今年も標題コンテストに参加しました。
新型コロナウイルス感染拡大に鑑み、主催者から固定での運用が推奨されたため、今回も固定から出ることにしました。
今までコンテストでは運用したことがなかった1.9MHzバンドに出ることとしました。
1.9MHzは常設のアンテナがないため、いつも移動運用で使用している全長34mのロングワイヤを仮設しました。
エレメントを畑の中に張ってATUでチューニングを取ったところ、SWRはバッチリ落ちました。
19時過ぎから3.5MHzや1.9MHzのSSBに出ている方をコールしたところ、問題なく交信出来ました。1.9MHz SSBでは59+で届いていたようで電波は問題なく出ている様子。
20時からコンテストに入ります。
20時台は割といいペースでコールがありました。
心配していたノイズもS3程度で厳しい信号でなければそれほど受信に苦労することはありませんでした。
しかし21時台に入るとペースが落ち始めます。
22時過ぎにはノイズが高くなり、常時S5振るようになってしまいました。
コンディションも上がってきている様子はなく、空振りCQが増えてきました。
数年前に家の近くにある街路灯がLED電灯に変わりましたのでその影響があったのかもしれません。
最後の1時間は10分に1局というペースとなってしまいましたが、0時までの4時間気を抜かずに運用しました。
翌朝ロングワイヤを片付けて朝食を済ませましたが7時過ぎには雨が本降りになり家の中で過ごすことに。
せっかくなので144・430MHzで運用することにしました。
自宅はロケーションがあまり良くなく、VUはほとんど運用しないのですが、県内局ということもあり、CQを出すとそれなりにコールがありました。
電信中心の運用でしたが、430MHzでは30分間コンスタントにコールがあったのは驚きでした。
普段は固定からあまりできない東京や千葉の方からも結構呼んで頂けました。
やはり県内局の効果は大きいですね。
最初は知り合いの局を少しコールするくらいの感じで出始めましたが、RUNをすると結構呼んで頂けたので3時間近く運用しました。
12時前に運用を終了、今年のオール群馬コンテストは固定からでも楽しく運用できました。
暫定結果は以下の通り
1.9MHzは思っていたよりもスコアが伸びませんでした。
時間が経つにつれ交信数が落ちてしまっています。
やはりコンテストの運用でロングワイヤーを使うには限界があるように感じました。
おそらくJARL主催コンテストではかなり苦しい運用になるような印象です。
水平系のアンテナを用いたほうがノイスの影響も少なく、もっとスコアが伸びたかもしれません。
コンテストで1.9MHzを運用するときにはダイポール、できればフルサイズのアンテナを使ったほうが良さそうですね。
あとはコンディションをうまくつかめず、スコアに結びつけられなかったという事もあると思います。
1.9MHzの経験を積むという点では、今回はとても勉強になりました。
今回は1.9MHz部門に書類を出しますので、翌日の144・430MHzはチェックログとします。
反省することばかりのコンテストとなってしまいましたが、この経験を他のコンテストに生かしていければと思っています。
来年のオール群馬コンテストはコロナが落ち着いて、県内への乗り込み参加局が沢山来て盛り上がるコンテストになってほしいものですね。
最後に交信頂いた皆様、有難うございました。