仕事上で見かけることは有っても、なかなかプライベートな話まではしないモノで随分と付き合いは長そうだけど驚かされることがあります。
先日も出入りの営業マン…失礼な言い方をすれば私にとっては用が無い御用聞き営業マンと思っていましたが、新規取引に鼻息荒く迫るライバル会社からの提案について公平な意見を聞こうと思い何かと話しが弾みました。
そこで年齢の話となり言われてみればそうかもしれませんが実に同じ学生時代を過ごした同世代であることが解りました。
しかも学校が違うのに交友関係がとても近い…当時健全な高校生徒からはあまり好まざれる名前がドンドン出てきてお互いに『知ってる知ってる、友達友達!!』で盛り上がってしまいました。
全く交流の無いモノがすぐ近くでパラレルにその青春を生き、そして40年近く経って突然クロスしました。
さらに同じ日に今度は結構親しくしている、やはり出入りの営業マン…この人とは趣味の園芸(イチゴの苗を分けて戴いた家庭菜園の先輩)やら子育てお悩み相談などプライベートな話でいつも盛り上がるのですが、先ほどの巡り合わせの話しをしていると『出身地はどこだ…』ということになりました。
たしかに言われてみれば『なるほどね』といえる方言の癖を持っていますが久しぶりに聞いた名前の出身校にビックリ。
『大学時代の同級生が同じ高校のはず…』『アー知ってるかも知れない…なにせみんな同じ名字!!』『ワッゼワッゼ!!』『ギャハハ』
またまた遠く離れた場所でそれぞれの歴史を刻み、いまこの応接台を挿んで飲むコーヒー茶碗に映し出されたお互いの年齢に話しは盛り上がりました。
いままさしくその時代に進もうとしている娘たち。
将来の夢なんていうのはこれから先いくらでも変えることはできる。ただ今の時間だけは絶対に帰ることが出来ない。永遠に…だから大切に使ってほしい。
もうすぐ春が来る…だから踏ん張れ!