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JA1OTPのブログ

アマチュア無線再開しました

2020年全市全郡コンテスト参加記

2020-10-13 20:05:00 | コンテスト
10月10・11日には今年最後のJARL主催コンテストである全市全郡コンテストが開催されました。
私はお山に移動してフル参加の予定でしたが水曜日頃から風邪をひいてしまい、体調の悪い状況で標高の高い場所への移動は難しいと判断し、泣く泣くフル参加は見合わせました。
日曜日にはだいぶ風邪も良くなったので、午後から近所に移動して部分参加となりました。
自宅からは車で約20分のご近所です。
お昼過ぎには移動地に到着しアンテナを上げました。

移動地データ
長野県北佐久郡軽井沢町 JCG09006
 
標高は1200mくらい。
到着時は暑くもなく寒くもなくちょうどいい陽気でした。
いつもは1エリアからの参加が多いため、たまには0エリアから出てみました。


X5000のみを上げてのお手軽参加です。

13時半ころから運用を始めました。
まずはCWで呼びに回り、数局コールしたのちにCQを出しました。
2日目からの参加ということもあり、結構いいペースでコールがありました。
今回移動した場所は関東平野は見通せませんがそれなりに1エリアへ電波が落ちている模様。
1時間ほどRUNののちSSBへ移り、数局コールしたのちにRUNを開始。
こちらも割といいペースでコールがあり途切れたところでCWとSSBを行ったり来たり。
夕食までには帰る予定で出かけたため、あたりが暗くなった17時半には運用を終了しそのまま帰宅しました。

暫定結果は以下の通り



約4時間の運用でしたが100QSOは超えました。
部分参加でこれだけできればまあまあです。
430MHzは知り合いの方が聞こえていたため援信したものです。

獲得マルチは


GPだけで運用した割には伸びたかな、と思います。
特に山梨県との相性が良かったようで、いつもより山梨のマルチが多かったです。
そして、この場所から2エリア、特に津市が出来るとは思ってもいませんでした。
それから、裾野市のRCPさんの信号も安定して届いておりました。

部分参加ではありましたが、二日目からの参加ということもあり、たくさんの方に呼んで頂き楽しい時間を過ごすことが出来ました。
今回はX144部門に書類を出そうかと考えています。

最後に交信いただいた皆様、有難うございました。

2020オール秋田コンテスト参加

2020-09-13 20:00:00 | コンテスト
表題のコンテストに5年ぶりに参加しました。

土曜日の夜は3.5MHzで運用。
しかしコンディションがいまいちで聞こえてくる県内局が少なかったように思います。
眠気に勝てずに1時間少々で終了。

2日目は朝6時から3.5MHzで再開しました。
コンディションはやはりパッとせず朝食まで運用。
野暮用を済ませて9時半前から7MHzで運用。
カードの印刷をしながら聞こえてくる県内局を呼びまわりました。
7MHzもコンディションはあまり良くなく、県内局がQSBを伴いながら聞こえてくるような状況でした。
聞こえていてもコールが届かなくて交信出来ないケースもありました。
同じ1エリアでも東京や神奈川の方は割とスムーズに交信しているように感じましたので、秋田まで距離の近い当地の方が今回のコンディションでは条件が悪かったようでした。

結果は以下の通り



書類は7MHzで提出します。
もっと県内の参加局がいらっしゃると賑やかになるように思います。

また、パイルになっているときになかなかIDを打たずに(PHでは「QRZ?」や「さらにどうぞ」などでコールサインをアナウンスしないケース)呼びたくても呼べないケースがありました。
県内局対全国の局のコンテストの場合、たくさんの県外局が待っています。
呼び回りでパイルになっているときにワッチした場合、コールサインのアナウンスがないとコールサインが分からずに呼びたくても呼べない状態になってしまいます。
その状態が長く続くとその周波数を離れて他の局を探しに行ってしまう方が多いと思います。
後で交信できる場合もあるかもしれませんが、コンディション等の影響でその時にしか交信出来ないというケースも多々あると思います(特にオールバンド参加局との交信はその時を逃すと後で交信出来ない場合が多いと思います)。
そうなると、お互いに得点やマルチを逃すことになり、とてももったいないです。
IDを送出していれば交信できたかもしれない得点やマルチが得られないことになるのですから。
面倒くさいように思うかもしれませんせんが、頻繁にIDをアナウンスしたほうが効率が良くなり、ひいてはスコアも上がるものと思います。
コンテスト時にはぜひ、自局のコールサインを頻繁にアナウンスするよう心掛けて頂けると有難いです。

