何かの記事で読んだ。
「人が善いことをした。人はそれを誇りに思う。だが誇りは紙一重で自惚れとなり、そして驕り高ぶり他人を責める。」
誇りを持って生きることは正しい。自信に溢れ堂々とした生き様は見ていても気持ちがイイ。人が何と言おうと自分の信念を貫き通す。その積み重ねは称賛に値する結果をもたらす。
「失敗しないのは成功するまでやり続けるから」
成功者と呼ばれる時代の寵児やセレブ達がよく口にするセリフだ・・・人の忠告など聞かない。そして、いつの間にか名前を聞かなくなった者も多い。
「驕れるものは久しからず ただ春の夜の夢の如し」
古来から語り継がれる定番のストーリーに相も変わらづ嵌まるのは日本人だけではない。
お隣の物騒なお国でも古来からの教えがある。
古来史記の中で三皇五帝の一人帝堯の人物像が伝えれれている。
「その人徳は天の如くで、知は神の如くで、富ても驕らず、貴くしても侮らず、百姓をその才能に応じて分かち、万国を和合した」
さすが四千年の歴史、こんな素晴らしい教えがあるのにこの頃では悲しい出来事ばかり。
「内憂外患」の閉塞感を打破するには良心への道案内、コオロギのジミニー・クリケットを探してくるしかないのかも。
しかしそれにしてもこの空はなんだ?人間の欲望が産み出した毒雲が空を覆う。
これではジミニーが夜空のブルーフェアリーにお願いができない。
「どうかこれ以上自惚れ屋の鼻が伸びませんように・・・」