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」 P19

2005年07月13日 08時15分15秒 | Weblog

  今日は、宿泊地へ着くまでに一つ奇妙な光景を見てしまった
 ので、その話を一つしてみたい。
 
  私は、マドリードの市街地から宿泊地へ向かうのに地下鉄を
 利用した。地下鉄駅は日本とたいして変わらず主要駅には駅員
 がいたが、主要駅から離れると結構無人駅が多かった。

  切符は自動券売機で購入して自動改札口を通り抜ける訳だが、
 私の降車駅には駅員は無人駅だからいなかった。その時、ある
 青年が小走りに走って来てその改札口を通さずに平気で走り幅
 飛びのようにその改札口を飛び越えてそのまま走り去ったので
 ある。突然の光景だったので、ちょっとびっくりした。

 当然のことながら、この青年はキセルの常習犯なのだろうか?
 もし、バレたらひどい罰金が支払われるものとは思うが…。
  
 一体、当局は把握しているのだろうか?

 ついでに、スペイン広場で聞いた話をも一つ御紹介しよう。
 
 私達二人は広場で日本人の女性ガイドと話す機会があった。
 
 それは、今から1週間前、日本から国際会議でやって来た某男
性教授が地下鉄から降車して地下道から外へ出て歩き始めた途端、
若い男性が急に現れてナイフで教授の手を切りつけた、というの
である。思わずバッグを下に置いて手を押さえている間に、置い
たバッグはアッという間に持ち逃げされた、という話だった。勿論、
そのバッグには彼の財布やカード類の他、重要な講演用資料が入れ
てあった、というのである。

 たしかに、マドリードやバルセロナは治安が悪く、盗みは日常
茶飯事のように起きているようだ。

 やはり、海外旅行の一人歩きは禁物だ。移動する時は必ず
グループで、単独行動は厳に慎まなければならないと思う。
また、日本人は世界中の人から狙われている、ということを肝に銘
じたいものである。

 私自身も、数回盗難事故や珍妙な詐欺行為にあった一人である。

 自慢にはらないが、ちょっと列挙してみよう:

 1. ポーランドのワルシャワの駅、切符売り場でスリ団に財布を盗まれる
 2. 南米、ペルーでは、家内のハンドバッグがひったくられた
 3. 中国、西安の満員バス内で、かばんの中に入れていたCanonのEOS
   高級カメラが底を切られて、すられた
 4. イタリア、ローマでは、電車の中で子供のスリ団に財布を盗まれる
 5. インドでは皮靴の紐に人糞を塗りつけられて、追っかけられる
 6. ギリシャのアテネや、アフリカのケニヤでは言葉たくみな高等戦術
   にだまされる

   ほんとうに、気をつけたいものであるが、睡眠不足や一人旅は特に
   注意したいものだ。
                  今日は、ここまで…。

 写真は、宿泊地ホテル「ALIXARES」前で。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」 P18

2005年07月12日 01時36分34秒 | Weblog

  
  
 また、マドリードのアトーチャ駅へ戻る。

 マドリードと言えば、スペインの首都だが、その歴史を一瞥してみる
とかなり複雑だ。

 1808年にはフランス軍に占領されたり、市民は暴動を起こして、独立戦争
に発展したりしたが、結局スペインのガリシア地方出身のフランコ(1892~1975)
という人物が大きな役割を果たして今日に至ったようである。
 
 彼は、自由主義的な体制への移行を図り、言論統制も緩和して69年には、
アルファンソ3世の孫ファン・カルロスを後継者に指名したり、EC加盟、
政党を認可するかなど、様々な問題を残したまま75年に死去している。

 その後、スペインはファンカルロスが段階的に民主制に移行させ、形式的
な王をいだく国となっている、ようである。

                        今日は、ここまで…。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」 P17

2005年07月11日 08時23分35秒 | Weblog


 王室そばの獅子の中庭の周りの建物は男子禁制のハーレム
だったようである。
                                 
 さて、「アルハンブラ宮殿」は、今日を最終回にして、
今度はまたマドリードへ帰って新しい話題を提供できれば
と思いますのでよろしくおねがいしま~す。

                 アルハンブラ宮殿より、さようなら。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」 P16

2005年07月10日 00時10分20秒 | Weblog

 スペイン・グラナダ、「アルハンブラ宮殿」の王宮の続きです

 今日も、壁面と、丸い柱について紹介いたします。

 ご覧の通り、丸い柱をくるんだようにタイルが張られていて
あまり見たことの無い装飾だった。

 残念なことに、柱や壁の漆喰がかなり剥がれ、タイルが随分傷ん
でいました

 長い年月が経過して自然に剥離したせいもあろうし、火災にも
遭遇したらしい。でも、上、半分の寄木装飾の壁面は見事にその
まま残っていた。

                今日は、ここまで…。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」 P15

2005年07月09日 00時01分06秒 | Weblog

                                

  今日は王室の壁面に見事な寄木装飾の壁面があったので、紹介しました。

  ただし、肝心な寄木細工のデザインが撮影出来なかったのは失敗でした。

 寄木細工と言えば、金属を使用するものもあるのですが、この壁面には金属は一切使用されていなかった、と思います。
 
 名の示す通り、素材は木なのですが、木は木でも木の根とか、そのほか牛の骨など使う時はとても硬く、作るのに大変だそうです。

 色も骨は当然白色だし、木の種類によって色々な色がかもしだされてデザインが一層際立つことになるわけです。

 6角形の寄木細工の箱などマドリードなどどこでも売っているのですが、このグラナダが一番値段が安い、と聞いたのは、後のまつりだった。でも、いくら安いとは言っても高級品は一万円前後はすると思います。
                         今日は、ここまで…。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」 P14

2005年07月08日 06時56分10秒 | Weblog

 
 今日の第3点目、最後の王室天井はライオンのパティオ(中庭)
に面した、王の間の天井画である。私がこの「アルハンブラ宮殿」
を訪れて初めて見た、貴重な王族の人物が描かれている。

 さて、失礼だが、私にはこの絵がどのようにして作成されたのか
よく分からないので、ご存知の方はコメントで御教示ください。

 これで、王室天井の紹介は終わりにしたいと思います。

「Jimmy の旅行放談は、今度は何処へゆくのだろうか?」 P13

2005年07月07日 05時50分56秒 | Weblog
 
 今日の第2点目の王室天井は、御覧の通り、星を散りばめたような
きらびやかな模様です。
 
 一体、これを何模様と言ったらいいのでしょうか?

 私なりに、勝手に、「星模様天体柄」と名づけてしまいました。

 もし、どなたか御存知の方がいらっしゃいましたら、コメントで御教示
ください、お願いします。

 注) 今日もまた写真をクリックすると大きくなるように設定してあります。
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