最後に交信いただいた秋田県内各局、有難うございました。

2020年フィールドデーコンテスト参加記

2020-08-03 20:30:00 | コンテスト
先週末は表題コンテストに参加しました。
2017年に参加して以来、3年ぶりです。
3年前はX144部門に出ましたが、今回の6Dで144MHzを運用したところとても面白かったので、3年ぶりに同部門に出ることにしました。
目標は
2017年にあと一歩で達成できなかった2万点を超える
②450QSOを超える

②のほうがハードルが高いように感じましたが、6Dの感触ではこのくらいまでなら行けるかな?と踏んで少し高めに目標を設定しました。

移動地には土曜日の朝、到着しました。
移動地は雨が降っており雨が止むのを待っていましたが一向に上がらず、雨合羽を着て設営をしました。
午後になると午前中の雨が嘘だったかのようにいい天気になりました。


アンテナはGP(X5000)とラディックスの5エレスタックを使いました。

設備チェックをしたところ、八木アンテナにつないだ同軸ケーブルの不調が見つかり、予備のケーブルに交換したところ不調は解消されました。
予備のケーブルを持参して助かりました。
ほとんどの場合、コンテストが終わると同軸ケーブルは物置に入れて次使うのは次回のコンテストの時。
これでは不調に気付くのは移動地で設営後のチェックをするとき。普段から同軸ケーブルもチェックしておかないといけませんね(^^;
17時ころには慌ただしく夕食を済ませ、18時からのコンテストに備えました。

18時からコンテストが始まります。
初めはSSBのRUNから入りました。開始1時間で61QSOと可もなく不可もなくという感じ。
コールが途切れなかったためSSBのRUNを2時間続けその後はCWに。
CWでS&PをしてからRUNに変更、その後はモードを切り替えながら0時半まで運用し仮眠をとりました。
0時を過ぎるとバンド内は閑散としていました。

4時ごろに目が覚め、運用の開始は4時半くらい。
8時ころまではCWを中心に、特に早朝の時間はマルチに結びつく可能性が高いので、八木を西方向中心に向けてGPと切り替えながら運用しました。
8時過ぎからはSSBを中心に時折FMでも出てみました。
9・0エリアでは2mFMのアクティビティーが高いので、FMのみの方もおられると思い、7時台と10時台にそれぞれ30分くらいFMで運用しました。
結果的には1・3・7・9・0エリアの局とFMで交信出来、ハンディー機で山頂移動している方とも複数できました。
さらに、06県のマルチはFMで取りました。FMに出ていなければこのマルチはできなかったことになります。
以前から2mでもFM運用の必要性を感じていましたが、局数も23局上積みでき1マルチ確保できましたので、FM運用の有効性を実体験することができました。

その後はPHとCWを行き来し、呼びとRUNを繰り返し、最後の30分は八木を関東平野に向けてSSBでRUN。
局数を上積みするよう心がけました。
12時になりコンテストが終了。
今回も充実した運用ができました。

それでは、暫定結果です。




得点は24000点を超えました。
交信数もDUPE込みですが463QSO出来ました。
有効QSOも455QSO確保でき、目標を達成できました。
交信数は2017年の時と比較して約2割増しでした。
今回も事前に設定した目標は全て達成出来ました。

獲得マルチは


27でした。
これは2017年参加時と同数でした。
残念なのがいつもは簡単にできる兵庫を落としてしまったこと。
記念局が出ていたのでコールしましたが、3エリア内のパイルを抜けずにしばらく呼んでいるうちにそのまま聞こえなくなってしまいました。
兵庫はその1局しか聞こえなかったので、もったいないことをしました。
なお、京都は運用局を見つけることができませんでした。

