ハムフェアー2022で、当方が昨年より予測していた IC-905 が発表になりました。
今までマイクロ波帯で運用されている方は、諸先輩方の皆様を見習い、アマチュア無線
の基本とする「技術的興味によって制作・実験・運用」等々をされておられる方で、
JA内にも何百人とおられると思います。
また海外にも多くのマイクロ波マニアが活躍されており、素晴らしいユニット等々
の販売も行われております。
しかし、アマチュア無線家の中にも「マイクロ波なんて、、、」と 見下す輩が
沢山おられる様ですが、現在の社会ではマイクロ波帯が主に使われる様になって
いる事をどう捉えているのでしょうか?
電波も 金にさえなれば 良いのでしょうか・・・
私は 「HF帯は社会的にもうあまり実用性が少なくなったからアマチュアにでも
使わせてやれ!その代わりにアマチュアの持っている金になるSHF帯は取り上げろ!」
と言った現社会に対して「1964年頃から半世紀以上に渡りアマチュア無線機を作り
続けたメーカーが、マイクロ波帯のアマチュアバンドも防衛すべきだ」と動き出した、
井上電機創業者 井上徳造さん の心意気を感じずにはいられません。
https://www.icom.co.jp/corporate/history/
IC-705の様に台数は出ないでしょうが、もしかしたら赤字覚悟でもバンド防衛と
してこのプロジェクトを進めるべき時だと押し進めた事に敬意を表し、このIC-905
の発表をきっかけに、アマチュア無線家としてもアマチュアのマイクロ波バンドの
防衛・マイクロ波帯の活性化等々に本格的に取り組む時だと想います。
https://www.hamlife.jp/2022/08/20/icom-ic905-release/