今年も標題コンテストに参加しました。
事前の予報では雨が降るということでしたので、設営・撤収の事を考えて設備的にも大がかりにならない144MHz部門に参加しました。
都外144MHz部門に出るのは2016年以来2年振りです。
移動地に着いたのが6:20分。先客はおらず、今年も一等地を確保できました。
移動地データ
群馬県前橋市 JCC1601 GL:PM96OM
赤城山の標高1390mの場所です。
朝食後設営を始めましたが、雨は上がっており苦労することなく設営作業が行えました。
今回使用したアンテナは
コメットの24KGモービルホイップをGP代わりに使用しました。
このアンテナはアースが必要になりますが、50cm位にカットした針金を1本、ラジアル代わりに使いました。
これで問題なく動作しました。
八木アンテナはラディックスの5エレをシングルで使いました。
本来はスタックで使いますが、雨天時の作業を考えて今回は普段の設備よりもグレードダウンする形になりましたが、結果的にはその影響は少なかったです。
設営終了後7:30分から430MHz FMでプレ運用。
8:30分過ぎには発電機に給油して144MHzのSSBで運用周波数を確保、通常交信をしながらコンテストの開始を待ちました。
9時からコンテストがスタート。SSBのRUNNINGから入ります。
初めは出足が悪いような感じがしましたが、30分を過ぎるとどんどん呼ばれるようになり、初めの1時間で82QSOでした。
これまで144MHzを運用した中で、最初の1時間で80QSOを超えるのは初めての経験でした。
JARL主催コンテスト並み(もしかしたらそれ以上)のスタートダッシュをかけれらました。
10時台は52QSOとペースが落ちましたが、通常の範囲内でしょうか。
11時を過ぎてもSSBではコールが続きます。
4分くらいコールがなくて呼びに移ろうかと思ったところでコールがあったりと、結局11:30分過ぎまでSSBのRUNNINGで粘りました。その後はSSBで呼びに回りCWに移ります。
最初は呼びに回りますが、バンド内はたくさんの信号が聞こえてとても賑わっています。
端から呼んでいきますが、上に辿り着くまで結構時間がかかりました。
その後はCWでRUNNING。30分くらいでコールが途切れましたので、あとは終了までSSBとCWを行ったり来たり、RUNとS&Pを組み合わせ、15時を迎えました。
それでは、暫定結果です。
交信数は270局を超え、スコアも20000点を超えました。
272QSOは
昨年参加した50MHz部門の279QSOにかなり近い数字で、144MHzでこれほど出来るのかと私も驚きました。
私の中では2016年の19663点を超えることを目標とし、出来ることなら「20000点を超えたい」と密かに思っていましたが、どうにか20000点の壁を越えられました。
コンテストの運用中に20000点を意識しだしたのは14時頃から。
自分の中ではまだ「いけるかな?」という状態でしたが、残り10分の段階で「これはいける」という確信に変わりました。
最後の15分はSSBでRUNNINGをしましたが、思っていたよりもたくさんの方からコールがあり、1分間に4QSO出来たときもありました。
獲得マルチは
マルチは51と2016年より二つ少なくなりました。
市部で6つ・23区内も6つ落としがありました。
また、雨天の影響で移動局がいなかったのか、奥多摩町も出来ませんでした。
2016年と2018年共に出来なかったマルチは、
国立・東久留米・羽村・北区です。
2016年に出来て今年出来なかったマルチは、
狛江・清瀬・多摩・千代田区・中央区・文京区・目黒区です。
今年の方が23区内の落としが顕著です。マルチは巡りあわせがありますので何とも言えませんが、全体的に23区内の運用局がいなかったのかもしれません。
最後に2016年との比較です。
2016年 250QSO 371*53=19663
2018年 272QSO 404*51=20604
スタートダッシュが効いた分、すべての時間帯で交信数は2016年+20局くらいで推移しています。
マルチは2016年が53、今年は51でしたが交信数が増えたことにより、スコアも約1000点近く伸ばせました。
今回の144MHz部門はたくさんの方が出ておられ、かなりハイレベルな戦いになったものと思われます。
今の段階ではどのあたりにいるのか全く見当が付きません。結果発表を待ちたいと思います。
最後に交信していただいた皆様、有難うございました。
また、交信に至らなかった方につきましては、本当に申し訳ございませんでした。
これからも色々なコンテストに参加して参りますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。