グレートノーザン鉄道

アメリカのグレートノーザン鉄道の実物(歴史、資料等)と鉄道模型(HO:レイアウト、車両)に関するプログです。

「黄色い」オアカー(タコナイト用鉱石車)

2006年03月14日 | 実物・車両
「黄色い」オアカー(タコナイト用鉱石車)

 F'Trackさんからのコメントで、「黄色いオアカー」という題名で頂きました。GN(だけではないのですが)には、大きく分けて2種類のオアカーがあります。ひとつは、昔からの良質の鉄鉱石を運ぶ普通のオアカーです。もうひとつは、良質の鉄鉱石が枯渇するようになってから、鉄鉱石を粉砕して固めてペレットにした「Taconite」用のオアカーです。タコナイトは、良質の鉄鉱石より軽いので、旧来のオアカーより多くの体積を1両のオアカーで運べるため、オアカーの上部を延長して積載量を増やしたものが、タコナイト用オアカーです。GNの場合、タコナイト用オアカーは、この上部延長部分を黄色く塗って区別していたのです。ちなみに、黄色く塗ってあるのは、オアカーの片側(南側)のみです。
 最近、ずっと欠品となっていたWalthersのGNタコナイトオアカーが再生産となりました。詳細は、Walthersのページをご覧ください。
http://www.walthers.com/exec/productinfo/932-4559
 なお、まもなくワンランク上の「Gold Line Series」も3月末には発売される予定の模様です。(写真)
http://www.walthers.com/exec/productinfo/932-4562

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2 コメント

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Re 黄色いオアカー (F)
2006-03-16 11:42:19
自然の環境の中を走る実物としても、レイアウト上を走る模型としても とても好ましい形態だと思いました。

増量分を黄色のペイントで区別している事、南側だけにしか このペイントが無い事など そのような部分も私は気に入っています。



Taconiteと言う鉱石を私は始めて知りました。

その材質の解説付きで 大変良く理解できました。同じ模型を集めるにも、最低このくらいの知識が得られて 初めて生きるのだと思っています。
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受け売り (Jackおじちゃん)
2006-03-16 20:00:08
この種の知識は、皆、gngout(Yahoo! Group)の受け売りです。南側しか黄色く塗ってないというのは、つい1年ほど前に仕入れた知識です。ちなみに、以前のWalthers製品は、両側とも黄色く塗ってあり、この点が不満とgngoutで言われていました。今回の新製品が、正しい塗装になっているかは、まだ不明です。。。
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