2017年フィールドデーコンテスト参加記

標題のコンテストに参加しました。

今回はX144部門にエントリーしました。

フィールドデーで144MHzを運用したのは、2001年にF144部門に参加して以来、16年振りです。

2001年に参加した時は、GP・X520一本、SSBのみで運用しました。

16年前と違い、CWも運用できるようになりましたので、目標は400QSO・25マルチ20000点としました。

今回の設備は



GP（X5000）・ラディックス5エレを使いました。

GPと八木を切り替えて使いました。

結果から言うと、GPで関東平野の局はほどほどに出来ましたので、八木アンテナは西方面に向けている時間が多かったです。

18時からコンテストが始まり、まずはSSBのRUNNINGから始めました。

初めの1時間は57QSOでした。

2時間を過ぎてからCWへ移りRUNNING、その後はSSBとCWを行ったり来たりしながらS＆Pも織り交ぜます。

午前1時過ぎまで運用し、眠気には勝てずに仮眠に入ります。

2日目は5時から運用を再開しました。

朝のうちはCWをメインに運用し、8時過ぎからはSSBの運用時間を増やしました。

9時台はSSBの運用局が多く、RUNNINGすると順調にコールがありました。

8時過ぎからはペースも良くなり、そのまま12時を迎えました。

それでは、暫定結果です。






交信数は目標に届きませんでしたが、マルチが27取れましたので、20000点は超えました。

休憩時間は約4時間でしたので、少し長かったかな、という部分はあります。

獲得マルチは



西方面は割と確保できましたが、北方面は山を背負っているため、マルチは少なめでした。

日付が変わる前に24マルチとれましたが、いつもは出来る35を落としてしまいました。

SSBとCWの比率です。



SSB:CWは63：37でした。

CWの比率も40％近くなりました。近頃はCWの運用局も増えたように感じます。

私もCWに滞在する時間が以前よりも増えています。

ただ、16年前に出たときはSSBのみで320QSOは出来ていましたので、参加局の減少による影響はあったものと思われます。

2年前に同じ場所から運用したJH1PVJ/1局は424QSOしていますので、局数の減少の影響だけではなく、もっと局数を増やす工夫が必要になると感じました。

休憩時間をもう少し短くすればあと2～30QSOは増やせたかもしれませんが、休憩時間を削るのは少々きついものがあります。

コンテスト中は天気が持ち、快適な環境の中で運用できたのは良かったです。

ただ、撤収の時には通り雨があり、激しい雨の中での撤収作業となりましたが、気合で撤収作業をしました。

最後は思わぬプレゼントがありましたが、無事にコンテストを終えることが出来ましたので、良しとします。

コンテストは設営から撤収までやると疲れますが、たくさんの方と交信できますし、特に移動運用で参加するコンテストは非日常の空間で過ごすことができますので、楽しいです。

いつもコンテストが終わった時には「もう、こんなに大変なのだから次は止めようかな」と思っても、次のコンテストが近づいてくると、「またやってみよう」というようにやる気になっている自分がいます。

今度のJARL主催のコンテストは全市全郡コンテストになると思いますが、きっとワクワクとした気持ちで参加することでしょう。

最後になりますが、交信いただいた皆様、有難うございました。

次回のコンテストでもよろしくお願いします。