私はあまり工作をしないのでこの手の記事は少ないのですが、今回珍しく変換ケーブルを作りましたので記事にしてみました。
先週同軸ケーブルの整理をしていたところ、片側にMPコネクタの付いた5D-FBケーブルを発見したため、NJコネクタを付けて変換ケーブルを作ることにしました。
NJコネクタは岐阜県の某ハムショップの通販で購入しました。
こうしてみると、Nコネクタは結構部品がありますね。
最初の頃は部品数が多くて自分でちゃんと取り付けできるか不安でしたが、NP付きの同軸ケーブルを数本作ってからはスムーズに作業が出来るようになりました。
今回はNJコネクタの取り付けですが、同じ手順でNPコネクタの取り付けも出来ます。
最初に締め付けナット・ワッシャー・ガスケット(写真の左側の3つの部品)を同軸ケーブルに通しておきます。
その後、同軸ケーブルの被覆を約13mm剥きます。
被覆を剥がした部分にクランプを挿入して網線を千枚通しを使ってほどいて均一にしてクランプに撫でつけます。
その際、ほどいた網線を満遍なくクランプに撫でつけるのがポイントです。
クランプからはみ出す網線はニッパーでカットします。
そうすると、下の写真のような状態になります。
そして、ケーブルに入っているアルミ箔(SFAでは銅箔ですよね)ですが、今回は教科書通りに短冊状に切ってクランプに撫でつけました。
中にはほとんど意味がないからとアルミ箔を切り取る方もおられるようですが、私にはどちらが正解なのかは分かりません。
私が作業するときには短冊状にカットしてクランプに撫でつけるようにしています。
写真では分かりづらいかもしれませんが、アルミ箔も網線と一緒にクランプへ撫でつけました。
その後は写真は忘れてしまいましたが、ブッシングを装着してブッシングと同じ高さで同軸ケーブルの絶縁体を切り取り、中心コンタクトを取り付けます。
この作業の中で一番大切な作業、同軸ケーブルの内部導体に中心コンタクトをはんだ付けします。
ハンダ穴がありますので、その中にはんだを流し込みます。
コテを長く当てていると絶縁体が溶けてしまいますので、手早く確実にはんだします。
はんだが終わって冷めた時に中心コンタクトを引っ張って抜けがないかを確認します。
絶縁体を取り付ければあと一息です。
スパナーを使って締め付けます。
私はモンキーレンチを2本使って作業しましたが、1本は本体部分を押えてもう一本のモンキーレンチで締め付けナットを回して締め付けます。
その際、本体側を回してしまうと中の網線が乱れてしまいますので注意が必要です。
締め付けが終わってから中心コンタクトが正しい位置に来ているか確認します。
完成しました。
ケーブル長は約20cmです。
Nコネクタをつないでみたところ、すんなりと入りましたので問題なさそうです。
移動運用の時には144~1200MHzのGPを良く使いますが、その時にはNP-NPケーブルを使っています。
現在、144や430MHzを運用するときにはIC-7100Mを使いますが、コネクタがM型でNJ-MPの変換が必要でした。
変換コネクタはすでに持っていますが、1本くらいは変換ケーブルも持っていたほうが忘れ物をした時にも安心だということで作ってみました。
また、MPコネクターは絶縁体がテフロンのようで144MHzまでは問題なく使えそうです。
430MHzでもNコネクターのようにはいきませんが、損失は少ないほうだと思います。
MコネクターでもN型と同じような構造の50オーム整合型のコネクターもあり(MP-xSNというコネクターです)、そちらのほうは1GHz位まで使えるようですので、損失という点ではそちらのほうが有利になりますが、まあ普通に使う分には問題はないでしょう。
早速、移動運用時に活用していこうと思います。
先週同軸ケーブルの整理をしていたところ、片側にMPコネクタの付いた5D-FBケーブルを発見したため、NJコネクタを付けて変換ケーブルを作ることにしました。
NJコネクタは岐阜県の某ハムショップの通販で購入しました。
こうしてみると、Nコネクタは結構部品がありますね。
最初の頃は部品数が多くて自分でちゃんと取り付けできるか不安でしたが、NP付きの同軸ケーブルを数本作ってからはスムーズに作業が出来るようになりました。
今回はNJコネクタの取り付けですが、同じ手順でNPコネクタの取り付けも出来ます。
最初に締め付けナット・ワッシャー・ガスケット(写真の左側の3つの部品)を同軸ケーブルに通しておきます。
その後、同軸ケーブルの被覆を約13mm剥きます。
被覆を剥がした部分にクランプを挿入して網線を千枚通しを使ってほどいて均一にしてクランプに撫でつけます。
その際、ほどいた網線を満遍なくクランプに撫でつけるのがポイントです。
クランプからはみ出す網線はニッパーでカットします。
そうすると、下の写真のような状態になります。
そして、ケーブルに入っているアルミ箔(SFAでは銅箔ですよね)ですが、今回は教科書通りに短冊状に切ってクランプに撫でつけました。
中にはほとんど意味がないからとアルミ箔を切り取る方もおられるようですが、私にはどちらが正解なのかは分かりません。
私が作業するときには短冊状にカットしてクランプに撫でつけるようにしています。
写真では分かりづらいかもしれませんが、アルミ箔も網線と一緒にクランプへ撫でつけました。
その後は写真は忘れてしまいましたが、ブッシングを装着してブッシングと同じ高さで同軸ケーブルの絶縁体を切り取り、中心コンタクトを取り付けます。
この作業の中で一番大切な作業、同軸ケーブルの内部導体に中心コンタクトをはんだ付けします。
ハンダ穴がありますので、その中にはんだを流し込みます。
コテを長く当てていると絶縁体が溶けてしまいますので、手早く確実にはんだします。
はんだが終わって冷めた時に中心コンタクトを引っ張って抜けがないかを確認します。
絶縁体を取り付ければあと一息です。
スパナーを使って締め付けます。
私はモンキーレンチを2本使って作業しましたが、1本は本体部分を押えてもう一本のモンキーレンチで締め付けナットを回して締め付けます。
その際、本体側を回してしまうと中の網線が乱れてしまいますので注意が必要です。
締め付けが終わってから中心コンタクトが正しい位置に来ているか確認します。
完成しました。
ケーブル長は約20cmです。
Nコネクタをつないでみたところ、すんなりと入りましたので問題なさそうです。
移動運用の時には144~1200MHzのGPを良く使いますが、その時にはNP-NPケーブルを使っています。
現在、144や430MHzを運用するときにはIC-7100Mを使いますが、コネクタがM型でNJ-MPの変換が必要でした。
変換コネクタはすでに持っていますが、1本くらいは変換ケーブルも持っていたほうが忘れ物をした時にも安心だということで作ってみました。
また、MPコネクターは絶縁体がテフロンのようで144MHzまでは問題なく使えそうです。
430MHzでもNコネクターのようにはいきませんが、損失は少ないほうだと思います。
MコネクターでもN型と同じような構造の50オーム整合型のコネクターもあり(MP-xSNというコネクターです)、そちらのほうは1GHz位まで使えるようですので、損失という点ではそちらのほうが有利になりますが、まあ普通に使う分には問題はないでしょう。
早速、移動運用時に活用していこうと思います。