JA1OTPのブログ

アマチュア無線再開しました

3.5MHz釣り竿アンテナ

2018-10-22 20:20:00 | アマチュア無線
今月の初めに3.5MHz用の釣り竿アンテナを購入し、ようやく昨日調整を行いました。

このアンテナはヤフオクで購入した物ですが、結論から言うと非常に使いやすく良いアンテナです。



写真のようにボトムエレメント・空芯コイル・トップエレメントという3本の部品で構成されています。いわゆるセンターローディング形式でしょうか。

仕舞い寸法はほぼ1mで、車のトランクに楽々入ります。

昨日は天気が良かったため、ノイズの少なそうな畑の脇でアンテナの調整を行いました。

ボトムエレメントはそのまま、トップエレメントは釣り竿を縮めた状態で空芯コイルにねじ込み、その後竿を伸ばします。

今回はマグネット基台を使ってルーフトップに取り付けました。



全長は約3.4mありますので、センターローディング式のモービルホイップと比べても1m以上長いです。重量は940gと重たく、無風時にはこの状態で使用出来ますが、風があるときにはアンテナが倒れて車が傷になってしまう可能性もあり(アンテナの破損も恐いですよね)、ステーを取らないと使うのは難しいかもしれません。

このアンテナは短縮型のアンテナですので、当然ですがアースを取らないと使えません。

アースは30cm×40cm、厚さが1mmのアルミ板を自動車の屋根の上に載せて容量結合型のアースとしました。

写真ではアルミ板の上にマグネット基台を載せて板を押さえています。



アース容量は十分にあるようで、問題なくSWRは落ちました。

ただし、SWR1.5の範囲は±10KHz程度ですので、CWとPHではエレメントの長さを調整しないとなりません。

私はCW用に3.010MHzを中心に合わせました。



写真では分かりづらいかもしれませんが、調整用のエレメントをほぼ一杯まで引き出した状態で同調が取れました。

調整は15時前に終わりましたので、試しにバンド内をサーチしてみました。すると、CWで記念局が聞こえておりましたので試しにコールしてみたところ、数局コールがある中で何と一発でコールバックがありこれにはビックリ。

15時くらいですとまだ3.5MHzのコンディションは上がっていませんが、そのようなコンディションでもかなり良好に電波が飛んでいるようです。

ちなみに、記念局の信号はジャスト599で聞こえておりました。

他の記念局を呼ぶ固定局の信号もまだそれほど強くは無い中でコールバックがあったことにも驚きましたが、明らかに市販のホイップアンテナよりも飛んでいる感じです。

個人的にもお手軽移動用にモービルホイップよりも良く飛び、できればフルサイズダイポールに近い性能のアンテナが欲しいと以前から思っておりましたので、その要求にマッチするアンテナを入手できました。

組み立てもほんの数分で済みますので、早回りの移動運用でも活躍しそうですね。

フルサイズのダイポールを張る場所がなくても、これで3.5MHzの運用が快適に行えそうです。

冬のシーズンはこのアンテナで狭い場所からの運用が必要となるPKアワード等を中心に早回り移動にチャレンジしてみようと思っています。





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