一方、四国は3県、北陸はすべてのマルチが取れました。
特に、いつもは難しい4エリアが1マルチ取れたことは大きかったです。
35県はJH4UYB局との交信でしたが、5時前に西ビームでRUNしていた時呼んでいただきました。
Sメーターは振れませんでしたがはっきりと聞こえており、ナンバー交換もお互い1回の送信でスムーズにできました。
よく聞いていらっしゃるのと、耳が相当良いのだなあと驚きました。
やはり強豪コンテスターの方は私のような一般人とは全然違うのだなと感じました。

今回はコンテスト中は天気が良く、また風もほとんどなかったため、安心して運用に集中できました。
マルチ取りをもっと上手にできるようにするという課題が見えてきましたが、こればかりは数をこなさないとなかなか上手にならないかなと。
バンドは異なってもマルチが取れないとスコアは伸びませんので、マルチ取りがもっとできるよう取り組んでいこうと思います。

最後に、交信頂いた皆様、有難うございました。
また、コンテストに参加された各局、お疲れ様でした。
次回のコンテストでもよろしくお願いします。

おまけ

夜明け前の雲海が見えて幻想的な風景だったので思わずスマホのカメラでパシャリ。
非日常の空間にいるからこそ見ることができるますし、感動もする景色ですよね(^^)

2020年オール群馬コンテスト賞状受領&ALL JA1コンテスト暫定結果発表

2020-07-22 20:00:00 | コンテスト
まずは、5月に行われたオール群馬コンテストの賞状が来ました。



いつもながら、群馬県支部は結果発表・賞状発送共に早いですね(^^)

― ・ ・ ・ ―

そして、先月行われたALL JA1コンテストの暫定結果が発表となりました。



このまま確定すれば1/5位で入賞となりそうです。

参加記はこちら



2020年6m AND Downコンテスト参加記

2020-07-07 20:15:00 | コンテスト
先週末は1年ぶりに表題コンテストに参加しました。
今年はどの部門に出ようか検討した結果、X144部門へ参加することにしました。
近年のスコアを参考に
①500QSOを達成する。
②マルチは25以上取る。
③総得点で10000点を超える。


このいずれかを達成することを目標に設定しました。
果たして結果はどうなるのでしょうか?

移動地には土曜日の午前中に到着、雨の止んでいる時をみて設営を始めたものの、途中から雨が降ってきたため合羽を着て作業を続行。
風も強く横殴りの雨が降る中、作業を続けました。
時間はかかりましたが、どうにかアンテナが上がりました。



GP(X5000)と5エレスタックを使いました。
風が強かったため安全を優先し、ポールの最後の1段は伸ばさず、GPは6mH、八木は5mHくらいの高さに抑えました。
時折車が揺れるくらいの強い風が吹き、4本ステーをとりましたが、少し怖かったです。
16時過ぎからプレ運用を行い、ちょっとしたトラブルはありましたがコンテストが始まるまでには解消し一安心。
20時過ぎからバンドエッジに近い周波数を確保し、21時からコンテストになだれ込みます。

いつものようにPHのRUNでスタートしましたが、思っていたよりもいいペースで呼ばれました。
スタートの1時間で88QSOとスタートダッシュには成功しました。
その後は23時過ぎまでRUNを続け、その後CWへ移ってバンド内を一通り巡回し、今度はCWでRUNをしました。
CWも良いペースでコールがありました。
CWにモードを変えてからは西方向へアンテナを向けてみましたが、いつもよりグランドウェーブの伸びが悪いようでした。
その中でもJJ5AKK/5局の信号はとても安定しており、驚きました。SSBでも十分に交信出来そうな強さでした。
また、JQ3TAN局とはCWで交信後、SSBでも交信出来ました。SSBの信号もかなり安定して入感していました。
2時半過ぎまで運用しましたが、途中で眠くなってしまいCWの受信もおぼつかなくなってきたため仮眠をとりました。

