「GWはムスメとふたりでUSJに行ってきた」と知人に自慢した。
リアクションは容易に推察できた。
「絶対にあり得んなぁ」
そりゃあそうだろう、ワタシもそう思う。
『もう二度とはないかも・・・』と思うと少しさみしい気持ちがした。
彼女の目的はワタシの財布であることは解っている。
目当ての店でなければテンションは低い。
二泊三日の旅行で明らかに態度が違うことが何度かあった。
それでもイイとワタシは思っていた。
だがさすがに高額の品になると気が引けたようだ。
ハリウッドスター直筆サイン入りポスターなどは数十万の値札がついていた。
狙いはハリポタのサイン入りセル画だったが残念ながら無かったようだ。
おそらく金銭感覚の鈍いワタシであれば勢い余って買い与えてくれると踏んでいたのだろう。
しかしお目当てのモノが無いため、早くその場を立ち去ろうとするムスメにホッとしているワタシを彼女は気付いただろうか?
旅の最終日、観光グルメサイトで見つけたスィーツショップに立ち寄る。
雨降りの中、環状線玉造駅から傘さしながら歩いて30分、明らかにテンション低めのムスメに「笑顔、笑顔!!」とリクエストしながら撮った写真だ。
そしてこのケーキを食べたのはワタシ・・・マンゴーのババロアはちょっぴり酸っぱかったが、「今度はディズニーに行きたいね」と言ってくれたムスメにほころぶ親バカ。
『まじ悩むなァ』