43鞍目の騎乗で、エイプリルウインドに乗ってうまくいかなかった原因を考えてみた。
うまくいかなかった事については、必ず原因が有るので、再びこのような事が起こらないよう
対策を特定しておかなければならない。
再び同じことを繰り返す事は、年齢から考えて避けなければならない。
まずエイプリルウインドの馬としての特徴
講師の話によると、扶助による反応が鈍い、動きが遅いのんびり屋という性格で
軽速歩の時のタイミングが、他の馬とちょっと違ったものが有るとの話だった。
こちらのクレイン東広島で最初の10鞍以内に4~5鞍乗った記憶が有るが、特別乗りにくい馬だとは思わなかった。
今回の騎乗も、動き出しの扶助はそれほど苦にはならなかったが、少し踵の圧迫に対しての反応が鈍いような気はした。
ベーシックAまで乗ってくると、動き出しの扶助として、初歩騎乗者のような馬の横腹叩きはあまりしない。
もっぱら、踵の静かな圧迫による扶助に限られるが、体験乗馬や初心者の騎乗に良く使われる事から
横腹叩きの扶助に慣れ過ぎているのかもしれない。
次回、また乗ることになって動きが悪い時には、横腹叩きに戻すという事もやってみる価値が有るかもしれない。
それとは別に、当日は気温も高くアブが沢山飛んでいた。
馬にとっては、アブや虫の飛来が天敵で、気になって足を振ったり頭を振ったりして追い払おうとする。
その行動とは別と思われるが、頭を両サイドに振って両方の鐙の所を突くという行動をしょっちゅう起こす。
考えてみると、その時に馬の振り向き突きをかわす為に、両足が簡単に動かせるように
いつもの乗馬姿勢を崩していた可能性が有る。
つまり、自分の欠点である両足が前に出やすい状態になってしまっていた。
尻を鞍にドンと据えてしまって、両足がいつでも動かせる位置、すなわち前方に出し、馬の襲撃を避けていた。
その為に、軽速歩の立ち上がりがうまく立ち上がれない、すぐに尻が落ちてしまって、軽速歩のバランスが取れない。
両足に重心が乗らず、尻の方にメインに体重が掛かっているので、遠心力に振られて外に外に上体が振れていく。
先日の不調騎乗の謎が解けたような気がする。
次回からは、馬の動きに惑わされず、足を前に出さず、太ももで馬の腹を圧迫する
いつもの乗馬姿勢に戻し、軽速歩のタイミングを取る。
慣れない馬の乗りこなしって、難しいものだね。
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