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おやじの本音を綴ります。

大分の文化施設事情

2013-10-29 19:17:31 | ブログ


満を持して完成した市民ホールでイベントを行った。

オシャレな館内を歩くと気持ち的にはアカデミックになれるが機能としてはどうなのだろう?

初めて来たばかりでイロイロ言えた柄ではないが、驚愕の声を上げるほどの感動は覚えなかったのも事実だ。城址公園内の文化会館が老朽化のため取り壊されるのと引き換えに建てられたこのホールのシートは決してイベントには向いていない。

もし前席に背の高い男性が座り、その後ろに女性や子供が座ったら・・・残念ながらステージで繰り広げられるパフォーマンスを観ることは諦めるしかない。おそらく高齢者向けに勾配を少なく段差のないフロアを設計したのだろう。講演会ならばそれでもいいが、それでもやはりステージは観たくなるでしょ?

『それでは上の階にでも上がるか』と階段を登り始めたら、これまた不親切なほど長い。確かにエレベーターが2基備えられているが、初めて来た者は自然と階段を登り始める。しかし、まさか踊り場が4つもあるとは予測できるはずもなく、半ばほどで後悔と諦めを交錯させながら階段を登らなければならない。

横に2列配列されたシート内を移動するには手刀切りながら横歩きしなければならない。エコバッグとパラソルにセカンドバッグをもったオバサマが横切りだしたら、思わず露骨に嫌な顔をして見せて膝を抱えなければならない。1200名収容のこの大ホールがおそらく満員になった時には、脱出するにも身動きが取れない閉塞感とフラストレーションが渦巻くだろうと思う。

ところで大分市内にはこのような文化施設が少ない様に思うがどうなのだろう?

高い会場費を払ってホテルでも借りるだけの予算が取れればいいが、1000人を超える人を呼べるだけの施設となると限定されてくる。

何かの記事で大分は文教環境が整っているようなことが書かれていたが本当かい?


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