２０年以上マイケル・ジャクソンのファンでした

マイケル・ジャクソンの映画「ＴＨＩＳ　ＴＳ　ＩＴ」が上演を終了しました。
観に行かれた方も多いと思います。

私が田舎の中学生だった頃のこと
マイケル・ジャクソンが大好きで
下敷きの中に切り抜きを持ち歩くほどでした。

でも、当時私の周りで洋楽を聴く人はとても少ないのもありましたが
特に「黒人」というのを違和感に感じられたようで
同級生には
切り抜きを見た人が「気持ち悪い」という発言をした人がいるほど
私の趣味は異端なもの扱われました。

当時、アメリカでも音楽番組に黒人音楽を流れることにまだ抵抗があったほど

そして、あれから２０年もたった今も
実は私が「マイケル・ジャクソンのファンでした」と話題にすると
「私は黒人よりも白人がいいですね」といわれる方がいて
あんなに素晴らしいパフォーマンスをしてもなお
その人というより見かけで判断する人がどんなに多いのかと痛感

それでも、当り前に黒人のミュージシャンたちが次々にテレビに映る事ができる今
マイケル・ジャクソンの功績も大きいのではと思います。

映画を観るまでは
「整形したマイケル」を否定していた古いファンの私ですが
そういった沢山の苦悩もあって、彼なりに見つけた解決方法だったのかもと
思うようになりました。
亡くなってしまってから気がついたのが悲しいですが・・・

ＫＩＮＧ　ＯＦ　ＰＯＰと言われたマイケル・ジャクソン
それなのに私が好きな曲はだいたい売れ筋ではなかった曲が多く
優しい曲ばかりです。
しばらく２０年前の自分に戻った気持で
しみじみ聞いていようと思います。