オウゴン・ニュウコウ・モツヤク

カトリックの幼稚園に通っている娘達。

１２月には年長児が「聖劇」として
イエス・キリストの生誕に関する劇を
素敵な衣装を着て、口パクではなく、きちんとセリフを喋って演じます。

その中で
「おうごん・にゅうこう・もつやく」・・・というセリフが出てきます。

イエス・キリストが誕生したとき、星に導かれてベツレヘムにやってきた東方三賢人（博士・賢者)が、イエスに捧げたもの・・・。

おうごん→黄金
にゅうこう→乳香（フランセンス）
もつやく→没薬（ミルラ）

フランキンセンスとミルラは精油としてもありますね。
樹脂からとられる香りですが
この樹脂が、そういえばお家にあったのを思い出しました

早速幼稚園に持っていって見せてみたら
こどもたちみんな興味深々でした


黄金はこの世の権力者、乳香は偉大なる預言者、没薬は大商人を象徴。
黄金は王権の象徴、乳香は神性の象徴、没薬は将来の受難である死の象徴とも言われ
この３つの贈り物の内、幼子イエスが手に取ったのは、乳香。

彼は偉大なる預言者になることを選び取ったとも、生まれながらにして知っていたとも


聖書、２２回乳香が出てくるとどこかで目にしました。

よい香りのする植物や樹脂を焚いて煙を神様に届けることは神様と繋がる方法で
そのよい香りを纏うことは、神様のオーラを身につける方法だったそうです。

そんな意味はよくわからずに、子供たちは演じているのでしょうが
わが娘は念願の天使役

今も一生懸命練習をしています。



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JUN