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JA1OTPのブログ

アマチュア無線再開しました

2019年オール埼玉コンテスト参加記

2019-01-15 19:00:00 | コンテスト
標題コンテストに群馬県前橋市の赤城山中腹標高800m位の場所から参加しました。

当初は県外VUオールバンド部門に参加する予定でしたが、運用を予定していた場所が使えないことが当日の朝、判明しました。

そのため、他の移動地を探して新しい場所に到着したのが開始の1時間前。

オールバンドの設備を設営するのは時間的に無理だと判断し、シングルバンドで行くことにしました。

今回持参した設備と、どのバンドが一番沢山の方と交信できそうか考えた結果、県外430MHz部門にエントリーすることにしました。

急な変更だったため事前に目標は設定していませんでしたが、昨年の優勝局のスコアを超えることを目標に定めて運用することにしました。

設営している時に他のアマチュア局の方が来られました。この場所もそれなりに有名な場所のようです。

あと5分遅ければ運用せずに帰ることになったかもしれません。

タッチの差で場所を押さえられました。

今回使用した設備は



ナガラのSPACE A 5エレスタックです。

今は販売中止になってしまったようですが、20年前に購入して今も移動運用で使っています。

5エレの割には性能が高く、今でもアパマンハムの方には人気があるようです。

ゲインは程々で、あまり切れすぎずに群馬県から首都圏を狙って運用するには非常に使いやすいアンテナです。

そして、作りも頑丈で20年経った今でも樹脂部分の劣化はほとんどありません。

今回は埼玉県の局との交信がメインとなりますのでアンテナを回す必要は少ないのですが、ローテーターも準備しました。

風がなくアンテナも2kgと軽いため、今回は横着をしてステーなしで上げてしまいました(^^;)

赤城山からは埼玉県の広い範囲が見通しになりますので、弱い信号の局に向けるというよりは、混信があるときにアンテナを回して混信が少ない位置を見つけて交信するという使い方が多かったです。

結果的には混信でコールするのが難しい状態からアンテナを回すと交信できる状態になることが何度かあり、スコアアップにつながったものと思われます。

9時・10時台は県内局の呼び回りを中心に運用しました。

FMをメインに進めますが、時折CWも覗いてみて県内局向けにCQも出してみました。

11時台は県内局が飽和してきたように感じたため、試しにFMで県内局向けにCQを出してみました。

これが大当たりで1時間半呼ばれ続けました。

ここで局数・マルチとも大幅に増えました。

13時から最後まではRUNとS&Pを繰り返し未交信の局を拾います。

後半は県内向けにCQを出している県外局の方が結構、多かったです。

15時に終了、無事に6時間走りきりました。

それでは、暫定結果です。





思っていたよりも得点が伸び、9000点近くまでいきました。

そして県内局向けにRUNをした11・12時台はかなりレートが高かったです。

獲得マルチは



多少の落としはあったと思いますが、ある程度は取れたと思います。

最後にCWとPHの比率です。



CW:PHは10:90で、圧倒的にPH(FM)の交信局数が多くなりました。

CWの得点はPHの倍ですが、あまり深追いをせずにFMで局数を稼いだ方が得点も伸びそうです。

最近のロカコンの傾向としては、得点を伸ばすためには県外局でも県内局向けに積極的にCQを出す必要があります。

このことから、オールバンドに参加するときは2台のリグを使って県内局向けに交互にCQを出すdual CQを行わないと得点は伸びないですね。

ちょっと今の私にはハイレベル過ぎるように感じてしまいますが、いつかはチャレンジしてみたいと思います。

430MHzは参加局が多く、県外から参加しましたが時間いっぱいまで十分に楽しむことができました。

最後に交信頂いた皆様、有り難うございました。

次回のコンテストでもよろしくお願い申し上げます。