目が覚めたのは5時過ぎ。3時間近く寝てしまいました(^^;)
朝のグランドウェーブの良い時間を逃してしまったようです。
スマホのアラームでも使って4時過ぎくらいには起きるべきだったなと反省。
起床後はCWで運用を再開。
朝の早い時間でも割とコールがあります。
呼びに回ってみても結構出ている方が多いです。
6時過ぎからはSSBも織り交ぜ、7時過ぎにはFMでも運用しました。

9時過ぎからはSSBでRUNをしましたが、これがいいペースでコールがあり、2時間近く呼ばれました。
日が高くなってからも西方向のグランドウェーブはあまり伸びません。
この場所からは割と安定してできる24県や27県からの信号も割とフワフワしていて遠くから聞こえてくるような感じです。
2017年にFDでこの場所から144MHzを運用したときはもっと安定して聞こえてきたような記憶がありますので、今回はグランドウェーブのコンディションが悪かったのでしょう。
5エレクラスの八木ではお手軽運用の時には十分なのですが、コンディションが悪い状況で遠くのマルチを狙うという使い方では力不足だなあと感じました。

一方、GP(X5000)の144MHz帯のゲインは4.5㏈とGPの中では低いほうですが、CWでの使用や1・9・0エリアと交信するときには利得の低さを感じることはほとんどありませんでした。逆に風が強い時にはハイゲインGPの場合、揺れてQSBが発生しますが、ジョイントのない短いアンテナの場合はQSBが起こりにくい分、今回のような風のあるときには多少優位性があるのかなと思いました。

これ以上西方向のマルチに固執してもスコアを落とす可能性が高いため、途中から局数を重視する方向へ作戦を変更しました。
この場所は関東平野や長野市街地が見通しであり、9エリアとの相性も良いため、CW運用時はGPを中心に使い、西方向から呼ばれた場合はアンテナを向ける。
PHでは局数の多い関東方向へも頻繁に八木を向け、時折富士山にも向けて都心ビームでは取りにくい神奈川県の局との交信機会を増やすように心がけました。
その結果、2日目は時間20QSO以上のレートを確保できましたので、それなりに効果があったものと思います。

それでは、暫定結果です。





交信局数はDUPE込みとはいえ、550QSOまで伸びました。

2日目の9時台・10時台はSSBでのRUNがうまくいき、局数を伸ばすことができました。

獲得マルチは



25マルチでした。
西方向への伝搬が悪かったこともあり、4エリアができませんでした。
しかし、26県は運用局がいた模様。今回の場所からは運用局がいれば取れるマルチですので、もったいないことをしました。

最後にエリア別の交信数とPHとCWの比率です。





1エリアが圧倒的に多いですが、0エリアや9エリアも結構、多いです。
長野県とは南信・北信共に相性が良く、それが局数に表れています。
2・3エリアはコンディションの影響もあり、少なめでした。
また、今回はPH:CWは63:37でCWの交信が4割近くになりました。
この比率、偶然にも2017年に参加したフィールドデーコンテストと全く同じ比率でした。
実際CWでRUNをすると以前よりもコールが多く、バンド内も多くの運用局で空いている周波数が少なかったように感じました。
今回のコンテストは悪天候の中での設営作業・コンテスト前に小さなトラブルがありましたが、自分で立てた3つの目標を全部達成することができました。
また、私の近くで運用した方の話や参加者の方のツイートなどを見ていますと、ほとんどのバンドで交信局数が例年より多くなっているようです。
X144部門もここ数年は500QSOを超えることは滅多にありませんでした。

今回はコロナ禍の影響で学校社団局の参加がほとんどなく、個人参加で運用した方が多かったこと・外出を控えホームから運用された方が多かったという部分が局数の増加に影響を与えている可能性が高いものと考えています。
今年の6Dは悪天候の中での設営・ちょっとしたトラブル等ありましたが、無事に事故なく終えることができました。
そして、自分の設定した目標も全て達成することができ、充実したコンテストとなりました。

最後に交信頂いた皆様、有難うございました。
次回のコンテストでもよろしくお願いします。